2018/04/03

カナダ語学研修【語学学校・5日目】

ごきげんよう。カナダ語学研修も残すところあと6日です。生徒たちは3日間のたっぷりとした休日を、アウトレットでの買い物や、ホストファミリーとお出かけなどをして過ごしたそうです。

今日からまた、語学学校での英語研修が始まります。月曜日の休み時間は、レクレーションが用意されています。午前中の休み時間では、インタビュー形式でのビンゴが行われました。「カナダのマクドナルドに行ったことがある人」や、「英語を3年以上勉強している人」などのお題が与えられているので、生徒や先生に質問をしながら、人を探していきます。ビンゴになると、先生からチョコレートのプレゼントがもらえました。

ビンゴシートをもらい、色々な人にインタビューをしました。
ビンゴが完成したら、チョコレートを先生からもらいました。
午後の休み時間では、椅子取りゲームが行われました。このゲームを企画した、ボランティアの生徒さんに誘われ、生徒たちもゲームに参加しました。最初は恥ずかしがりながらも、みんなと楽しそうに椅子取りゲームをしていました。
椅子取りゲームにも参加しました。
今日も、参加している生徒にカナダ語学研修の様子をインタビューしました。
− 先週の木曜日は体調を崩して、語学学校をお休みしましたが、大丈夫でしたか?
Uさん:はい。もう大丈夫です!こっちに来て、いつもとは少し違う環境なので、疲れが出てしまったのか、体調を崩してしまいました。日本より寒いからかもしれません。

− カナダのご飯や水が合わないことはありませんか?
Uさん:それも大丈夫です!ご飯は美味しいです!でも、甘いものが、日本よりもずっと甘いのにはびっくりしています。Tim Hortonsという、ドーナツ屋さんで買ったバニララテがすっごく甘くてびっくりしました。日本のバニララテは、コーヒーの味が苦味が残るくらいの甘さですが、こっちのバニララテはとてもバニラの味が強くて、とても甘いです。

− Tim Hortonsは、バンクーバーのいたるところにある、24時間のドーナツ屋さんですよね。何を頼みましたか?
Uさん:名前は覚えてないのですが、スペシャルなドーナツを頼みました。カラースプレーがたくさん付いていて、Vancouverって書いてありました!可愛かったです。あと、チョコレートのたっぷりついたドーナツも食べました。

− ホームシックにはなっていませんか?
Uさん:最初からホームシックにはなりませんでした。ホストファミリーのお家はとても居心地がいいです。自分の部屋もあって、ベットと机とクローゼットがあります。シールがたくさん貼ってあって、賑やかで可愛い部屋です。
でも、ご飯を食べる時だけは、日本のものが食べたくなることがあります。

− ホストファミリーは、どんな方々ですか?
Uさん:ホストマザーと仲良しです。お母さんは、平日は仕事をしていて、休日も教会のボランティアをしているので、働き者です。お母さんのご飯は本当に美味しいです。料理が趣味だそうです。パスタや、餃子などを作ってくれましたが、一番好きだったのは、スパムとチーズが中に入ったチキンです。びっくりするほど美味しかったです。
ホストファミリーとは、ご飯を食べている時によく話します。学校で何したか、休みの日は何をしたいかなどを話します。ご飯の後は、プライベートな時間を大切にしているのか、それぞれが好きなことをしてゆっくり過ごします。

− CSLIでの授業はどうですか?
Uさん:先生が明るくて楽しいです。午前の授業の先生は可愛らしい人で、午後の授業の先生は面白いです。いつも「もっと元気にいきましょう!」とクラスを盛り上げてくれます。
授業の最初には、ゲームをすることが多いです。今日は、伝言ゲームをしました。英語の短い文を覚えて伝えていくのですが、みんなで協力していくので、楽しいです。

