2021/04/30

劇団四季出身ダンサーが教えるダンスレッスン

ごきげんよう。

2020年度のカリキュラム改定に伴い、新たに導入した「ゼミ制度」では、学習指導要領の枠を超えた専門性の高い内容や、大学入試改革に対応した内容で開講しています。

開講するゼミは、学期ごとに生徒のみなさんの要望を取り入れて決まります。
2021年度1学期のゼミの一つ「劇団四季出身ダンサーが教えるダンス基礎」では、ダンス部のコーチを務める小松先生が講師となって、ダンスの基礎レッスンを行います。

小松先生は劇団四季のダンサーとして20年間活躍され、専門はジャズダンスです。本校のダンスコーチとしての活動以外にも、幼稚園生から小学4年生までの幼児、生徒にもダンスを教えています。

1回目のゼミではオリエンテーションを行い、先生と受講する生徒がそれぞれ自己紹介を行いました。

このゼミをとった理由は、「踊ることが好きだから」「体力をつけたいから」「楽しそうだから」「体育系の進路を希望しているのでダンスを極めたいから」「苦手だけどやってみたいと思ったから」など、様々です。ダンス経験も人それぞれで、踊りたいジャンルもいろいろです。

先生はみんなの意見を聞いて、これからのゼミの内容に反映していきます。

実際に体を動かして、いろんなジャンルのダンスに挑戦していく様子については、またブログでご紹介したいと思います。

2021/04/26

【アメリカ留学体験記23】PrinceとPrincessを決めました!

 ごきげんよう。瀧野川女子学園では、緊急事態宣言発出に伴い、今週からオンライン授業に切り替わりました。アメリカ合衆国オレゴン州では、普段通りの学校生活が送れているようです。


ごきげんよう。アメリカの学校では、学年の最後に開かれるフォーマルなダンスパーティー、「プロム」が行われます。そのプロムのPrinceとPrincessを決める投票が、今週月曜日に行われました。高校生の各学年男女一人ずつが選ばれるので、全部で6名のPrinceとPrincessが投票で選ばれます。しかし、投票できるのは自分の学年のみです。

今週の金曜日、投票結果がお昼の放送で発表されました。私の学年では、男女ともに私が投票した人がPrinceとPrincessに選ばれました!選ばれた人たちには、男子には王冠とPrinceのタスキ、女子にはティアラと薔薇、Princessのタスキをもらっていました!


2021/04/24

校内見学会を実施しました

ごきげんよう。

今日は受験生を対象とした校内見学会を実施しました。

生徒会の生徒が校内をご案内します。各施設では、普段どのような授業を行なっているかなど説明しながら見てまわります。



体育館ではクラブ活動の様子も見ていただけます


次回は5月29日(土)に校内見学会を実施します。

午前の部は授業の様子をご見学いただけます。瀧野川女子学園独自の「創造性教育」の授業がどのように行われているのか、ぜひご覧ください!

午後には生徒のご案内で、クラブ活動をご見学いただけます。学園生活の様子や授業がどのように行われているかなど、生徒の声を直接聞くことができる機会になっています。

感染症対策を実施のうえ行いますので、みなさまのご予約・ご来校お待ちしております!

【ご予約はこちらのページから】

生徒総会をオンラインで実施

ごきげんよう。

今日は生徒総会があり、生徒会より昨年度の決算報告と今年度の会計予算についての決議がありました。

感染症対策のため、Google Meetを使ったオンラインでの生徒総会を行い、生徒はクラスごとに各教室から参加しました。

各項目について生徒会から報告が終わると、質問のある人は挙手ボタンを押して発言することができます。質問がないことを確認したら、クラス委員の生徒がクラスの決をとって、人数を廊下にいる生徒会役員に報告します。

生徒会役員はMetaMoJiを使って、本部と共有しているノートに人数を記入することで、本部は各クラスの賛成・反対の人数を集計することができます。


MetaMoJiは普段の授業でも使用しており、クラウドを使ったリアルタイムの協働学習で、50分の授業時間中殆どの時間を自分で考え、手が動き、会話しながら進めることができます。

