2021/10/31

希望の進路を実現した瀧野川の教育

ごきげんよう。

今日の高校受験生向け学校説明会では、今春本校を卒業し、現役で上智大学に進学した卒業生が登壇してくれました!

【高校受験生向け学校説明会の様子はこちらでご紹介しています】

創造性教育の集大成である「事業化実習」の感想を教えてください。

事業化実習では、時間をかけてみんなでアイディアを出し合い、自分たちで作った商品を販売しました。お客様に喜んでいただき、商品を使ってもらえたことがとても嬉しかったです。

ハワイでは、現地の人と英語で話しながら販売する中で、現地の人の話し方や、自分たちがどのように話したら良いか学ぶことができました。


◯ハワイ諸島修学旅行でのチャリティバザーに挑戦する前はどんな気持ちでしたか?

私たちが作った商品が本当に売れるの心配でした。現地ではハワイ大学のキャンパス内をまわり、声をかけたりして、無事に売れたので安心しました。


◯商品制作をしてみてどうでしたか?

みんなミシンを使い慣れていなくて、夏休みなどを使って家庭科の先生に教わったりしました。たくさん商品を作っていく中で、良いものができてきたので良かったです。


◯ハワイで英語で販売することはどうでしたか?

私のチームのメンバーはみんなハワイに行くのが初めてで、現地の人と英語で話すことにとても緊張していました。商品の魅力を伝えられるか不安でしたが、一生懸命作った商品で伝えたい思いはたくさんあるので、伝えたい思いがあれば伝わるということを感じました。


◯ダンス部でも活躍していましたが、クラブと勉強の両立はどうでしたか?

勉強が苦手だったのですが、放課後など先生たちに質問しに行きやすいアットホームな雰囲気なので、わからないところはすぐに聞くことができ、効率よく勉強する方法を学ぶことができました。ダンスも初心者でしたが、先生や先輩たちが優しく教えてくれたので、両立することができました。


◯高校3年生のあかつき祭(9月下旬開催)でもオープニングなどのパフォーマンスにも参加していましたよね。受験との両立はどうしていましたか?

普段から勉強とクラブ活動の両立ができていたので、あかつき祭でも受験と両立することができました。この両立する力は、大学受験まででなく、大学生になった今でも活かせています。


◯上智大学には公募型推薦を使って進学しました。新しい入試の印象を教えてください。

面接に力を入れているという印象です。学力審査を終えた後面接に向かう途中、面接官の先生に「面接が一番大事」と言われ、不安になったのを覚えています。しかし、創造性教育や他の授業でも、普段から発表する機会が多かったので、受験でも面接の練習と普段の慣れから対応することができました。


◯今通っている大学で学んでいることについて教えてください。

上智大学神学部神学科に通っています。神学部と聞くと、宗教やキリスト教のことだけ学ぶイメージがありますが、哲学や文学についても勉強しています。

これまでオンラインでの授業でしたが、対面での授業が始まるのでモチベーションも上がりますし、周りの人とも関われるのが嬉しいです。


◯最後に、受験生にメッセージをお願いします。

今受験勉強を頑張っていると思いますが、その頑張りは高校に入ってからや、これからずっと活かすことができます。

瀧野川女子学園では対面で授業を行なっているので、コミュニケーション能力や表現する力も身につけられます。学校生活を楽しみにしてください。

【生徒プレゼン】高2事業化実習の報告と高校各コースの特色

ごきげんよう。

昨日開催した高校受験生向け学校説明会の中で、高校2年生の各コース代表者による、「事業化実習」についてのプレゼンがありました。

【創造性教育についてはこちら
【説明会の様子についてはこちら

<進学コース> 代表チーム「日和(ひより)」

企業コンセプト「日常に和を」をもとに、お好みのチャーム・水引・ゴムを組み合わせてつくる、オリジナルの傘チャームを販売。

“雨の日を少しでも楽しい気持ちになってほしい”という思いで商品を開発しました。チャームの傘・鶴・花は、折り紙を1/8サイズにカットし、一つ一つ丁寧に折って制作。レジンでコーティングすることで雨の日でも問題なく使えます。

◯あかつき祭での販売を終えて、どうでしたか?