− CSLI校の印象はどうですか?
Uさん:優しくて明るい先生が多いです。ホストマザーとは、まだうまく伝えられないことがありますが、先生だとなぜかたくさん話せます。多分、自分のレベルをちゃんと見てくれて、単語を選んでくれたり、スピードを変えてくれるので、話しやすいんだと思います。この学校の先生方と話していると、間違えても大丈夫なんだ!、ジェスチャーを使ってでも伝えよう!と思えます。
最初のオリエンテーションで、日本語を話すとイエローカードが渡されて、それ以上授業に出られないというルールを聞かされた時は、心配になりました。もちろん今でも緊張感はありますが、意外と大丈夫で、リラックスして英語が話せます。文法は間違っていても、単語をつなげただけで伝わることもあるし、ふとした時に、日本の授業で習った英文が使えたりすることもあります。英語ができるようになった実感が出てきます。
生徒も、いい人たちが多いです。年齢や国籍を超えて友達になれます!

− 最後に一言お願いします。
Uさん:この語学研修の前に、3ヶ月間、英会話の事前授業がありました。ネイティブの先生方に、日常で使う単語やフレーズを教えてもらい、練習をしてきました。これは本当に役立っています。文法の勉強も大切ですが、フレーズを覚えたりすることで、コミュニケーションの幅は何倍にも広がります。もっともっと色々なフレーズを教えてもらえば良かったと思いました!

インタビューに答えてくれたUさん。食べ物について、楽しそうに話してくれました。

2018/03/31

カナダ語学研修【バンクーバーについて】

ごきげんよう。今日はGood Fridayという、カナダの休日なので、語学学校はお休みです。そこで、バンクーバーの街についてご紹介したいと思います。

カナダ ブリティッシュ・コロンビア州 バンクーバーは港湾都市で、海に囲まれた自然豊かな街です。近代的なビルがたくさんあり、都会的な面がある一方で、森林や山、海という自然に囲まれた面ももち合わせる街です。トロント、モントリオールに続く第3の規模の大都市でありながら、自然を身近に感じられるので、「世界で最も住みやすい都市」と呼ばれています。

生徒たちが通っているCSLI校は、イエールタウンという、倉庫街を改装した街並みが特徴の、洗練された街にあります。学校から15分ほど歩くとダウンタウン中心地に着き、大きなショッピングモールで買い物をすることができます。また、イエールタウンから東に25分ほど歩いていくと、ウォーターフロントという、港に沿って近代的なビルが並ぶ、港湾都市バンクーバーを象徴するようなエリアに着きます。
ウォーターフロントでは、満開の桜が見られます。

桜と海と空のコントラストが素敵です。
語学学校からも歩いて5分のところに港があります。
ウォーターフロント駅の近くには、Gastownという街があります。このGastownは、生徒たちのお気に入りの場所の一つです。街中を歩いていると、カナダのお土産さんはもちろん、メープルシロップの専門店などがあります。そして、この街で一番有名なのが、Steam Clock(蒸気時計)です。15分ごとに汽笛を響かせながら、蒸気を出します。時計の中で蒸気を発生させているので、この時計の周りは少し暖かいです。汽笛は、学校のチャイムのような音で、日本を思い出させます。
メープルシロップ専門店では、いろいろな種類のシロップが買えます。製造している会社によって、色や味がそれぞれ違うので、好きなメープルシロップを探すことができます。

Gastownのシンボル、Steam Clock。時計の上部から蒸気が出ています。
タピオカドリンクは、バンクーバーでも大人気!行列でした。
交通機関は日本ほどではありませんが、比較的発達しています。街には、Sky Trainという地下鉄や、一番使われている路面バス、そして、Sea Busがあります。それほど複雑ではないので、初めて訪れる生徒たちも、すぐにこれらの交通機関を利用できるようになりました。
市内を走るトローリーバス。特徴は、バスの上にある架線です。

道路上空には、幾つもの架線が張られています。この架線から取った電気を使って、トローリーバスは走ります。

バンクーバーは、世界の中でも比較的安全で、穏やかな街なので、海外旅行が初めての高校生でも観光しやすい街です。このような街で、生徒たちはのびのびと生活をしています。

