2021/12/18

2学期の終業式が行われました

ごきげんよう。

2学期の終業式が行われました。本日は久しぶりに校歌も合唱。マスクをしたままではありますが、体育館は生徒のみなさんのきれいな歌声、ハーモニーに包まれました。

校長先生からは、

「未曾有のウイルスが蔓延する中、多くの気づきがあったことと思います。特に2学期はあかつき祭や進路選択など、自分で物事を決めて挑戦することが多かったのではないでしょうか。それらに強い心をもって立ち向かい、困難を乗り越えていくみなさんの姿、とても誇りに思います。よく頑張りました。」

「世界では今も、様々な問題が起きています。例えば、来年2月に開催される冬季オリンピックへ、アメリカなどの民主主義国家が外交的ボイコットを表明する事態などが起きているのです。何故そのようなことが起きているのか、まずは調べ、知ることから始まります。正しい知識が行動の基です。世界の物事の本質を理解するために世界史を学び、先祖より学ぶために日本史を、そして法律をつくり国をつくるために公民を学びます。来たる令和4年が日本と近しい友人たちにとって実りあるものになるよう、みなさんもよく学び、備えていきましょう。」

とお話がありました。


終業式の後には表彰伝達式も行われ、多くの生徒が表彰されました。

 

美術部
第17回世界絵画大賞展
「入選」5名

第49回東京私立中学高等学校 生徒写真・美術展(美術の部)
「特選」1名、「入選」3名


華道部
第94回全日本いけばなコンクール いけばな大賞2021学生部門(高校生の部)
「準特選」1名

書道部
第37回高円宮杯 日本武道館書写書道大展覧会
「日本武道館賞」2名、「大会奨励賞」2名

第20回全国書道展
「書道展賞」1名、「特賞」1名、「優秀賞」名4、「秀作賞」3名、「努力賞」1名

第105回書教展
「全日本書道連盟奨励賞」1名、「審査委員長賞」1名、「全日本書道教育協会賞」1名、「特選」2名、「団体奨励賞」

その他
令和3年度薬物乱用防止標語
「入賞」1名
令和3年度中学生「税についての作文」「佳作」1名
第32回伊藤園お〜いお茶俳句大賞「佳作」1名


生徒のみなさんの頑張りがたくさんの場面で認められ、とても嬉しいですね。

また来年、元気に登校されることを楽しみにしています。
寒くなってきましたので、みなさん体調には十分気をつけてお過ごしください。ごきげんよう。

2021/12/17

創造性教育「事業化実習」中間発表の様子をお伝えします!

ごきげんよう。

先日行われた高校2年生の創造性教育「事業化実習」の中間発表。
取材※も受けた、中高一貫コースと特進選抜クラスの合同会社の発表の様子が届きました!

※取材については【創造性教育「事業化実習」中間発表が取材されました!】をご覧ください。

中高一貫コースと特進選抜クラスの合同チーム
「萌笑(ほほえみ)」の発表はこちら

動画をご覧いただくとお分かりいただけるように、「事業化実習」は、クラスメイトとチームを組み出資し、模擬企業を設立。そして自分の興味や強みを活かせる役割(社長、広報、会計、生産など)を担当し、オリジナル商品の企画・開発や製作、宣伝(例:CM作成)等に取り組みます。模擬とはいえ会社のため、もちろん利益についても検討。売値を設定し、あかつき祭(学園祭)で販売しました。そこでの売り上げを元手にハワイ諸島修学旅行(今年度は3月に予定)でのチャリティバザーに挑むため、戦略の見直しや商品の改良、再生産を重ねていくため、今回その中間報告として発表を行ったのです。

今年は全10チーム。あかつき祭での収穫や改善点を検討し、3月に予定している「ハワイ諸島修学旅行」で行われるハワイ大学チャリティーバザーではどのようにブラッシュアップされた商品がお目見えするでしょうか? またの報告を楽しみに待ちましょう!

ハワイ大学チャリティーバザー2018の様子はこちら

2021/12/16

3科平均偏差値が69.6に! 入学後に成績が伸びる瀧野川の教育

ごきげんよう。

先日行われたベネッセ総合学力テスト(全国)、高校2年生3科(国数英)の結果が出ました。

中高一貫コース 偏差値 66.9(平均)

特進選抜クラス 偏差値 69.6(平均)


中学受験で首都圏模試による中高一貫コースの入学基準偏差値は38
高校受験でV模擬や北辰テストによる特進選抜クラスへの入学基準偏差値がおよそ56

もちろん偏差値が全てではないですが※、目に見える数値という形で、このような結果が表れたことはとても嬉しく思っています。(中には3科偏差値が76.5という生徒も!)