明日から緊急事態宣言期間に入りますが、26日(月)から来月11日(火)までオンライン授業に切り替えます。今回の生徒総会でも活用したMetaMoJiとGoogle Meetを使い、リアルタイムに双方向に進む授業で、いつもと変わらない時間割通りの授業を行います。

2021/04/21

中高一貫1〜3年生が明治神宮に行ってきました。

 ごきげんよう

中高一貫1〜3年生合同で明治神宮へ行ってきました。

本校と明治神宮との関わりには古くから歴史があります。
創立者の山口さとる先生の夫で、初代校主の山口鼎太郎先生は新聞社の編集長として、
皇太后陛下について「明治皇后」という著作を残していらっしゃいます。
広く女子教育の充実を進めていらっしゃった陛下の思いは、私達の学園にも脈々と受け
継がれており、その両陛下が祀られている明治神宮は、私達にとって、とても縁の深い
場所です。


事前に行った調べ学習をもとに、先生からのミッションにチャレンジしながら伸び伸び
と過ごす事ができていました。本殿での参拝では、総合的な学習で学んでいる礼法を生
かす事ができました。

令和2年に鎮座百年祭を迎えた明治神宮の森は荒地だったとは思えない素晴らしい森で、
生徒たちは豊かな自然を五感を使って感じる事ができました。


明治神宮という豊かな場所でたくさんのことを感じ、学ぶとともに学年を超えて親睦を深める事ができました。これからの学園での活躍にも大いに生きてくることでしょう。


ZIP!でタブレットを使用した授業の様子が放送されました

ごきげんよう。

日本テレビ「ZIP!」の取材があり、今朝放送されました。

文科省が「小中学生の近視の現状を調査する」ことに関連して、
タブレットを使用して授業を行っている学校での工夫について取材いただきました。




本校では明るく、開放的な教室で授業を行っているので、iPad画面の輝度を高く設定する必要はありません。
また、A4サイズの大きな画面で、指を動かすだけで拡大・縮小といった操作できるので、文字なども見やすく、目への負担は少なくなるようにしています。

2019年から全普通教室が「黒板の無い教室」に変わりましたが、
その際にも、成長期の目を疲れさせないよう、たくさんのテストを重ねてきました。
その結果、部屋を暗くしないと見えづらいプロジェクターではなく、今の大型ディスプレイにたどり着いたのです。

これからも生徒にとってより良い教育に取り組んでいきます。ぜひご期待ください!

2021/04/20

【アメリカ留学体験記22】陸上のトーナメントに出場しました!

 ごきげんよう。日本では、少しずつ気温が高くなり、日によっては初夏のような時もありましたが、アメリカ合衆国オレゴン州もとても天気の良い日が続いているようです。


ごきげんよう。この前の土曜日、とても天気が良かったので友達とピクニックをしました。気温が28度もあり、とても暖かかったです。


今週は、陸上のトーナメントがありました。私はPortland Christian Schoolsの代表として出場しました。私は、100m, long jump(走り幅跳び)、triple jump(三段跳び)の三種目に出ました。私は3つの種目で2位を取ることができました。それぞれの学校の代表選手全員の成績を点数化され、その合計点を競うのですが、私の学校Porland Christian Schoolsは男女ともに総合優勝を勝ち取ることができました!練習は男女混合で、毎日2時間ほどしていたので、成果が出て良かったです!

今回のトーナメントの様子はPortland Christian SchoolsのFacebookやInstagramでも紹介されています。私が走っている写真も載っていました!この試合に出場した私以外の生徒は、毎年オレゴン州代表としてアメリカの大会に出場しています。一緒に写真に写っている右側の男性は、私のホストファザーで、陸上のコーチです!とてもいい写真が撮れているので、ぜひPortland Christian SchoolsのInstagramなども見てみてください!