責任感が強い分、なんでも一人でやる癖があったのですが、作業工程が難しく、自分一人では手に負えなくなった時、チームのみんなで協力することで一つ一つの完成度も上げることができました。

◯瀧野川女子学園に入学して良かったことを教えてください。

創造性教育や礼法・茶道・華道、ゼミといった、この学校ならでは教育がたくさんあります。“自分にもこういうことができるんだ”という発見があったり、人前に出るのが苦手だった私が、ホームルーム委員や事業化実習の社長を務めるなど、自分の可能性を広げられることに気づくことができたことです。


<特進コース> 代表チーム「笑花(えか)」

バスボムとアロマワックスバーを販売。花の香りで癒しを与える商品を開発しました。

内装も疲れやストレスに癒しを与えられるようなデザインにし、幅広い層のニーズに答えられるよう、量り売りや手作りのガチャガチャを制作しました。

どうしたら自分たちの気持ちを伝えられるか、売上以上に、商品を手に取り、思いを聞いてくれたことが嬉しかったです。創造性教育は将来の可能性を広げてくれる授業だと思いました。

◯企業コンセプトを表現する、統一感のとれた商品やお店の装飾など、形にするまでどうでしたか。

特進コースはクラス替えがないので、お互いに意見が言いやすかったり、アイディアをたくさん出し合ったりすることが、完成につながりました。

◯特進コースのおすすめな点を教えてください。

クラス替えがなく意見を言いやすいので、創造性教育だけでなく勉強でもみんなで集まって聞きあえるので安心して取り組めます。休み時間もみんなで集まって遊んだり、とても楽しいです。


<特進選抜クラス・一貫コース> 代表チーム「萌笑(ほほえみ)」

企業コンセプト「日常に笑顔と便利さを」をもとに、傘ストッパーとマルチストラップを販売。唯一無二の商品から自分のお気に入りを見つけるワクワク感を感じてもらえました。

包装や装飾に拘ったのはもちろんのこと、接客にもこだわり、iPadでチームの共有ノートをつくり、1日目の反省などを書き込んで共有し、2日目の接客に活かす工夫をしました。商品のイメージを形にするまでが大変でしたが、あかつき祭では「販売部門賞」を受賞することができ、商品開発から販売までの厳しさ、大変さなどを経験することができました。

◯事業化実習を通して学んだこと、感じたことを教えてください。

事業化実習は将来につながる貴重な経験だと感じました。会社の仕組みを高校生から知ることができるので、社会に出た時に「思っていたのと違う」ということもなく、また、計画性を持って将来活躍するための能力を高校3年間で身につけることができます。モノをつくったり、計画してみんなで大きなものにしていきたいという人には、ぜひ挑戦してもらいたいです。


プレゼンの様子については学園公式Youtubeでも公開しています!こちらもぜひご覧ください♪


<進学コース>


<特進コース>


<特進選抜クラス>

2021/10/30

高校受験生向けに学校説明会を開催しました

ごきげんよう。

今日は高校受験生向けに学校説明会を開催しました。

大正15年に創立して以来、建学の精神である「高い知性と豊かな個性を養い、心身ともに健康で、真に社会に貢献出来る有為な近代女性の育成」を目指し、好きなこと、夢中になれることを見つけ、将来の仕事に繋げる心と力を育む教育を行なっています。

2015年より全校必修で取り組む、創造性と起業家精神を育む「創造性教育」では、思いを形にし、形になった思いを仕事に結びつける心構えを身につけます。この取り組みは、面接を中心としたこれからの大学入試で大きな力を発揮しています。

大学入試改革初年度の2021年度、前年比で総合型選抜4倍、公募型推薦で2.6倍の合格実績を記録。これらの新しい入試形式は、これからの大学入試でさらに入学定員の割合を占めると考えられています。2021年度時点で、私立大学の過半数以上、国公立大学でも3割まで拡大すると目標を示しています。面接主体の新しい入試では、その人ならではのエピソードで志望理由やこれまでやってきたことなど、他の人と差をつける必要があります。これを、「創造性教育」や学習指導要領の枠を超えた専門性の高い内容に取り組む「ゼミ」など、学校での教育プログラムを通して準備をすることができます。

大学入試改革で何が変わったのか、その改革に完全対応した本校の教育について、動画でご紹介!→【大学入試改革の実際】

そして、このような教育を可能にしたのが、第7世代の教育ICTです。


2010年より教育のICT化に取り組み、2016年から「リアルタイム」「双方向型」「メディア複合型」の第7世代で実施。2019年からは全普通教室を「黒板の無い教室」に進化させ、クラウドベースに進む授業を行なっています。普段の授業で主に使用しているMetaMoJiは、ノートを先生と生徒、生徒同士で共有していて、先生は一人ひとりのノートを手元のiPadで確認しながら授業を進めます。一人ひとりの状況を確認しながら進むので、全員が「分からない」「できない」を残さずに授業は進んでいきます。ICTの活用により、2〜3倍に効率化した授業で、実践的な演習の時間を多くとることができています。