※偏差値と志望校選びについて詳しくお話ししている動画は【こちら】。


瀧野川女子学園は、先端ICTを活用した教育第7世代のICT教育)や創造性教育など、生徒たちの「糧」となる取り組みを多く行っておりますが、生徒たちの本分である学業についても、きめ細やかな教科指導ゼミ制度の充実化など、学力を伸ばす教育に力を入れております。

※各コースのカリキュラムについては下記をご参照ください。


結果として大学入試改革※元年と言われた2021年度は、筑波大学などの国公立大学をはじめ、上智大学東京理科大学学習院大学法政大学などの難関私立大学などへ、約80%の生徒が年内に現役で合格

※進路指導と2021年度の合格実績については【こちら
※大学入試改革の実際についてご紹介した動画は【こちら


2021年度大学入試の合格実績
※クリックすると拡大します

今年2022年度も、11月より合格通知が届きはじめ、12月上旬の時点ですでに約80%の生徒が進路を決定埼玉大学和歌山大学といった国公立大学や、東京薬科大学青山学院大学立教大学などの難関私立大学をはじめとする大学へ合格しています。

※2022年度の合格速報は【こちら


瀧野川女子学園は、これからも生徒たちのためになる取り組みを行い、生徒たちが希望する進路へ進めるような教育、生徒たちの努力を支える環境づくりを行って参ります。ぜひご期待ください。

【合唱部】合唱を通して自己表現力が身に付く!

ごきげんよう。

瀧野川女子学園の部活動を支えてくださっている各部のコーチ。そのコーチ陣をご紹介!

今回は合唱部の目黒コーチにお話を伺いました。

目黒コーチは東京藝術大学声楽科をご卒業後、東京学芸大学大学院音楽コースおよび東京藝術大学大学院独唱科を修了され、現在はオペラ団体の一つ「二期会」の会員として活動されています。


◯合唱部ではどのような指導をされていますか。

発声や音とりといった基本的なことから行っています。あとは、今年のあかつき祭のように、事前に生徒それぞれの歌を収録したものを合唱の形になるよう編集して、リモート合唱動画を作ることもしました。

◯オンライン期間はどのようなクラブ活動をされていましたか。

それぞれ歌っている音を録音してGoogle classroomにアップしてもらい、それをチェックして指導しました。

◯本校だからできる活動などはありますか。

少人数なので個々の力が全体の完成度に影響します。一般的には複数人で一つのパートを歌いますが、1パート一人の時には自分のパートをより責任を持って歌う必要があります。

最初は一人で歌うのが恥ずかしいということもありますが、だんだんと慣れてきます。そうすると、人前で発表することにも慣れるので、歌だけでなく、プレゼンや面接にもつながります。歌うことで自分を表現する力がつくんですよね。

生徒に曲のイメージを聞いて、
それを歌うときのイメージへ繋げるようアドバイス。
はっきりとした発音の歌い方に変えることで、
ポジティブな曲であることが伝わってきました!


◯指導される上で、どんな生徒が多いと感じますか。

長い付き合いの中でだんだん素が見えてきて、考えだったり能力を徐々に出してくる感じですね。控えめな子が多いイメージです。

◯今後の方針ややってみたい活動がありましたら教えてください。

コロナ禍の影響でリモート合唱を取り入れましたが、見せ方の幅が広がりました。こういう方法も良いなと感じたので、一番重要なのは生での合唱ですが、今後も取り入れていきたいと思います。


本校では4年前から、音楽の授業と合唱部の方でご指導いただいており、入学式の「歓迎の奏」で歌を披露されることもあります。

歌のプロからコーチングしてもらえる合唱部。そこで磨かれた表現力を、学生生活の中で発揮していく姿を楽しみにしています!


次回はどんなコーチが登場するでしょうか? お楽しみに!

【華道部コーチ紹介】
【箏曲部コーチ紹介】
【吹奏楽部コーチ紹介】
【ダンス部コーチ紹介】
【チアダンス部コーチ紹介】
【テニス部コーチ紹介】

2021/12/14

創造性教育「事業化実習」中間発表が取材されました!

ごきげんよう。

全学年必修で行われている瀧野川女子学園独自設置科目の「創造性教育」。
今日はその集大成とも言える「事業化実習」(高校2年生)の中間発表が行われ、その模様が東京都東部にある学習塾三校からなる「下町塾長会議」の一校、「自由塾」町屋教室・教室長吉元先生による取材を受けました。(動画公開については後日お知らせします!)

