2022/07/15

高校1年生・一貫4年生バレエ鑑賞会

 ごきげんよう。 7月14日、高校1年生と一貫1〜4年生は日比谷の日生劇場でバレエを鑑賞してきました。 

このバレエ鑑賞は、小中高生に良質な舞台芸術に触れる機会を提供してくださる「ニッセイ名作シリーズ」にご招待いただいたものです。事前に動画をご提供いただき、バレエの成り立ちや簡単なマイム、あらすじについて学習してから鑑賞会にのぞむことができました。

当日は生憎の雨でしたが、一貫1年生高校1年生は初めての芸術鑑賞ということもあり、ワクワクした表情で会場に向かっていました。

 会場に入り席に着くと、まずは劇中でよく使われる「マイム」について解説をいただきました。マイムはバレエの身振り手振りのことで、それぞれ意味を持ちます。言葉を発することのないバレエでは、このマイムを用いてストーリーが展開されていきます。また、舞台横には字幕での解説がついており、バレエが初めての人でも安心して楽しめる工夫が施されていました。

 解説が終わるといよいよ本編が始まります。素敵なオーケストラの演奏からスタートです。 
題目は、シェイクスピアの喜劇をもとにした「真夏の夜の夢」。
舞台はギリシャ・アテネの森の中。妖精の王オベロンと女王ティターニアが美しい少年を取り合ってケンカをしていました。ティターニアを懲らしめようと、オベロンはいたずら者の妖精パックに命じ、「その花がまぶたに触れると目覚めて最初に目にした人に恋してしまう」という魔法の花を手に入れさせました。魔法の花を手に入れたパックでしたが、森に迷い込んだ人間にその花を用いてしまいます。手違いでカップルの組み合わせがあべこべになってしまい、男女4人の恋愛関係は大変なことに・・・。
喜劇が原作ということもあり、クスッと笑ってしまうようなユーモア溢れる場面がたくさんありました。生徒のほとんどが初めてのバレエ鑑賞でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。
事前学習の様子
とてもわかりやすくまとめられているので、
生徒たちもイメージをふくらませて本番を楽しみにしていました