2021/04/17

創造性教育全校発表会が行われました(第2部)

ごきげんよう。

第1部に続けて、後半の発表の様子についてご紹介します。
今回の発表には講評者として、東京工業大学名誉教授で本学園理事の廣瀬茂男先生、東京工業大学教授で本学園評議員の齋藤滋規先生にも参加いただき、発表を聞いていただきました。


高校1年「商品企画コンペティション」では、世の中にはまだないけれど、手にした人々に「これが欲しかった!」と感動してもらえるような、近未来の夢の商品を考え出し、学内企画コンペに挑みます。


「HEALTHカルテ」

体温や血中酸素濃度、脈拍などが測れ、自分の健康状態を簡単に測れる商品です。また、ニオイ感知センサー機能があり、体臭から糖尿病などの病気を感知する機能もあります。
HEALTHカルテには計測した数値の他、症状に合った薬が表示されたり、それらを音声や字幕付きで知らせることもできます。スマホよりも小さいサイズを想定していますが、画面を拡大表示することもできるので、文字の大きさにも困りません。

発表を聞いた生徒からは、「小さい子供から高齢者の方まで広く使用できるアイディアが詰まっているので、自分の症状がうまく伝えられない場合にも、この商品が役立つと思うので、とても良いと思います」と感想がありました。


「ワンタッチ歯ブラシ」

「忙しい朝に時短できるアイテムを」というところから、歯磨き粉が自動で出る電動歯ブラシの商品を開発。専用歯磨き粉には異なるフレーバーを用意し、ブラシ部分は古くなったら交換することができます。また、歯磨き粉を補充するブラシの内部は専用洗浄液を使い、自動洗浄ボタンで洗浄・乾燥することが可能です。

発表後の質疑応答では、「ブラシから音がでる機能は、聴覚障害のある方は?」「電動の振動の強さはどのくらい?」と積極的に質問があがりました。また、廣瀬先生からは「具体的なところを突き詰めていくと、より現実的なものになると思います」とアドバイスをいただきました。


「小型測定器タッチライト」

光を使って物の距離や容積を測ることができるペン型の測定器。直線・曲線の補正機能やバックライト付きで高機能。ペンのグリップを握る強さで測り始めと終わりを操作します。また、光はその場で留まるので、測った場所も分かるようになっています。
容積の測り方は、筒の円を数カ所と高さを測ることで出せるので、測る円の箇所を増やすことでより正確に測ることができます。

質疑応答では「ライトからでる光はどのくらい強いの?」「物ではなく空間を測ることもできますか?」などあり、廣瀬先生からは「すでにレーザーを使って距離を測定できるカメラがあるので、それを参考にするとより現実的になると思います」と感想がありました。


高校2年「事業化実習」では、仲間を募り、出資して、模擬会社を立ち上げ、あかつき祭でデザイン思考を駆使したオリジナル商品を販売します。事業化実習では、皆で会社を創る起業を体験し、仕事とは何か、会社とは何か、役割をもって世の中に向き合う社会人とは何かを体験の中で学びとります。


「BGI」

あかつき祭販売部門賞を受賞したこのチームは、金魚やヨーヨーのモチーフをレジンで作り、イヤリングやマスクチャームといったアクセサリーにして販売しました。商品改良に悩んだ分クオリティーを上げることができ、あっという間に完売することができ、成長率195.3%と大成功に終えることができました。

「人によって作業量やクオリティーに差が出てしまうと思うが、どのように工夫しましたか?」といった質問には、「人それぞれの得手不得手があるので、得意を活かせる役割に分けて仕事量が平等になるよう振り分けました」とあり、後輩にとって参考になる回答がありました。

齋藤先生からは、「今回の利益は時給換算にするとどのくらいか。本気で起業を考えると、もっと売上を上げる必要がありますが、どうしたら良いと思いますか?」と問いがあり、「レジンの型を増やして増産すればもっと利益があったはず。また、商品の価格設定を見直すことでも利益を上げられると思います。」としっかりとした回答がありました。