左から吉元先生と、取材を受けた高校2年生2名、芝辻先生

今日中間発表が行われた「事業化実習」は、クラスメイトとチームを組み出資し、模擬企業を立ち上げるところから始まります。そして自分の興味や強みを活かせる役割(社長、広報、会計、生産など)を担当し、オリジナル商品を企画・開発、製作、宣伝(例:CM作成)などを行います。模擬とはいえ会社のため、もちろん利益についても考えます。売値を設定し、あかつき祭(学園祭)で販売。そこでの売り上げを元手にハワイ諸島修学旅行(今年度は3月に予定)でのチャリティバザーに挑むため、戦略の見直しや商品の改良、再生産を重ねていきます。

今日はあかつき祭を終えた全10チームが、各社コンセプトやそれを具現化したオリジナル商品の説明、商品生産の苦労、広報戦略やあかつき祭での販売について、売上、成長率などの報告、ハワイチャリティーバザーに向けての改善点などについて発表しました。
なかには商品開発の取り組みについて、某テレビ番組をオマージュした動画を新たに制作し、発表するチームもありました。

中間発表の様子

吉元先生の取材を受けたのは、中高一貫コースと特進選抜クラスの合同チーム「萌笑(ほほえみ)」の社長と副社長。「創造性教育、事業化実習を通じてどんなところが成長したと思いますか?」と問われると、

「一人ひとり責任をもつことで、“やりとおす力”がついたと思います」
「“めげないことの大切さを知りました」
「社会に出てから経験するようなことを先取りできました」

との回答が。


創造性教育、事業化実習の取り組みを通じて「創造性」と「起業家精神」を養うことで得られるものは、変化の多いこれからの社会を生き抜くための“力”を身につけることだけではありません。様々な取り組みを通じて自分たちだけの経験をし、それを乗り越えることで得られる“自信”をもつことにもあります。生徒のみなさんにはぜひ、その力や経験、自信をもとに、高校卒業後の進路や将来について考えをつなげていってほしいと思います。


<下町塾長会議の瀧野川女子学園に関する動画>

「瀧野川女子学園に聞く!」の件【下町塾長会議124】(動画

「瀧野川女子学園の創造性教育って何?[前編]」の件【下町塾長会議125】(動画

「瀧野川女子学園の創造性教育って何?[後編]」の件【下町塾長会議126】(動画

2021/12/13

【吹奏楽部】コーチは音大大学院在学中の本校卒業生!

ごきげんよう。

瀧野川女子学園の部活動を支えてくださっている各部のコーチ。そのコーチ陣をご紹介!

今回は吹奏楽部の伊藤コーチにお話を伺いました。

伊藤コーチは本校の進学コースを卒業後、武蔵野音楽大学の声楽科へ進学。現在は同大大学院の修士課程で声楽を専攻しています。今年から本校吹奏楽部のコーチとして、後輩を指導していただいています!


◯声楽科で勉強されている内容と、今コーチとして指導いただいている内容を教えてください。

声楽科ではオペラやクラシックの歌曲を学んでいます。瀧野川女子学園在学中は吹奏楽部に所属していて、その時に久保先生が顧問をされていて。今年からまた久保先生が顧問をされるということでお声がけいただき、コーチとして関わらせていただいています。

吹奏楽部時代はトランペットを担当していたので、金管の子たちを中心に見ています。声楽で呼吸法を学んだことを活かして指導することもあります。音程やリズムをとる基礎練を中心に週1〜2回見ていて、合奏の方は基本的に久保先生と外部コーチが担当されています。あとはコンクールの引率も行いました。

正しい腹式呼吸の練習。
お腹だけでなく腰側にも空気が入っているか確認。


◯本校だからできる活動などはありますか。

他校だと人数が多くいるところもあり、コンクールや大会前にはオーディションがあって、限られた人だけがステージにあがります。ここは人数が少ないので、できる曲も限られますが、必ずステージに出て演奏ができます。楽器が限られることから、例えばバリトンサックスの人がチューバのパートを吹いたり、違うパートのメロディーを音の近い楽器の人が担当することもあります。これは人数の多い学校ではできない経験ですね。楽器の割り当ては久保先生か外部コーチがスコアを見て決めています。


◯指導される上で、どんな生徒が多いと感じますか。

私がいた頃は“やってやろう”精神の人が皆を引っ張っていく感じでしたが、今は和気藹々と、”皆一緒にやっていこう!”という感じで、協調性があります。優しくて良い子が多いので、そういう雰囲気が演奏にも反映され、優しい音色が特徴的だと感じています。