英語教育も、ICTの活用によって効率的に進むことで、高校3年間で私立中高一貫6年間分の英語を学び終えることができます。7人のネイティブ教員中心のオールイングリッシュの授業も取り入れた教育で、CEFRで、進学コースA2(英検準2級)、特進コースB1(英検2級)、特進選抜クラスB2(英検準1級)を到達目標としています。


学校説明会では、「黒板の無い教室」で第7世代の教育ICTを体験いただく授業体験にもご参加いただいています。

初めてiPadとApplepencilを使う方でも、ノートとペンと変わらない使い心地で、簡単に操作できることを感じていただけました。また、練習問題に取り組んでいただいている間、先生は手元のiPadから参加いただいている受験生の添削をし、リアルタイムに反映されていく様子も見ていただきました。

このように、授業中でもみんなの手元の様子を先生は見ることができるので、みんなの分からないところなどにも気づき、授業のスピードを変えたり、説明を加えたり、その時の状況に合わせた授業を展開することができています。


次回のブログで、創造性教育の高2「事業化実習」に取り組んだ生徒によるプレゼンの様子をご紹介します!

2021/10/28

「下町塾長会議」で紹介されました!

ごきげんよう。

東京都東部にある「進学個別 桜学舎」「自由塾」「大島栄伸塾」の塾長先生3名によるYoutubeチャンネル「下町塾長会議」で、本学園をご紹介いただきました!

第1弾では、2021年度大学入試で総合型選抜前年比4倍、公募型推薦前年比2.6倍の合格実績につながった教育の取り組みについて、学園の歴史や建学の精神、先端ICT、創造性教育に絡めてご紹介しました。

亀山先生は電車がお好きということで、学園からのトレインビューから動画は始まります!

そして塾長先生と副校長の対談は、「黒板の無い教室」からお届け!2019年から全普通教室が「黒板の無い教室」に変わり、一人1台持つiPad ProとApplepencilを使い、クラウドベースに進む授業を実施。教育ICTについても動画でご紹介しています。

また、第2弾では「創造性教育」について詳しくご紹介します。動画公開をぜひご期待ください。

2021/10/26

普通救命講習を行いました!

ごきげんよう。

中高一貫1年生と高校1年生(中高一貫4年生)が普通救命講習を受講しました。瀧野川女子学園では、中高一貫1年・4年・高校1年生全員が毎年普通救命講習を受け、認定証を取得します。

心配蘇生の手本を見てから、続けて実践です。

人形を使って、使い捨てのマウスピースをはめ、心配蘇生を行います。

人工呼吸の時は、額を押さえ、顎を上げて、気道を確保します。

他にもAEDの操作方法について、一人1つAEDを実際に使いながら学びます。また、ファーストエイドとして止血方法など、DVDを見ながら学びました。


中高一貫1年・4年・高校1年生は防災学習として、今回の普通救命講習の他に、北区防災センターでの防災学習も行っています。

また、救命技能認定証は3年の有効期限があるため、教職員も3年に一度、普通救命講習を受けています。今回受講した中高一貫1年生も、4年生に進学したら再度受講し、認定証を更新します。

このように定期的に防災学習を実施し、救命救急活動に積極的に取り組んでいることに対し、昨年は滝野川消防署より、救急行政に関する感謝状が贈呈されました。いざという時に迅速に対応できるよう、今日学んだことをしっかりと覚え、対応できるようにしましょう。

2021/10/25

【プレゼン】会社をつくりました!

ごきげんよう。

高2創造性教育「事業化実習」で、チームで模擬企業をつくり、企業コンセプトにあった商品を開発。制作した商品をあかつき祭で販売しました。

高校受験生向け学校説明会では、進学コース、特進コース、特進選抜クラス(中高一貫コース合同)の代表生徒による、事業化実習のプレゼン発表を実施。事業化実習での取り組みのほか、各コースの良いところについても聞いてみました!ぜひご覧ください。


<進学コース>代表チーム「日和(ひより)」


<特進コース>代表チーム「笑花(えか)」


<特進選抜クラス・一貫コース>代表チーム「萌笑(ほほえみ)」

受験生向け学校説明会では、在校生や卒業生によるプレゼン発表のほか、第7世代のICT教育を体験できる授業体験もご用意しています。学校生活がイメージしやすいイベントになっていますので、ぜひご参加ください!