「Fantasy Bubble」

あかつき祭に向けて制作したCMが素晴らしく、MVCM賞を受賞したチーム。感染症対策で手洗いの機会が多い中、「当たり前の時間を癒しに」といったコンセプトで、紙石鹸と宝石石鹸を販売しました。今回の事業化実習を通して、「もし起業するなら、利益を上げるために生産量を増やし、バリエーションを増やすことでお客様のニーズに答えたい」と感想がありました。

価格設定について齋藤先生から質問がありましたが、「最初は儲けを考えていたが、企業コンセプトから、生活に必要な物はより多くの人に買ってもらうために、ギリギリの価格設定にしました」と、お客様目線でより現実的に考えられていることが伝わりました。


「霞草」

巾着とランチョンマットを融合させたオリジナル商品を販売。机に直接お弁当を置かないので、感染症対策にもなるというアイディアです。しかし、一つ一つ丁寧に作ったことで1時間に3つしか生産できないという問題もあり、売上が伸ばせなかったと反省がありました。

齋藤先生も商品の仕組みに関心を持たれ、「皆でアイディアを出し合って新しい機能が作られているのは素晴らしい」と感想をいただきました。


全ての発表を終え、校長先生、廣瀬先生、齋藤先生、副校長先生から講評をいただきました。

校長先生「毎年どんなアイディアがでるか楽しみにしていますが、一人ひとりいろんなアイディアがでて楽しめました。中学生は発表方法に工夫があり、高校生は質疑も多く、そこからまた新しい気付きが生まれ、より良い商品になっていく感じがしました。事業化実習は創造性教育の集大成ですが、チームで何かを創り出す大変さ、成功に行き着くまでの試行錯誤、また新たに皆で考えより良いものを創り出す気持ち、とても大切です。新たな学年での取り組みも楽しみです。」

廣瀬先生「HERO研(廣瀬先生が所長を務める極限環境ロボティックス研究所)ではまさに、皆がやっているような商品を開発している人がいて、日常のいろんな気づきから商品が生まれているいい例があります。アイディアから実際に作ってみて、そこから改良を重ねていく、ものづくりとはこういうことです」

齋藤先生「東京工業大学ではエンジニアリングデザインをやっていますが、新しいものを作り続けることは企業として重要なことです。コロナが収束しても元の日常に戻ることはなく、新しい世の中へと変わり、今までと同じ商品やサービスでは売れないものがでてきます。世の中が変わる時は新しい課題が明らかになる時で、その時に準備ができていれば有利に働きます。一度経験したことは2回目はより良くできるようになるので、起業の経験を活かして欲しいです。」

副校長先生「”まずやってみよう”と勇気を持って、自分のアイディアを出し合って前に進むことが大切です。新しい学年で新しい取り組みが始まりますが、自分から働きかけ、自分から行動し、より楽しく、実り多く、豊かなものにしましょう」


創造性教育で育む「創造性」と「起業家精神」は、これからの世の中で活躍するために必要な力です。一人ひとりの柔軟な考えを持ち合い、チームで働く貴重な経験を、これからの進路に活かしていってほしいと思います。

創造性教育全校発表会が行われました(第1部)

ごきげんよう。

本日は、創造性教育の全体発表会が行われました。
この記事では第1部の模様をお伝えします!


そもそも瀧野川女子学園の創造性教育とはどういうものかと言うと、新しい価値を生み出す「創造性」と、それを社会へ還元していく「起業家精神」を育成するというもの。

創造性教育では、様々なプロジェクト型学習を通じて、新しい物事を創り出し、多くの人と共に事業を立ち上げ、世の中に送り出していけるようにトレーニングをします。
また、クラスメイトと様々なことに取り組みながら、チームで共に働くためのコミュニケーション能力も身につけます。

【創造性教育・中高一貫コースはこちら】

【創造性教育・高等学校はこちら】

では、お待たせいたしました。発表の模様に参りましょう!


