2017/10/03

伊勢歴史旅行【2日目】

ごきげんよう!
あいにく雨が降ったりやんだりと、傘が手放せない幕開けとなった伊勢歴史旅行でしたが、2日目の今日は太陽の恵をいただくことができました。
かつてお伊勢参りの際には必ず寄って禊を行なった、という二見浦の二見興玉神社が本日の最初の訪問地。夫婦岩を眺め、神社で禊をし、おみくじも引きました。江戸時代、伊勢参りは半年かけて行う一生に一度の大旅行だったそうです。そんな旅行でも、初めは二見興玉神社で禊をし、そのあと外宮、内宮とお参りをしたそうです。
大漁旗でお見送りしていただきました
素敵なおもてなし、ありがとうございました

二見興玉神社へ 
夫婦岩を前に
おみくじが大吉でした!
私たちも、二見興玉神社のあとは外宮へ。せんぐう館で外宮の作りや式年遷宮の歴史、技術の伝承についてなどを学んだあと、外宮の中へ行きました。空気の流れが変わったように感じる中、お参りの作法を教えていただき、日々の感謝をお伝えしてきました。
せんぐう館

案内人の方に歴史などをお聞きしました

お参りの作法は日本人として知っておきたいもの
心がそろったようにぴったりそろった柏手の音が外宮の中に響きました
大切な人の名前を心の中で三回唱えると良いのだとか
校長先生も唱えていらっしゃいました



外宮をあとにして向かったのは、徴古館・農業館という博物館です。徴古館には、遷宮でお役目を終えた宝物などが展示されています。きらびやかな馬具や細かい図柄の織物など、日本の技術が結集して作られている、ということがよくわかりました。
徴古館の建物はクラシック
宿についてから、海岸沿いを散策。行き先を告げずにたどり着いたのは、御塩殿神社。伊勢神宮に納める塩を作っている神社です。ここでも日々食べ物を食べられることへの感謝をお伝えしました。
潮の香りがしないのが不思議でした
奄美大島の海とは異なる海の顔を堪能

御塩殿神社
町の中に突然森が現れ、その中に神社が

お夕飯には栗の炊き込みご飯
季節も感じられるおいしい食事に感謝

明日はいよいよ内宮へ行きます。本日博物館で学習した内容を思いながら、厳かな空気を感じてきましょう。