今年のあかつき祭吹奏楽部公演


◯今後の方針ややってみたい活動がありましたら教えてください。

ブレスが浅くて息が続かない子が多いので、課題を改善できるような指導をしていきたいです。あとは演奏を披露する場をつくってあげたいですね。例えば定期演奏会ですとか、あかつき祭が終わって次の目標にできたり、経験を積む場所というのは必要だと思います。曲をたくさんやることで応用もきくようになりますからね。


卒業生がそれぞれの道で成長し、後輩を指導する逞しい姿を見ることができるのは嬉しいですし、今の在学生にとっても、先輩の活躍する姿を近くで見て、目標にできる存在がいるというのは大きいと思います。今後の吹奏楽部の活躍に期待したいと思います!

【吹奏楽部公式ブログはこちら


次回はどんなコーチが登場するでしょうか? お楽しみに!

【華道部コーチ紹介】
【箏曲部コーチ紹介】
【ダンス部コーチ紹介】
【チアダンス部コーチ紹介】
【テニス部コーチ紹介】

2021/12/11

大学入試にも活きる! 創造性教育「事業化実習」

ごきげんよう。

本日行われた、今年度最後の高校受験生向け学校説明会では、進学コースの高校3年生2名による「事業化実習」についてのプレゼンテーションも行われました。
説明会の様子はこちら

「事業化実習」とは、瀧野川女子学園が独自に設置している科目「創造性教育」での取り組みの一つです。

創造性教育について詳しくはこちら

登壇した進学コースの二人(Gさん・Hさん)は「BGI(Beautiful Girls Institute)」という会社をクラスメイトと出資し起こし、オリジナルの商品を企画・開発。自分たちで商品の製作も行い、あかつき祭(学園祭)で販売しました。今日はその「IR報告」として、どのようなことを行ってきたのか、事業収支も含めて発表をしてくれました。

※<動画は今年7月に行われたIR報告会の様子ですが、ぜひご覧ください。


この創造性教育「事業化実習」の取り組みは、昨年度(2021年)に大きく変わった大学入試でも大いに活きてきています。

中でもIR報告書は「生徒たちがどのようなことに取り組み、どんな高校生活を送ってきたのかがわかる」と、面接主体となってきた各大学の入試(総合型選抜や公募推薦型など)で教授陣(面接官)の興味を惹いたそうです。

「IR資料を大学の先生がご覧になってくれて、面接の時は創造性教育の話で盛り上がりました。私自身も、自分が経験してきたことなので自信を持って話すことができました」(Gさん)、「面接時間の半分くらいが創造性教育の話でした。(事業化実習の経験は)とても強い武器になりました」(Hさん)との話もありました。


発表したお二人に「創造性教育で身についたことは?」と問いかけると、

「創造性教育で身についたのは、人前に立って行動する力や、自分で物事を判断する力です。今までは自分で何かを考えたりすることがあまりなかったし、初めて“社長”というのを務めることになって、社員のみんなと協力して商品の製作から販売までできるか不安だったんですけど、そういう力が身についたと思います」(Gさん

「私も、その会社の社長や副社長として、常に先を見据えて行動することの大切さや、商品のクオリティを上げることの難しさを痛感しました」(Hさん

との答えが。


ちなみに、進学コース・高校3年生の二人は、すでに大学受験を終えています。

Gさんは養護教諭を目指して聖徳大学(心理・福祉学部 社会福祉学科)へ、Hさんは長年夢見てきた看護の道へ進むべく埼玉医科大学短期大学(健康医療学部・看護学科)への進学が決まりました。

※今年度も12月の現時点で、すでに生徒の約80%が進学先を決定しています


「中学校のときは勉強の仕方がわからなかった」というHさん瀧野川女子学園の進学コースでよかったことはたくさんありますが、先生方は教えるのがとても上手」と本学園の教員についてお話ししてくれ、Gさんは「私も進学コースでよかったです。進路指導について、特進選抜クラスや特進コースと違いがあるんじゃ無いか? と心配になる方もいると思うんですけど、瀧野川女子学園は学年全体で講演会やセミナーを開いてくれるので違いはありません。どのコースにいても、先生方が全力でサポートしてくださいます」ともお話ししてくれました。

本学園は生徒のみなさんの「糧」になる教育・取り組みだけでなく、その糧を最大限活かす、きめ細やかな進路指導も行っています。

希望する進路を叶えたい受験生のみなさん、一緒に瀧野川女子学園で学んでみませんか?