トップバッターは中高一貫コース2年生「理想の街を創ろう〜Happy Green City〜」です。
身近な「街」をテーマに、誰かにとっての「理想の街」を創り出します。

中高一貫コース2年生
「理想の街を創ろう〜Happy Green City〜」

クラスメイトとブレインストーミングを行い、フィールドワークも実施。理想を形にするために、ジオラマを作成しました。
ブレインストーミングの結果、“自然”“幸せ”といったワードにたどり着いた2年生。
製作したジオラマには、「海エリア」や「自然エリア」といった“自然”を具体的に表現したものだけでなく、「洋館エリア」や「遊園地エリア」など、楽しめる場所も。
また“幸せ”を感じるためにはみんなが安心・安全な暮らしがおくれる必要があるということから、「住宅エリア」には大きな病院も建てられていました。

ヘッドマイクを装着し、手元のiPadを操作し発表
要所々々でレーザーポインタも使います

「イメージを形にするのは大変だったけれど、できあがった時はすごく達成感があった」と振り返っていました。


次は、中高一貫コース3年生による「大道芸ロボットを創ろう〜かめ子とのっ子」です。
中学から必修の「情報」の授業と共に、子どもたちを喜ばせるエンターテインメントロボット創りに挑戦しました。

中高一貫コース3年生
「大道芸ロボットを創ろう〜かめ子とのっ子」

いかにして見る人・子どもたちを喜ばせられるかーーそこにエンターテインメントロボット創りのテーマがあります
創り出すロボットでどんなことができたら喜んでもらえるのか考えた結果、「意外性のある動きをすれば、面白いのではないか」ということにたどり着いたという3年生。

基本機能となる、
「会話(Bluetoothを活用)
「宝箱(甲羅の中に大事な者が入れられる)」
「甲羅の着せ替え(あかつき祭で募集したデザインを採用)」に加えて、
かめ子には「走る」、のっ子には「転ぶ」(!)という機能が作られました。
「走る」は単に前に進むだけでなく、サーボモーターを使うことで動きを強化したそうです。

かめ子には「走る」、のっ子は「転ぶ」といった
それぞれ特徴となる機能が

実はこのエンターテインメントロボット創り、例年ロボットコンテストに出場してきましたが、昨年度はコロナの影響で中止に。今日の発表では、そこで流すはずだったショートムービーも上映されました。
ロボットだけでなく、発表自体もエンタメに富んだものでした。


続いては、中高一貫コース中学課程修了研究発表です。
最初は、4年生のYさんによる「出汁の秘密」です。

中学課程修了研究発表「出汁の秘密」

頭痛が酷く、そのせいで気分が落ち込んでしまい、なかなかクラスにも馴染めなかったというYさん。
お母様の勧めで「出汁」を飲み始めたところ、頭痛が和らぎ、気持ちも前向きになりクラスメイトとのコミュニケーションも取れるようになったことが、「出汁」について研究するきっかけだったそうです。
発表では出汁について、その成分や基本五味、また日本や西洋・アジアの出汁の違いについて調べたことが述べられました。

基本五味について
(甘味・酸味・塩味・苦味・旨味)

調べるだけでなく、「出汁」についてのアンケートも実施。周りの人たちが抱いている「出汁」についてのイメージや、どんな風に出汁を摂取しているかなどについて聞きました。

結果は「出汁は体に良さそう」というプラスのイメージが96%と高く、また、取り入れ方で多かったのは「お味噌汁や煮物に出汁を用いる」というものだったそうです。
その結果にYさんは、「出汁は脇役だと思われがちだけど、主役になれる!」「出汁をそのまま飲んで欲しい!」と感じたんだとか。発表では、もっともっと出汁を手軽に取れるように、簡単なレシピも紹介されました(そのレシピはYさん手作りの、オリジナル動画で紹介されました)。