2018/03/30

カナダ語学研修【語学学校・4日目】

ごきげんよう。昨日の晴れ間が嘘のように、今日は1日シトシトと雨が降っていました。バンクーバーは今雨季ですが、日本の梅雨とは違い、湿度が低く、雨が降っていてもベタベタしません。

今日で、語学学校で過ごした1週目が終わりました。本来ならば、金曜日も授業やアクティビティーがあるのですが、今週はGood Fridayという休日なのでお休みです。そして、明後日の日曜日は、十字架に架けられて処刑されたイエス・キリストが復活したことを記念する、イースター(復活祭)です。CSLI校でも、今日は飾り付けや休み時間のイベントなど、イースター一色です。フロントにウサギの人形と、卵の形をしたチョコレートが置いてあり、それは自由に食べることができます。また、休み時間は、Egg Huntというイベントがありました。本来はデコレーションした卵を、家や庭のいたるところに隠して、子供達が探し当てるというものですが、CSLIでは、学校のいたるところに卵型のチョコレートが置かれていて、みんなでそれを探しました。たくさん見つけた生徒は、みんなにお裾分けをしていました。
耳のついたガラスのポットの中には、卵型のチョコレートがたくさん入っていましたが、あっという間になくなってしまいました。

ラウンジやキッチン、廊下などに置いてあるチョコレートを探す、Egg Huntに参加しました。

たくさんチョコレートを見つけました!

また、毎週木曜日の休み時間には、「卒業セレモニー」が行われます。CSLI校は、1週間単位で入学することができます。そのため、毎週誰かがこの学校を旅立っていくので、生徒と先生全員がラウンジに行い、Certificateを授与されるセレモニーが行われます。先生方から、生徒一人ひとりにあたたかいコメントをいただき、先生方みんなと写真を撮ります。初めて見るこのセレモニーの賑やかさに、生徒たちは圧巻されていましたが、来週自分たちがこのセレモニーの中心になると思うと、少し寂しさを感じてしまいます。
卒業セレモニーは大いに盛り上がりました。来週は私たちが主役です。

残すところ、カナダ語学研修もあと1週間ほどとなりました。この1週間は、緊張と慣れないことの連続でしたが、自然と生徒たちの英語力は伸びてきています。まだまだ伸びしろのある成長期の生徒たちです。来週もどんな成長をするのか、楽しみです。

2018/03/29

カナダ語学研修【語学学校・3日目】

ごきげんよう。今日は、珍しく1日晴れていました。日差しが暖かく、なんだか外に出たい気分になります。休み時間には、学校の外で集合写真を撮りました。雨の日が続いていたので、カナダに来て初めての集合写真です。
語学学校の前で撮った、最初の集合写真です。
生徒たちは、語学学校での勉強に少しずつ慣れてきた様子です。リラックスする姿が見られるようになりました。他の国から来た生徒さんたちと授業が終わってからも少し勉強をしたり、先生に質問をしたりするようになっています。
授業が終わってからも、少しだけみんなで勉強しました。

CSLI校は、放課後にもオプションのアクティビティがあります。水曜日はカフェで会話を楽しむプログラムです。生徒たちも、どんなアクティビティがあるのか、自分でチェックします。
今日勉強したことについて、先生に積極的に質問ができるようになりました。
バンクーバーの街にも慣れてきたので、放課後に1時間くらいのお出かけをできるようになりました。今日は暖かい1日だったので、学校近くのウォーターフロントで満開の桜を楽しむことができました。日本で見る桜もきれいですが、青空と青い海とのコントラストで、桜色がよりきれいに見える気がします。
授業の後、桜を見にウォーターフロントまでお出かけをしました。
今日は、夏にアメリカ合衆国オレゴン州での姉妹校語学研修にも参加したHさんにインタビューをしました。