【音楽】ICTを活用した授業

ごきげんよう。

毎時間全授業でICTを活用!全生徒・全教職員が1人1台持つiPad Pro&Applepencil、全普通教室で黒板の代わりに導入した大型モニターを、授業の中でどのように活用しているのか、ご紹介いたします。

今回は音楽の授業の様子です。

授業の始まりは「体ほぐし体操」からです。今回はDA PUMPの「USA」に合わせ、先生が体操している動画をモニターに流しながら、クロールやバタフライの動きで肩甲骨まわりを中心にほぐしていきます。

続けて「発声体操」では肩や首を動かす体操をしてから、息を最後まで吐き切るスローブレスを行います。

音階に合わせて発声練習をしたら、校歌を歌います。モニターには校歌の歌詞が映し出されています。

ZARDの「負けないで」を手話をつけて歌います。手話のやり方は生徒のiPadに共有されていて、iPadを見ながら手話をつけます。

5分間の音楽鑑賞では、youtubeに公開されているショパンコンクール参加者の演奏動画をモニターで見ながら、iPadに気づいたこと、感じたことなどを書き込んでいきます。生徒からは、「手の動きがとても繊細だと感じた」「曲調に合わせた強弱のメリハリがすごいと感じた」など感想がありました。


 


このように音楽の授業では、モニターで動画や映像を流したり、板書代わりにmacbookやiPadで作成したスライドを表示したりしています。

生徒はGoogle classroomやMetaMoJiで先生から配信されたプリントをiPad上で見たり、Applepencilを使って書き込んだりします。

また、創作の授業ではiPadに入っているアプリ「Garage Band」を使って、曲を制作します。

太鼓やシンバルといった楽器の音をマスに入れるとネオンが光っているように表示されるので、例えば全体を魚の形になるように音をあてるとどんな曲になるのか、再生して聞くことができます。この場合、曲名は「魚」になるのでしょうか…。他にも「ABCD」や漢字の名前に見えるように音を当てはめて、曲を制作したりしていました。

また、同じアプリを使い、違った方法で曲を制作することもできます。
こちらは、詩を朗読したものをマイクで録音し、エコーなどをかけて「Lead Vocal」とし、他に弦楽器やボンゴ、スクラッチ、パーカッションといった楽器の音をあてて、曲を制作したものです。


1回の授業の中で様々なテーマを展開し、テンポよく進む授業にICTは欠かせないものになっています。また、生徒たちのアイディアを音楽で表現する際にもICTを活用し、より授業を面白く、発展したものにできています。


音楽の授業を映像でも紹介!

【生徒からの授業満足度が高い!アンケート結果はこちら

次回は礼法の授業についてご紹介します!

【国語の授業はこちら】
【数学の授業はこちら】
【地歴公民の授業はこちら】

2021/10/23

校内見学会を開催しました

ごきげんよう。

今日は受験生向けに校内見学会を開催しました。

校内見学1

午前の部では、教員の案内で授業の様子を、午後の部では、生徒の案内でクラブ活動を見学していただきました。

校内の施設見学では、9月に完成した新しい和室や、4Kの映像作品の制作にも対応できるMacルームなどをご案内!

和室

新和室
礼法や茶道の授業で使用。広く明るい和室に、ICT教育に欠かせないモニターも設置。

macルーム

Macルーム
11月上旬にはすべてのiMacを、7つのポップなカラーで展開している最新モデルに!7色のiMacが並ぶMacルームをぜひ見に来てください♪

スポーツフェスティバルを開催しました!

ごきげんよう。
今日は一貫4年生、高校1年生のスポーツフェスティバルが開催されました!

開会の挨拶や選手宣誓、準備体操を行い、いよいよスタートです!

 

まずは「玉入れ」です。

多くの人にとって親しみのあるこの競技。“カゴに玉を入れる”。ルールはいたってシンプルですが、入れ方によって大きな差が生まれます。生徒のみなさんもその入れ方に工夫を凝らしているようでした。

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続いての競技は「台風の目」です。

複数人で一本の長い棒を持ち、定められたコースを走る競技です。コースの途中には2箇所コーンが設置されており、そのコーンを中心に一回転することが決められています。

生徒のみなさんはチームのメンバーで息を揃え、軽快に一回転! 次のメンバーに渡す際には、チーム全員がその棒を跳び越えなくてはならないという決まりも、タイミングをうまく掴んで跳んでいました。

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3競技目は「障害物リレー」です。

スタート前には各チームから「頑張ろう!」「練習の成果を出そう!」と意気込みも聞かれました。

今回のコースは、ミニハードルを跳び越えたり、後ろ向きに進んだり、先生とジャンケンをし勝たなければいけなかったり(!)しました。

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最後は「大縄跳び」です。今回のスポーツフェスティバル唯一の全員参加の競技です。八の字跳びで、何回跳べるかを競いました。スタート前には最後の練習を行う姿が見られるほど、各チーム力を入れているようでした。さあ、練習の成果は出たでしょうか?