第1部最後は、中高一貫コース中学課程修了研究発表
4年生のYさんによる「味覚の違い」です。

中学課程修了研究発表「味覚の違い」

調べるきっかけになったのは、「好き嫌いには個人差があるが、それは年齢や遺伝的なものなのか? どうして人によって好き嫌いが異なるのか?」と、疑問に思ったことだといいます。

味を感知する、味蕾(みらい)についての解説

そもそも味を感知するのは、舌にある「味蕾(みらい)」という小さな突起物。その味蕾の数によって、感じる味の度合いが変わってくるそうです。
また、味蕾は子どもから大人になるにつれて数が減少していくんだとか。つまり、子どもの頃の方が味蕾が多いため、味により敏感だということ。
「子どもの頃は苦手だったけど、大人になったら食べられるようになった」というのは、味蕾の数の減少が関係しているそうです。(大人の私としては、ちょっと切ない事実・・・)

発表では、味蕾による味の感知の仕方だけでなく、遺伝的・環境的要因による好き嫌いのメカニズムについても述べられました。


第1部はここまで!
中学生の発表は映像などが随所に盛り込まれていて、聞く人を引き込むものでした。

このあとは第2部です。お楽しみに!

2021/04/16

瀧野川女子学園の教育について

心を磨き、能力を身につける「新世代の教育」×先端ICT

 

人としての成長を導く場所

学校は、先生や仲間と様々なことに挑戦する中で、成長していく場所です。先生たちは毎日の朝礼や終礼、お掃除の時間、毎週のロングホームルームや創造性教育の時間、校外学習を通じて、生徒の皆さんと共に考え、歩み、成長へと導きます。
そして学校生活の中で、全ての根本となる、自ら積極的に物事に取り組み、社会に貢献していく意欲と態度を身につけます。


高度なICT 化による実践的な演習で、学術的思考を鍛える教育

学術的思考を身につけ、未知の事がらにも動じない考える力と、判断思考の基準となる確かな教養を身につけます。
そのために、高度なICT 化によって実現した解りやすく効率的な授業により、「教える」時間を短くし、仲間と取り組む「実践的な演習」を日常的に行います。
これを一人1台のiPad ProとApplepencil、「黒板の無い教室」を使い、クラウドベースで全教科、全授業毎日行っています。
授業では、生徒たちは事前に配信されたファイルに直接書き込んでいきます。
先生たちは手元のiPadで、生徒たちがどれくらい理解しているか、どこでペンが止まっているか、リアルタイムに知ることができます。
先生たちは生徒たちの状況を分かった上で、自在に授業をコントロールすることができます。
「分からないまま」がない状態が作れる。だから自信を持ってスピードをあげることができる。
生徒たちが気持ちよく理解が進むテンポまで授業のスピードをあげたところ、授業によってはそれまでの2~3倍のスピードで授業を進めることができたのです。
一人ひとりの好奇心や観点を引き出し、学術的な思考のもと、仲間と一緒に実践する中で、大学や実社会で未知の領域に挑戦するために必要な、発表、議論していく力を育みます。
高校2、3年次の「ゼミ」では、学習指導要領の枠を超え、大学での学びにつながる実践的な内容を学びます。
この取り組みが、もはや半数を超えた新しい大学入試の対策にも活きています。

【教育のICT化についてはこちら】


創造性教育の時間

創造性教育では、様々なプロジェクト型学習を通じて、新しい物事を創り出し、多くの人と共に事業を立ち上げ、世の中に送り出していけるよう、新しい価値を生み出す「創造性」と、それを社会へ還元していく「起業家精神」を育成します。
また、授業を通して、チームで共に働くための高いコミュニケーション能力も身につけます。
実践や体験を通して自分の思いを形にし、それを仕事に結びつける力は、大学や社会で通用する実力を問う、新しい大学入試の対策にもつながり、昨年度、本校の約8割の卒業生が、この新しい入試の形を含む選抜で、年内現役合格を決めています。