− バンクーバーでの生活には慣れましたか?
Hさん:はい!ホストファミリーともすぐに仲が良くなったし、学校にも楽しく通っています。

− ホストファミリーはどのような方々ですか?
Hさん:私のホストファミリーは、お父さんとお母さんの2人家庭です。お父さんはPainterをしていて、夜は遅く帰ってくるので、朝に話を良くします。お父さんの仕事の話をよく聴くのですが、とても楽しいです。
お母さんは、料理が大好きな人です。カナダ人ですが、お父さんがメキシコ出身なので、Tacoとかのメキシコ料理を作ってくれます。すごく美味しいです!お父さんはお母さんの料理に、緑色のスパイシーな何かをつけて食べています。

− ホストファミリーと、どんなことをしましたか?
Hさん:先週のお休みの日には、お昼を食べた後、Capilano Riverというところに連れて行ってもらいました。1時間くらい山を歩きました。バンクーバーは都会なのに、そこはたくさんの木や、大きな岩がありました。きれいでした。
あと、今週末はイースターなので、お母さんと一緒に準備をしています。ウサギの人形を家のいろいろなところに置きました。今日は、イースター用のテーブルクロスを買いに行きます。

− 語学学校での生活はどうですか?
Hさん:英語のクラスは、周りは年上の方が多いので、わからないことがあっても助けてくれます。グループで一緒に何かをすることが多いのですが、昨日やった、文字を組み替えて文章を作るゲームが楽しかったです。自分のグループが正解すると、他のグループから点数が貰えます。途中まで点数が1番だったグループも、突然全ての点数を他のグループに取られてしまい、最下位になってしまいました。私たちのグループは、2位でした!

− 語学学校までの通学はどうですか?
Hさん:私はバスで通っています。25分くらい、バスに乗ります。最初は、降りるバス停を間違ってはいけないと思い、緊張していましたが、(バンクーバーはストリートが碁盤の目になっているので)降りる場所がストリート名でわかりやすいです。地図があればどこでもいけます。慣れてきたので、今日はいつも降りるバス停よりも1つ前で降りて、もっと近道がないか探してみました。そうしたら、学校の近くに「牛丼屋」というお店があって、日本のご飯が売っていました。気になったので、今日のお昼は友達とそこで食べました。

− 日本のバスと乗り方などは同じですか?
Hさん:基本は同じです。先払いで、Compass CardというSuicaのようなカードをタッチします。ただ、降りるときは違います。日本のバスは、降りるときにボタンを押しますが、こっちのバスは、窓側についているロープを引っ張ると、Stopの表示が出て、降りることができます。

− 最後に、Hさんはポートランドでの語学研修にも参加しましたが、このカナダ語学研修との違いなどを教えてください。
Hさん:アメリカは、フィールドトリップで名所を巡ったり、お買い物をしたり、授業でもお金の使い方やテーブルマナーなどを勉強したりと、体験と実践がほとんどでした。外国の文化などを体験しながら英語を身に付けたい人は、アメリカの語学研修が向いていると思います。カナダは、語学学校で1日勉強するので、体験というよりは、いろいろな国の人と話したい人や、英語を本当に話せるようになりたい人に向いていると思います。ただ、アメリカでの語学研修に参加してから、このカナダでの語学研修に参加したので、英語への怖さとか、ホームステイへの心配などはありませんでした。緊張しないで、このカナダでの生活が楽しめているのは、アメリカに行ったおかげかなと思います。