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そして結果発表! と、その前に、急遽先生チームも加わって「玉入れ」の追加試合が行われました!

「運動神経に自信はないけど頑張ります!」「玉入れは50年ぶりです!」などと笑顔で話していた先生方ですが、はじまってみると真剣モード! 生徒のみなさんも負けじと必死に投げ入れていました。その甲斐あって、先生チームに勝利! よかったですね。

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全種目が終わっての結果発表、総合優勝は……白チームでした! おめでとうございます!


校長先生からは、「今日のスポーツフェスティバル、楽しめましたか? 勉強だけでなく、こうして一緒に体を動かすことも、とて大切です。これからみなさんにはたくさんの『挑戦』をしていってもらいたい、そして、それらに全力で取り組んでほしいと思っています。一つひとつ、全てのことに力一杯取り組んでいきましょう」とお話がありました。


2学期もまだまだ続きます。学園の「好きなことを思いっきりやりぬく」精神を大切に、やるべきこと、やりたいことに全力で向き合い、取り組んでいきましょう!

2021/10/22

【地歴公民】ICTを活用した授業

ごきげんよう。

毎時間全授業でICTを活用!全生徒・全教職員が1人1台持つiPad Pro&Applepencil、全普通教室で黒板の代わりに導入した大型モニターを、授業の中でどのように活用しているのか、ご紹介いたします。

今回は地歴公民科の授業の様子です。

地歴公民の授業では、大型モニターに参考資料の絵や写真を映し出したり、Google Earthやストリートビューを活用し、地理や歴史に関連する地形などを視覚的に感じられるようにするなど、ICTを活用しています。

授業中は、先生がMacbookとiPad Pro(以下iPad)の両方から、それぞれで作成したMetaMoJiやkeynoteのスライド画面をモニターに映し出すことで、板書の時間を省いています。

基本的な内容を効率よく進めることで、グループワークやプレゼンの時間を多くとることができています。プレゼンでは、生徒はkeynoteでスライドを作成し、それをモニターに映して発表を行います。グループワークでは、覚えた内容を実社会に結びつけて考えられるよう、iPadを使って調べたり、チームで話し合ったりします。グループワークの様子は動画でご覧ください!

【中学3年公民「政策を作って地球を救おう!」動画はこちら


生徒がノート代わりに使用しているMetaMoJiは、先生にも共有されているので、リアルタイムに生徒のノートの状況が分かり、授業スピードの調整やノートを回収することなくその場で添削することができます。

授業前には、事前にGoogle ClassroomやMetaMoJiでプリントを配信し、予習ができるようにしたり、授業後は共有したノートのチェックを先生が行なっているので、質問を書いておくと、先生から回答を得ることができます。

また、小テストや課題提出にもGoogle ClassroomやGoogle Forms、MetaMoJiを活用。授業プリントから課題まで、全てのデータを1台のiPadで管理できています。 


【生徒からの授業満足度が高い!アンケート結果はこちら

次回は音楽の授業についてご紹介します!

【国語の授業はこちら】
【数学の授業はこちら】

2021/10/21

【数学】ICTを活用した授業

ごきげんよう。

毎時間全授業でICTを活用!全生徒・全教職員が1人1台持つiPad Pro&Applepencil、全普通教室で黒板の代わりに導入した大型モニターを、授業の中でどのように活用しているのか、ご紹介いたします。

今回は数学科の授業の様子です。

授業では大型モニター2台を使用。問題や計算過程をMacbookやiPad Pro(以下iPad)で作成し、その画面をモニターに映し出すことで板書の時間を省略。問題を解く演習の時間をたっぷりととっています。

授業で取り組む内容について10分ほどで説明を終えると、残りの40分は演習の時間です。演習の時間は周りの人と相談しながら解いたり、解き方を教えあったりしているので、話し合いながら進むのが特徴的です。その中を先生が様子を見ながらアドバイスして見て回ります。

また、MetaMoJiアプリを使って先生と生徒のノートは共有されているので、先生のiPadから生徒一人ひとりのノートを見ることができます。そこで個別にアドバイスを書き込んだり、リアルタイムに添削しながら授業を進めることができます。

授業前の事前課題や授業後の宿題は、GoogleClassroomを使って配信・管理しているので、プリントの配付や回収の時間を省き、生徒が課題をなくしたり忘れる心配もなくなりました。生徒からも、GoogleClassroomやMetaMoJiの中に授業の全てのプリントやノートが入っているので、「管理しやすくて便利」という声があります。


Applepencilを使用してiPadに手書きができることで、デジタルだけれども、図形やグラフ、関数なども自由自在に書くことができます。
科目ごとの特徴もあわせてご紹介していきます!次回は地歴公民です!