【創造性教育・中高一貫コースはこちら】

【創造性教育・高等学校はこちら】


独自の情報教育で身につける、技術応用能力

学校独自設置科目である「創造性教育」と、「情報科」の授業で、コンピューターを理解し、プレゼンテーション能力、映像制作能力、プログラミング能力を身につけるなど、今や実社会から切り離せないコンピューターを応用し、新しい価値を創造するために必要な能力を育みます。


「毎日留学」楽しく無理のないオールイングリッシュの授業

オールイングリッシュを前提とした、「話す」「書く」「考える」ことを中心に据えた英語教育では、ネイティブ教員と日本人教員のチームによる段階に応じた指導で、国際社会で活躍できる、生きた英語力を身につけます。
豊富な語学研修プログラム、ネイティブ教員の英語以外の授業への参加など、英語を実際に使う機会を日常的に設けています。
放課後にも、より発展的な英会話やディベートの講座を開設し、より高いレベルへチャレンジできる環境を整えています。


仲間と共に学ぶ「礼法」「茶道」「華道」

礼法:弓馬術礼法小笠原流、茶道:江戸千家、華道:古流松藤会

国際社会で自らの利益だけを主張するのではなく、「大人の日本女性」として自信を持って振る舞い、周りの皆が心地よく物事を前に進めていけるような心遣いができるよう、中高一貫コースでは6年間、高等学校では3年間に渡り、毎週流派の先生に来ていただき、クラスの仲間とお稽古します。
お稽古で学んだことを、皆で日々行うことで、心と体の深いところまで行き渡り、自然に振る舞えるようになります。

クラブプレゼンテーションを行いました

ごきげんよう。

瀧野川女子学園には12種類の文化部と9種類の運動部、3種類の同好会があります。新入生にどんなクラブがあるのか紹介するため、クラブごとによるプレゼン発表がありました。



トップバッターはチアダンス部。
Da-iCEの「DREAMIN' ON」に合わせ、
力強いパフォーマンスを見せてくれました。


新感覚おにごっこ「カバディ」
全国的にも数少ないクラブです


文芸部では自分の小説が冊子になります!

学園公式Youtuberのたきtube同好会

剣道部は
都大会を目指して頑張っています!

箏曲部では古典曲以外の
現代の曲も練習しています

華道部では
古流松藤会の副総司に習います

プロのコーチに教わるテニス部

合唱部は「天使にラブソングを」より
「Hail Holy Queen」をリモート合唱した様子を流し
会場では手拍子で盛り上がりました

放送部は
たきラジ、朗読、ドラマ撮影など
活動内容を動画でアピール!

バドミントン部は
映像の中の黒いシャトルを探す問題を出題。
正解は体験入部で!

美術部は「美術部モンキーズ」として
映像×パフォーマンスで魅せます

体験に来た新入生(役)に
映像の中の先輩が演劇部を紹介

茶道の授業を担当する
江戸千家の実力者から習う茶道部

漫画で活動内容を紹介する
漫画研究部

楽器紹介を動画内の演奏の音を使って紹介した
吹奏楽部

パート紹介が分かりやすい動画を作成した
軽音楽研究部

バトン部は
Don't forget smileを大切にしています

日頃の練習内容や過去のパフォーマンスを
動画で紹介した書道部

ユニフォームでパス練習を見せた
バスケ部

ギターミュージック同好会は
顧問のセルウィン先生と
奄美大島修学旅行で撮影した動画でアピール!

練習の様子を動画で紹介した陸上部

ステージいっぱい使って
レシーブ練習を見せたバレー部

最後はダンス部の紹介
キレのあるダンスをチームごとに見せてくれました

クラブの顧問の先生やコーチ、部員が活動内容を紹介しているクラブブログも公開しています!今回のクラブプレゼンについて紹介しているクラブもあります。ぜひご覧ください!