天気が良かったので、学校の外でHさんにお話を聞きました。

明日は、今週最後の授業です。

2018/03/28

カナダ語学研修【語学学校・2日目】

ごきげんよう。カナダは雨季なので、毎日雨が降っています。朝、生徒たちは少し疲れた様子を見せていました。語学学校で朝9時から4時まで英語漬けになっていると、常に頭をフルに動かしていなければなりません。若さ溢れる高校生でも、全力で勉強しているからこそ、ちょっと疲れが出ているのかもしれません。それでも、授業前にラウンジで卓球をして遊ぶなど、リフレッシュをしながら英語の勉強に励んでいます。
ラウンジにある卓球は、自由に遊べます。ただ、1ヶ月に使えるボールの数が5個と決まっているので、大切に使っています。
お昼頃になり、雨が止みました。久しぶりの晴れ間です。生徒たちは、お茶を持って外でおしゃべりをしました。雨が降っていると寒いのですが、日が当たるとポカポカして気持ちが良いです。休み時間には、ほぼ同い年のブラジルの女の子と知り合い、自己紹介をしたり、抹茶味のチョコレートを一緒に食べたりして、楽しい時間を過ごしていました。
天気が良くなったので、外でお茶を楽しみました。

ブラジルからの女の子と仲良くなりました。
今日も、参加しているYさんにカナダでの生活についてインタビューをしました。
− Yさんのホストファミリーについて教えてください。
Yさん:私のホストファミリーは4人家族です。インターネットで仕事をしているお父さんと、いつも明るく元気なお母さん。お母さんは、ジョークを言って、自分で大きな声で笑う、本当に明るくて優しい人です。あと、パソコンゲームが好きなお兄ちゃんと、絵を描くのが好きな妹がいます。私も絵を描くのが好きなので、趣味が同じでした。妹は、韓国のアイドルグループ、BTSの絵をよく描いています。

− ご飯はどんなものを食べるんですか?
Yさん:昨日の夜は、豆腐の上に肉団子を乗せた、醤油味のものを食べました。美味しかったです。今までで一番美味しかったのは、チーズマカロニです!これは本当に美味しい!朝は、シリアルとパンのどっちがいい?と聞かれたのですが、私は牛乳が苦手なので、パンを焼いて、ピーナツバターを塗って食べました。

− 週末は何をしましたか?
Yさん:(一緒に語学研修に参加している)友達と4人でガスタウンというところに行きました。お昼を食べたり、かわいいお菓子のお店に行ったりしました。10時に集合したんですが、5時までずと歩き回っていました。バンクーバーは景色が本当に綺麗な街です!来てよかった!

Yさんが休日に訪れたお店。カラフルでかわいいキャンディーがたくさん売っていました。

みんなでお昼を食べに行きました。
− 語学学校の授業はどうですか?
Yさん:午前の授業の先生は本当にイケメン!!本当にかっこいいんです!しかも授業が楽しいです。たまに、先生の言っていることがわからないこともあります。クラスメイトは、わからないことを積極的に質問しているので、私もわからない時は聞きたいんですが、まだちょっと聞けていません。私は人見知りな性格なんですが、クラスメイトの女の人たちはよく話しかけてくれて、助けてくれます。
今日の午前中の授業では、「先生が自分の国(日本)来たら、紹介したい場所」というテーマで、プレゼンテーションを作りました。私は、浅草を紹介しました。浅草は日本らしい場所なので。午後は、文法の勉強をしました。今日は「比較」をやりました。

− 宿題は出ますか?
Yさん:今日は出なかったのですが、昨日は出ました。それほど多くなくて、30分くらいでできました。英文を読んで、問題を解く宿題でした。

− 最後に何か一言お願いします。
Yさん:思ったより授業が難しかったです。先生の英語が少し早いので、まだまだ聞き取れないことがあります。でも、クラスメイトはみんな聞き取れているので、なんでなんだろうと思って質問したら、この語学学校に1ヶ月とか通っていて、少しずつ聞き取れるようになってきたようです。あと、みんな「単語」ではなく、「文」で英語を話しているのでかっこいいです。私も2週間後、もっと英語を聞いたり、上手に話したりできるようになりたいです!がんばります!

