ごきげんよう。
100年に一度と言われる大学入試改革について、何が大きく変わったのか、そしてどんな力が求められているのか、動画で詳しくご紹介しています。
Part1 実社会で有用な中高教育へ
ごきげんよう。
100年に一度と言われる大学入試改革について、何が大きく変わったのか、そしてどんな力が求められているのか、動画で詳しくご紹介しています。
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瀧野川女子学園では、創立時より受け継がれる精神と最先端の教育で、国際社会で真に活躍貢献できる日本女性を育成します。
今回ご紹介するのは、全学年必修で行う授業「礼法・茶道・華道」についてです。
弓馬術礼法小笠原流では、「相手を大切にするということは、自分を大切にすること。まずは自分を大切にすること。」という教えから、自分や相手と向き合う心遣いとその体の使い方を学びます。
授業では、基本である“美しい姿勢”をもとに、物の持ち方やお茶のいただき方、襖の開け方、献花焼香、浴衣の畳み方など、1年通して体験しながら学びます。
流派である小笠原家は明治以降、女学校で礼法を教えることを重点的に取り組んできました。昔は母親が子育ての役割だったので、女学校で教わり、母親になったら子供にも伝えられるように、またその子供が伝えられるように、っという思いで始めたようです。昔からの歴史が今も受け継がれています。
ごきげんよう。
今日は大妻女子大学、跡見女子大学、十文字女子大学、女子栄養大学の4つの女子大学の方に来ていただき、学校説明を行なっていただきました。
それぞれの大学の学部学科の紹介や、入試形式の説明をしていただきました。
説明会の中で、総合型選抜などで課される面接では、自分の言葉で伝えることが大切であるというお話もありました。例えば、学校案内パンフレットに書かれている言葉を引用したような受け答えではなく、オープンキャンパスで会った教授や学生との話で感じたことなど、自分だけのオリジナルストーリーがあると、説得力があるというお話でした。
大学入試改革初年度の2021年度大学入試で、本校は前年比で、総合型選抜4倍、公募型推薦2.6倍の合格実績を記録しました。
【進路指導と合格実績についてはこちら】
本学園独自設置科目「創造性教育」や高校までの学習指導要領を超えた学びができる「ゼミ制度」など、実体験を通して自分が将来どのように生きていきたいか考える機会がたくさんあります。実体験であるから、自分の言葉で説明することができ、説得力もあります。
これまで面接に挑んだ先輩たちの話を聞くと、実社会につながる本学園オリジナルの教育の内容は、大学の先生にとっても興味深い話で、たくさん話を聞いていただけたとのこと。
これから受験に挑む3年生も、本学園での中高6年間もしくは高校3年間で身につけた経験や能力を存分に発揮して、自分の望む進路に進んでもらいたいと思います!
ごきげんよう。
創造性教育の集大成といえる、高2・一貫5年で行う「事業化実習」では、チームで出資して模擬会社を起業し、オリジナル商品を企画・生産してあかつき祭で販売します。
そして高3・一貫6年では、事業化実習での取り組みを数値化し、他の人に分かりやすく伝えるための「IR報告書」を作成し、プレゼンします。
IRとは、企業が株主や投資家に対し、財務状況など投資の判断に必要な情報を提供していく活動全般のことを言います。
創造性教育を通し、「仕事とは何か」「会社とは何か」「役割をもって世の中に向き合う社会人とは何か」を体験の中で学びとります。
先日、高3・一貫6年が「IR報告書発表会」を行い、全7チームの各代表者による発表がありました。
報告書には、企業概要、組織図、商品紹介と製造工夫、1年間のスケジュール、インサイト、コンセプト、価格設定の推移、販売計画、販売数量と売り上げ、資本金成長率、感想、今後の展望について、A4両面1枚にまとめられています。
各発表の質疑応答では、投資家の立場で発表を聞いたときに、投資価値がある会社であるとアピールするために、さらに改善すべき点などの意見もありました。
例えば、販売計画と販売数だけでは、「たくさん売れ残ったのでは?」と思われてしまいますが、実生産数を載せることで、より販売数の評価につながり、また、完売のタイミングを加えることで、その売れ行きの印象も変えることができます。
他にも、あかつき祭では会社のコンセプトや商品イメージに合わせた内装にも力を入れていたので、お店の内装についてや、接客の工夫など売り上げにつながった成功の秘訣なども端的に追記できると良いという意見もありました。
最後に副校長先生からの講評では、「起業して新しいことに挑戦したみなさんの頑張りを、IR報告書を通して、他の人に見える形にすることができました。このように見える形にすることで、さらに分かりやすく相手に伝えることができ、自分自身のアピールにもつながります。思いの丈を発表するのと違い、数値に落とし込んでいくことは大変だけれども、自分の評価を上げることができます。総合型選抜といった新しい大学入試では、この授業を通して何を学んだのか、見える形にすることで、大学の先生方にもちゃんと伝わり、そして驚くと思います。事業化実習を通して、自分が何を感じ、これから何に挑戦していきたいのか、何を自分の仕事にしていきたいのか、考えるきっかけになったと思います。この経験をこれからの糧にしてください」とお話しがありました。
あかつき祭販売部門賞を受賞した、チーム「BGI」の発表の様子は、公式Youtubeで公開しています。ぜひご覧ください!