【生徒からの授業満足度が高い!アンケート結果はこちら

【国語の授業はこちら】

2021/10/18

事業化実習〜あかつき祭を終えて〜

ごきげんよう。

10/16(土)に開催した高校受験生向け学校説明会にて、各コースの高校2年生による、事業化実習のプレゼン発表がありました!

説明会の様子についての記事はこちら

高校4

<進学コース> 代表チーム「日和(ひより)」

お好みのチャーム・水引・ゴムを組み合わせてつくる、オリジナルの傘チャームを販売。

“雨の日を少しでも楽しい気持ちになってほしい”という思いで商品を開発しました。チャームの傘・鶴・花は、折り紙を1/8サイズにカットし、一つ一つ丁寧に折って制作。レジンでコーティングすることで雨の日でも問題なく使えます。

◯あかつき祭での販売を終えて、どうでしたか?

最初はやることが多くて大変で、社長を辞めたいと思ったこともありましたが、チームのみんなで制作する中で、段々と楽しさを感じられるようになりました。

◯進学コースのおすすめな点を教えてください。

進学コースはとにかく元気な人が多いです。人数が多くて他のクラスとの交流も盛んで、毎日が充実しています。


高校5

<特進コース> 代表チーム「笑花(えか)」

バスボムとアロマワックスバーを販売。花の香りで癒しを与える商品を開発しました。

内装も疲れやストレスに癒しを与えられるようなデザインにし、幅広い層のニーズに答えられるよう、量り売りや手作りのガチャガチャを制作しました。

どうしたら自分たちの気持ちを伝えられるか、売上以上に、商品を手に取り、思いを聞いてくれたことが嬉しかったです。創造性教育は将来の可能性を広げてくれる授業だと思いました。

◯事業化実習で学んで良かったことは何ですか。

生徒会の仕事が忙しく、なかなかチームのみんなと一緒に作業ができなかったのですが、みんなが都度報告をしてくれて、信頼関係を学ぶことができました。

◯特進コースのおすすめな点を教えてください。

私の学年では特進コースは卒業までクラス替えがないので、3年間同じ仲間と過ごすことができるので、たくさん仲良くなれます。


高校6

<特進選抜クラス・一貫コース> 代表チーム「萌笑(ほほえみ)」

企業コンセプト「日常に笑顔と便利さを」をもとに、傘ストッパーとマルチストラップを販売。唯一無二の商品から自分のお気に入りを見つけるワクワク感を感じてもらえました。

包装や装飾に拘ったのはもちろんのこと、接客にもこだわり、iPadでチームの共有ノートをつくり、1日目の反省などを書き込んで共有し、2日目の接客に活かす工夫をしました。商品のイメージを形にするまでが大変でしたが、あかつき祭では「販売部門賞」を受賞することができ、商品開発から販売までの厳しさ、大変さなどを経験することができました。

◯商品を形にすることの次に難しかったと感じたことは?

クラブ活動との両立が難しかったですが、できる人が少しずつ商品を制作していくことで準備を進めることができました。

◯ハワイ修学旅行のチャリティバザーに向けて一言!

ハワイは日本と文化が異なるので、好みも違うと思います。あかつき祭では好評だったものが、ハワイでは別のものが好評になることもあると聞いているので、事前によく調べて、構想を練っていきたいです。

◯特進選抜クラスのおすすめな点を教えてください。

人数が少ないので、一人ひとりにあてる時間が長くなり、充実した授業や学校生活が送れます。クラスの仲はよく、アットホームな雰囲気がいいところです。

2021/10/16

今の大学入試と実社会につながる教育【高校説明会】

ごきげんよう。

創立者の思いを最新の技術と手法を使って形にし、2010年からは教育のICT化に取り組み、コロナ禍の緊急事態宣言下では、オンラインでも通常時間割通りに実施することができました。

学園の理念や歴史はこちら

好きなことが増えると、得意なことが増えていきます。「夢中になれることを見つけたい」、「思い切り何かに挑戦したい」、「世の中に貢献できるようになりたい」という思いを持った生徒の能力と精神を育み、「好きなことに思いっきり取り組もう!」に本気で取り組む学校です!