仲良しのホストマザーに作ってもらったランチを食べるYさん。ボリューミーでしたが、美味しくて完食していました。

2018/03/27

カナダ語学研修【語学学校・初日】

ごきげんよう。カナダに来て、すでに5日目を迎えました。休日をはさみ、今日が初めての語学学校での授業日です。

あいにくの雨の中、生徒たちは元気に登校しました。いつもより30分早めに登校し、CSLIに通う生徒さんたちに学校の中を案内してもらいました。CSLIの中には、誰でも使うことができるPCや、無料のコーヒー・紅茶メーカーがありました。
ラウンジの使い方、ゴミの捨て方などを教えてもらいました。
無料のコーヒーと紅茶を早速飲みました。右のレバーからはコーヒー、左からは紅茶が出ます。
この学校では、入学者には自分の名前の入ったマグカップが貸し出されます。そのカップで、休み時間などではコーヒーを飲みながら、他の生徒と一緒におしゃべりをしたり、のんびりと休憩をしたりします。この語学学校は、休み時間も楽しく英語を学ぶことができます。先生たちは、毎日異なるアクティビティーを用意してくださっていて、今日は、単語のスペルを並び替えるクイズが出題されました。全部正解した人には、チョコレートを配布してくださいました。
自分の名前の入ったマグカップを探します。みんなそれぞれ柄が違います。

休み時間にはクイズに挑戦しました。先生からチョコレートをもらいました!
実際にどのような授業が行われていたのか、語学研修に参加している生徒・Mさんにインタビューをしました。

− 今日は授業でどのような勉強をしましたか?
Mさん:午前中は、まず最初に、英語の曲を聴いて、正しい単語を選ぶクイズをしました。早くて最初は戸惑いました。特に三単現のSは、細かくて難しかったです。そのあとは、時制の勉強をしました。作った文章は必ず発音をします。文法の勉強ですが、発音をするので、相手に正しく伝わるかも大切でした。午後は、ボキャブラリーの勉強でした。今日は職業の名前について勉強しました。

− 授業はすべて英語でしたが、先生の指示や説明はわかりましたか?
Mさん:最初は難しいのかなって思っていましたが、先生の発音がきれいでわかりやすかったです。日本で英会話の授業を受けていますが、それよりも少し話すスピードは早いです。でも、ちゃんと聞いていると、先生の話していることがわかります。

− 授業は楽しかったですか?
Mさん:楽しかったです!最初、自由会話の時間に、「好きな街」についての話をしました。一緒のクラスにいる、他の国からの生徒さんたちともペアで会話をしました。

− どこの街が好きと答えたのですか?
Mさん:ロンドンです。シャーロック・ホームズの家に行きたいので!あと、大阪も好きと答えました。

− ところで、ホームステイはどうですか?
Mさん:行く前は、知らない家族のところに行くので怖いと思っていましたが、ホストファミリーの方々はとても優しかったです。1日で慣れました。私の家には、9歳の弟と5歳の妹がいて、とてもかわいいです!妹は、私の部屋に来て、よく日本のお菓子を一緒に食べています。ベビースターラーメンがお気に入りみたいです。味が濃いからかな?

− 週末はどのようにして過ごしましたか?
Mさん:買い物に行きました。Macというブランドのお化粧品を買いました。日本では絶対に見ないような、青やシルバーのリップが置いてありました(笑)あと、外食もしました。カリフォルニアロールを食べたんですが、お皿の隅に置いてあった緑のものがアボカドだと思って大量につけて食べたら、わさびでした(笑)すっごく辛かったです!

− 最後に、何かメッセージをお願いします。
カナダはアットホームな雰囲気なので、とても好きです。
英語の勉強は、日本でもっとしておけばよかったなと思いました。特に、もっと積極的に外国人の先生たちと会話をしておけば、よかったなと。そうすれば、語学学校での勉強がもっと楽しいのかもって思います。でも、本当にカナダが好きです!

