Pacific Universityでの今日の授業は、「歴史」がテーマでした。オレゴンが開拓された歴史や、オレゴン州ができるまでの歴史を学びました。最初、開拓民は、3000kmの道を歩いてオレゴン州までやってきたそうです。荷物は動物が引っ張るワゴンに乗せ、3000kmという長い道のりを歩いてきた苦労は、全く想像することができませんでした。途中で動物などに襲われた人もいたそうです。そんな大変な思いをして開拓された、このオレゴン州の歴史を聞くと、今の生活のありがたさを改めて実感します。今日の宿題は、1890年代の日本の生活を考えてくることです。生徒たちは、アシスタントのHanaさんに一生懸命、どういう風に英語で表現するのかを聞きながら、宿題をこなしていました。
休み時間には、Rachel先生と一緒に日本のラジオ体操をしました。先生にとっては初めてのラジオ体操でしたが、とても楽しそうにやってくださいました。先生とも少しずつ仲良くなっています。


午後は、フォレスト・グローブの市内を、地元の女の子とたちと一緒に回りました。今回は、ただ市内を歩くのではなく、フォレスト・グローブ市内にあるお店や図書館などについての質問に対する答えを見つけながらの散策です。映画館で上映されている作品を調べたり、街中にあるポストを写真に撮ったりして、質問をこなしていきました。途中で迷子になり、地図を見ながら場所を探すなど、チームが一丸となって質問の答えを見つけていきました。歩きながらたくさんお話ができて、たった1時間のスカベンチャーハントでしたが、みんながお友達になったようです。最後は、みんなでコーヒーショップに入り、飲み物を注文してみました。アメリカのコーヒーを飲みながら、英語で先生方と会話を楽しみました。




スカベンチャーハントから帰ってくる途中に、ガイドのScotさんが、Take a biteと書かれた、植木鉢について教えてくれました。Take a biteと書かれた植木鉢に植えられている野菜は、みんなが自由に食べて良いそうです。今日は、ミニトマトがなっていました。試食させてもらうと、ちょっと酸っぱいけれど、美味しいミニトマトでした。オレゴン州は、「地産地消」をモットーにしていて、オレゴンで育った野菜の美味しさをみんなにお裾分けをする願いを込めて、Take a biteを行っているそうです。街がどのちょっとした所に、オレゴンの人たちの優しさを感じました。


明日は、Pacific Universityの畑で収穫のお手伝いをし、最後にピザを作ります。