高校1

今、大学入試は大きく変わっています。私立大学の50%以上が入学定員の半数以上を面接主体の新しい入試形式に変え、国公立大学でも30%を目標に増える傾向になっています。

面接主体の新しい入試形式である「総合型選抜」や「公募型推薦」では、将来やりたいことが明確で、目的を持って大学で学ぶことができる生徒を見極める入試内容になっています。例えば、志望理由とともに、大学4年間をどう過ごすかの計画表を出願時に提出が必要であったり、大学卒業後の実社会での適正を見極めるグループ討論を行ったりします。いずれにしても、一朝一夕で対応できる内容ではなく、今の大学入試の傾向に合った進路指導が必要になっています。


高校2

本学園では全コース・クラス共通で、「将来どのように生きたいか」を起点に、進路選択をサポートしています。また、今の大学入試と実社会につながる「第7世代のICT教育」×高校の枠を超えた能力を育む「ゼミ制度」×創造性と起業家精神を育む「創造性教育」で、大学入試改革初年度の2021年度大学入試で、前年比総合型選抜4倍、公募型推薦2.6倍の合格実績を記録しました。

「大学入試改革の実態」を詳しく説明している動画はこちら

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「ICT教育」について、2016年からリアルタイム×双方向×メディア複合型の「第7世代」で実施しています。説明するより体験していただく方が分かりやすいので、説明会では15分の授業体験をご用意しています。

今回は英語の授業を体験いただきました。授業の内容は高校入試でもよくでる「不定詞」についてです。

高校3

iPadとApplepencilはノートとペンと変わらない使い心地で、簡単に操作することができます。生徒が使い方のレクチャーをしてくれました!

体験では実際の授業と同じように、先生と受験生とでノートを共有しているので、受験生が書いた内容は先生の手元のiPadでも確認することができます。そして先生が添削した内容もリアルタイムで受験生の手元のiPadに反映されます。ICTを活用した、一人ひとりの「分かる」「できる」を確認しながら進む、コーチング可能な授業や共同学習の仕組みについて体験いただきました。

ネイティブ

国際社会で活躍するための“使える”英語を身につけるため、日本人英語教員と7人の優秀なネイティブスピーカーの教員がチームとなって、「話す」「書く」「考える」レッスンを毎時間行っています。

教材は中高一貫コースでも使用している、「PROGRESS IN ENGLISH」を使用。日常の中で思っていることや感じていることを伝える表現が豊富なこのテキストで、中学の復習も含め、ICTを活用した効率的な授業で、中高6年分を3年間で学び終え、3年間で本当に話せる英語を身につける教育を実施しています。

国際教育についてはこちら

また、国際社会だからこそ、大人の日本女性として自信を持って振る舞えるよう、「礼法・茶道・華道」の授業をそれぞれ1年間、全員必修で学びます。日本人としてのマナーや伝統文化を身につけるだけでなく、チームで働く実社会で、周りのみんなが物事を気持ちよく進められるような心遣いも身につけます。

茶道や華道は授業以外に、放課後のクラブ活動でも同じ流派の先生から習うことができ、学びを深めることができます。華道に関しては、1年間の授業を終えると古流松藤会の初伝のお免状を取得することができ、クラブでの活動を加えると、さらに上の中伝、奥伝、皆伝を目指すことができます。


次回のブログでは、創造性教育で取り組む「事業化実習」について、あかつき祭での販売を経験した高校2年生の生徒によるプレゼンの様子をご紹介します!

中学受験生を対象に華道体験を行いました!

ごきげんよう。

本日は中学受験生を対象に、華道体験を行いました。

本学園では、中学2年生と高校3年生が1年間必修で華道を習います。

流派は「古流松藤会」。本日講師を務めた副総司の岡崎先生が、毎週の授業と華道部のコーチを担当しています。

ちなみに、1年間の授業を受けると、希望者は古流松藤会の初伝のお免状を取得することができます。また、クラブ活動の時間を合わせることで、初伝の上の中伝、奥伝、皆伝を目指すことも可能です。

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さて、華道体験では冒頭に流派についての説明を行ったあと、花材の説明を行いました。

本日の花材は「ニューサイラン」と「くるめけいとう」、それから「スターチス」。
ICTを活用し、先生の手元のiPadから教室内のモニターに画像などが映し出されました。

先生からは「今日の花材はすべて現代花です。“してはいけない”ことはありませんから、葉を曲げたり折ったりしても構いませんよ。自由に生けてくださいね」とお話がありました。

最初は緊張からか、どうしていいかわからずに戸惑っているような様子を見せていた受験生たちも、徐々に手を動かし、また身を乗り出したりして、作品をつくっていました。

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ほとんどの受験生にとって、これが初めての華道。
先生は「伸び伸びと楽しくお花を生けてほしい」と、ほとんど手直しなどはせず、受験生の感性を大切に、一言二言アドバイスをしながら、その作品づくりを見守ります。