インタビューに答えてくれたMさん。授業の説明などを楽しそうにしてくれました。




2018/03/25

カナダ語学研修【カナダへ向けて出発・オリエンテーション】

ごきげんよう。
今年度から、瀧野川女子学園の国際教育プログラムに「カナダ語学研修」が加わりました。毎年行っている夏の「アメリカ姉妹校語学研修」は異文化体験を中心とした語学研修ですが、春の「カナダ語学研修」は、現地の語学学校に入学し英語研修を行う、語学力向上を目的とするプログラムとなっています。

その第1回目のプログラムが、3月22日から始まりました。成田空港から、語学学校のあるバンクーバーまで飛行機で9時間。これが初めての海外旅行である生徒も多く、成田空港での出発時も、飛行機のなかでも緊張感にあふれていました。
成田空港で渡航前の説明を受けます。みんな真剣にお話を聞いています。
お見送りに来てくださった保護者の方も一緒に記念撮影をしました。

バンクーバーに到着し、まず最初にH.I.Sさんの支店でオリエンテーションが行われました。ホストファミリーとの交流の仕方、ホームステイの諸注意、カナダドルについて、語学学校までの通学方法など、様々な説明を受けました。時差で少し眠たい目をこすりながら、これから始めるホームステイや語学学校での生活について、しっかりと耳を傾けていました。特に、一人で通う、語学学校までの道のりは、一人ずつ丁寧に説明を受けました。オリエンテーションが終了し、生徒たちは、それぞれのホストファミリーのお宅まで送っていただきました。
バンクーバーの空港に到着しました。空港内にある有名な彫刻の前で記念撮影をしました。

ホームステイ先から語学学校までの道のりの説明を受けています。Google Mapを使いながら、何度もシミュレーションしました。
バスや電車などで使えるCompassカード。Suicaのようにチャージして使います。

そして翌日の23日、生徒たちは道に迷わないか不安な中、語学学校まで一人で登校することができました。いよいよ、語学学校での勉強が開始です。この日はまず、語学学校でのルールなどについて説明を受けました。私たちが通うCanadian Second Lanugage Institute (CSLI)は、とても丁寧な指導と、高い英語教育力で有名です。この学校のポリシーは"English Only".本当に英語しか話してはいけないのです。母国語を話すと、イエローカードを渡されます。1枚目のイエローカードをもらうと、その日はそれ以降授業を受けることができません。少し厳しいように聞こえますが、英語を本気で身に付けたいならば、常に英語を話す環境にいることが一番大切です。それを理解している生徒のみがこの語学学校で英語を勉強し、必ず英語の力を伸ばしているのです。この厳しさと、その裏側にある愛情が、CSLIを私たち瀧野川女子学園の語学研修場所として選んだ所以なのです。
オリエンテーションでは、学校のルールや金曜日の無料アクティビティについての説明を受けました。一人一人に学校のファイルをいただきました。
オリエンテーション後、クラス分けのためのテストがありました。最初は筆記試験を行いました。全て英語で書かれたテストでしたが、生徒たちは一生懸命問題に取り組んでいました。その後、英語でインタビューテストがありました。緊張しながらも、生徒たちは楽しく会話ができたようです。このテストの結果は、来週の月曜日に発表され、それぞれの生徒が入るクラスが決まります。生徒たちは、テストの結果にドキドキしながら、この週末を過ごしていることでしょう。

クラス分けテストの様子


筆記テストの後、一人一人インタビューテストを受けます。
オリエンテーションとテストの後、ランチを食べ、近くのショッピングモールに行きました。チョコレート専門店でアイスを買って食べたり、お母さんへのお土産のバッグを買ったりと、それぞれが思い思いに時間を過ごしました。
午後は歩いてショッピングセンターまで行きました。外国らしい町並みに、生徒たちはたくさん写真を撮っていました。

チョコレート専門店で初めてのお買い物。好きなトッピングが選べます。
2日間の休日の後、いよいよ語学学校での授業が開始されます。授業での様子、語学学校での様子、そしてホストファミリーとの生活などについて、これからご報告していきます。お楽しみに!