2016/10/30

高校2年 ハワイ修学旅行 【5日目】

ごきげんよう。

修学旅行5日目。今日は今回の修学旅行のメインともいえる、ハワイ大学マノア校との交流プログラムです。
交流プログラムの中心は、ハワイ大学の学生たちに向けて行うチャリティーバザーです。本校の学園祭であるあかつき祭で、生徒たちは自分たちで様々な商品を作って販売しました。ここでは、その商品をさらに改良して売り出します。
日本の高校生がチャリティーバザーを開くという話は、コーディネートをして頂いたハワイ大学のReza先生から学生たちにも伝わっており、準備中から興味津々で見守っています。
 

バザーが始まると、早速多くの学生たちが様子をのぞきにきます。そして、生徒たちも一生懸命に英語で接客を始めます。はじめは、たどたどしくもありましたが、片言でもきちんと通じると分かると、どんどんと積極的になって売り子を行います。
このバザーの目玉は学園祭でも高い評価を受けていた、2年1組の「和袋庵(わのふくろやさん)」です。学園祭のときと同様に日本から持参した浴衣を着て接客します。その様子を見た商品を学生たちも、口々に「kawaii !!」と日本語で声をかけてくれています。中には一緒に写真を撮って欲しいという学生たちもおり、積極的なコミュニケーションをとっていました。
  
バザー開始後しばらくすると、ハワイ大学の学生たちが用意してくれた宣伝用のビラを届けてくれました。それを受け取ると、積極的にビラ配りをし、もっとたくさんのお客さんに来てもらおうと頑張ります!
宣伝のかいもあってか、バザー開始2時間程度でsold outになるグループもありました。修学旅行前には自分たちの作った商品を自分たちの手で売ること。しかもそれを英語で、外国で売るという体験をするなど、まず想像もできない事態だったと思います。しかし、それこそがこの修学旅行で生徒たちに体験して欲しいことでした。この修学旅行のテーマの一つである「未知への挑戦」を果たした生徒たちは出発前より一回りも、ふた回りも大きく成長したことでしょう。
4時間ほどに渡ったバザーは大好評のうちに幕を閉じることが出来ました。バザー会場の片付けをした後は、Reza先生の案内でキャンパスツアーに出発します。
大きなキャンパスの中を歩きながら、近い未来の自分の姿を思い描いていたのでしょうか。こんな大学に通ってみたいという生徒の声もちらほら聞こえてきます。この思いを胸に、これからの学園生活も頑張っていきましょう!

貴重なハワイ大学での体験を終え、生徒たちはホテルへと戻ります。ホテル内の自由時間では、買い物やビーチの散策など、思い残しがないように目一杯楽しんでいました。
日が暮れた後は、全員でビーチに集まりヒルトンハワイアンビレッジで打ち上げられた花火を鑑賞しました。ホノルル市内でも有名だというこの花火ですが、まるで修学旅行の成功を祝う花束のように感じられたことでしょう。本当に心に残る旅になってくれたことと思います。
 
明日はいよいよ日本への帰国です。
最後まで気を引き締めて有終の美を飾りましょう。