「直感を大切に素早く完成させていく子、ゆっくり頭の中でイメージを膨らませながら作品をつくり上げていく子、お花を生けるにも、いろいろなタイプがあります。それでいいのです。それも個性なんですよ」と、岡崎先生。

受験生は本当に自由に、思い思いに花器に花材を入れていました。
葉を丸めて流れを出したり、大胆に直線を描いたり。花も高く空間を生かして生けたり、逆にキュッとまとめてみたり。

参加した受験生からは「楽しかった」「難しかった」という声や、「あかつき祭でも華道体験をしたけど、今日も楽しかった」という感想が寄せられました。


最後に、本日参加くださった受験生の作品を掲載いたします。
個性豊かな作品をぜひご覧ください。

また今後も、入試チャレンジや個別相談会等、みなさまをお迎えする機会を設けて参ります。
ぜひ一度、瀧野川女子学園にお越しください。

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2021/10/15

【国語】ICTを活用した授業

ごきげんよう。

毎時間全授業でICTを活用!全生徒・全教職員が1人1台持つiPad Pro&Applepencil、全普通教室で黒板の代わりに導入した大型モニターを、授業の中でどのように活用しているのか、ご紹介いたします。

今回は国語科の授業の様子です。

授業では主に、教室の大型モニター2台を活用。板書の代わりに、それぞれMacbookとiPad Pro(以下iPad)の画面を映し出し、1台は教材や資料などを、もう1台は共有機能を使って生徒の手元のiPadにも反映している、共有ページを映し出します。


この共有ページの使い方は主に2通りあります。

①先生と生徒が1対1でノートを共有
先生がApplepencilで重要なポイントなどを書き込んでいき、それがリアルタイムにモニターと生徒の手元のページにも反映されます。
生徒は先生の話を聞いて、ポイントとなることなどを自分のページに書き込んだり、指示された内容を書き込んでいったりします。
生徒が書いた内容も先生のiPadで確認することができるので、先生と生徒の意見交換がその場でできるようになっています。

②先生とクラス全員が1つのノートを共有
全員での共同作業が可能になっています。
例えば、穴埋めがいくつかあり、それぞれに生徒を割り当てたとき、共有機能で一斉に穴を埋めていくことができ、みんなで一つのノートを作り上げることができます。
黒板での授業だと、一人ひとり前に出て書き込んだり、他の人が書いたものを書き写すなど、時間がかかる内容も、共有ページを使うことでその場ででき、効率的に行うことができます。


また、iPad1台を画面分割して2つのアプリを立ち上げることもできるので、片方にみんなでつくったノートを表示し、片方に自分だけのノートを表示して、共有のノートを見ながら自分のノートをつくる生徒もいます。

宿題はGoogle Classroomを活用して課題を配信・提出したり、MetaMoJiの共有機能を使って、共有ページに書き込むことで“提出”され、先生も共有ページ上で添削し“返却”することができます。もはや、共有ページでは“提出””返却”といった動作は必要なくなりました。このことで、「提出しているので復習ができません」ということもなくなり、これまでの授業の全てのノートや課題は、いつでもiPadを開けば見ることができ、勉強も捗ります!


ICT化は国語特有の縦書きにも対応し、MacやiPadでの入力はもちろんのこと、Applepencilを使って自由に手書きできるので、板書と変わらず縦書きやルビなども難なくスムーズに書くことができます。


このように、科目ごとの特徴もあわせてご紹介していきます!次回は数学です!

【生徒からの授業満足度が高い!アンケート結果はこちら

2021/10/14

伊勢歴史旅行 2日目

ごきげんよう!

2日目を迎えた伊勢は、昨日とはうってかわってとても良いお天気です。宿の前に広がる海を眺めながら、二見興玉神社を目指します。昔からお伊勢参りをするときは、二見浦で身を清めてからお参りをしていたそうで、生徒たちもまずは二見浦でお参りをしました。同じ海でも、奄美大島とは全く異なる顔を見ることができ、自然の奥深さを感じたようです。

二見興玉神社での参拝を済ませたあとは、外宮へ移動して「せんぐう館」で伊勢神宮の歴史を学びます。事前に学んだ内容も、実際の資料を見るとさらに深まります。外宮のお参りをしながら様々なお話しをうかがいます。たくさんのお宮にいらっしゃる神様それぞれに感謝を伝え、たくさん歩いた2日目が終了します。

明日はいよいよ内宮へお参りします。

快晴のもとで集合写真
快晴のもとで集合写真

外宮へ 案内人の方から様々なお話しを伺います
外宮へ
案内人の方から様々なお話しを伺います

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外宮 豊受大神宮
外宮正宮へお参り

別宮もお参りします
別宮もお参りします


1日目の様子はこちら