2021/09/18

中高一貫学校説明会を開催しました

ごきげんよう。

今日は中学受験生向けに、学校説明会を開催しました。


今はまだ好きなことや将来やりたいことが見つからなくても、「好きなことを見つけたい」「何かに挑戦したい」「社会に貢献したい」という思いを持った生徒が、好きなことを見つけ、思い切りやりぬくことができる、様々な体験に挑戦することを、全力で応援する学校です。【教育の理念・歴史はこちら


大学入試改革初年度の2021年度大学入試で、面接を主体とした新しい大学入試のうち、総合型選抜で前年比4倍、公募型推薦で2.6倍の合格実績を記録しました。
【大学入試改革について詳しく紹介している動画はこちら

この新大学入試に求められる事と瀧野川女子学園の教育の関係について、3つのポイントが挙げられます。

第7世代の教育ICTによる先進的な強化教育→教科を超えて、10年後の実社会で活かせる能力
*学習指導要領にとらわれないゼミ制度大学入試の面接を勝ち抜く高校の枠を超えた能力
*創造性と起業家精神を育む「創造性教育」新しい仕事を仲間と創り出す能力

今回の説明会では特に、創造性教育で育む「創造性」と「起業家精神」の源ともなる、豊かな心を育む校外学習について詳しくご紹介させていただきました。

<校外学習>
中高一貫1年:British Hills 語学研修
中高一貫2年:奄美冒険旅行
中高一貫3年:伊勢歴史旅行
(中学3年間の校外学習の紹介動画はこちら
中高一貫4年:British Hills 語学研修
中高一貫5年:ハワイ諸島修学旅行


中高一貫3年生の2名に、1年次のBritish Hills 語学研修、2年次の奄美冒険旅行についてプレゼンしてもらいました!

◯British Hills 語学研修について
国内だけど海外にいるような体験ができ、滞在中は全て英語で話します。卵が割れないようにする実験や、スコーン作り、スタンプラリーやクイズラリーなど、様々なアクティビティがあり、いろんな場面ごとに必要な英語を使いました。高校1年で再び訪れるまでに、英語力を上げたいです。
また、思ったよりも英語で話す機会が多かったですが、思った以上に英語が話せる自分がいました。食事も美味しく、とても楽しかったです。

◯奄美冒険旅行について
自然体験ができ、美味しいご飯を食べ、思い出作りにオリジナルキャンドルやフォトフレームを作り、星空の下、奄美でお世話になった人へ感謝の手紙を読むなど、たくさん体験ができました。奄美の人や観光に来ていた初対面の人もみんな優しく接してくださり、掛け替えのない思い出になりました。
宿舎の目の前にプライベートビーチがあるので、みんなで海に入る機会が多く、何も気にせずクラスの仲間と海で楽しく過ごすことができました。

◯受験生へメッセージ
入学する前は不安もありましたが、入ってみると毎日が楽しいです。イベントも多いので、楽しい毎日が過ごせると思います。


iPadを使った授業体験では、社会の授業を体験していただきました!授業内容は日本の世界遺産についてです。

はじめに、今年の7月に世界自然遺産に登録され、中高一貫2年の校外学習で訪れる奄美大島について、生徒によるプレゼンがありました。


続けて、世界文化遺産に登録された、北海道・北東北の縄文遺跡群についてです。この中で、貝塚についての資料を見ながら、自分の考えをiPadにApplepencilを使って記入していただきました。

iPadのノートに記入している状況は、リアルタイムに先生のiPadでも確認することができるので、理解状況を確認し、必要なところだけ助言を加えるなど、生徒の考える力を伸ばすことができるということを、説明を加えながら体験いただきました。
【授業体験についてのご紹介はこちら


次回の中学受験生向け学校説明会は、10月9日(土)に開催いたします。
また、今回ご紹介した創造性教育の成果を発揮する「あかつき祭」を、9月25日(土)〜26日
(日)に開催いたします。ぜひ遊びに来てください!事前にご予約いただいた受験生には、プチスイーツをプレゼントいたします。(ご予約はこちら

私学振興拡充第5支部大会のご報告

ごきげんよう。

9月11日(土)に赤羽会館で、父母の会「私学振興拡充第5支部大会」が開催されました。

支部長校は成立学園様、大会の準備・運営は本学園が担当となり、感染症対策を実施の上執り行いました。

第5支部には瀧野川女子学園がある北区のほか、荒川区、台東区の私立中高が加盟しており、第5支部に通う約15,000名の生徒の保護者一同の、私学復興に向けての思いをスローガンに込め、開催されました。

今回、私学復興スローガンとして、以下の3項目を掲げ、父母の願いとして、東京都・東京都議会へ要望しました。

【私学復興スローガン】
・私立学校教育の更なる充実のため、経営費補助の拡充強化
・父母負担教育費の公私間格差の是正
・ポストコロナにおける教育水準維持・向上のための支援補助制度の拡充強化


納税者として税金の公平な配分、公私間格差の是正を希望する理由として、私立学校への助成金が下がると授業料を上げることになり、学校選択の自由がなくなるためです。

家庭の経済状況に関わらず、子供により良い教育を受けさせるため、「教育が充実した学校に入れさせたい」という思いがあるということ、公私間格差をなくし、学校の自由選択ができるように、と父母の願いが要望の中に強く込められていました。


このように、私立学校を支える「父母の会」について、本学園の副校長が「令和3年度 父母の会中央連合会 第5支部合同研修会」にて、公私間格差についてお話ししています。こちらの動画は学園公式Youtubeよりご覧いただけます。

2021/09/16

塾の先生向けに学校説明会を開催しました

ごきげんよう。

今日は塾の先生向けに「令和4年度入試 学校説明会」を開催しました。


大正15年、教員出身で5人の子育て中であった主婦山口さとるが、自宅の2階を開放し、「自分の理想の教育を、自分の学校で実現する」という宿願を叶えるため、創立したのが瀧野川女子学園です。

建学の精神「高い知性と豊かな個性を養い、心身ともに健康で、真に社会に貢献出来る有為な近代女性の育成」に基づき、最新の技術と手法を使って、教育の形にして取り組んでいます。


2010年に教育改革を行ってから10年が経ち、大学入試改革初年度の2021年度大学入試でその教育成果が花開き、面接主体の新しい入試形式で前年比4倍の合格実績を記録しました。

新しい入試形式である、総合型選抜や公募型推薦では、筆記・論述・面接といった総合的な力が求められます。また、その人ならではのエピソードで、将来の目標や志望理由など、自分の思いを伝えられることも重要です。学校の教育の枠の中で、その人ならではの力を伸ばす経験を積むことができると、学校以外の時間の使い方も幅を広げることができます。

本校では創造性教育ゼミ制度など、中高の教育の枠を越えた様々な体験を通し、自分のやりたいことや好きなことを見つけ、その力を伸ばし、進路へと繋げていきます。

これらの教育を可能にしたのが、2010年より取り組んでいる教育のICT化です。今ではオンラインでもリアルタイムに双方向に学べる“第7世代の教育ICT”に取り組み、テクノロジーの力を使って、40人のクラスでも個別指導に近いコーチングを可能にし、一人ひとりの「わかる」「できる」を実現しています。

英語教育では、7人のネイティブ教員と4人の日本人教員がチームを組み、「話す」「書く」のアウトプットを重視した教育で、生きた英語を身につけます。学校にいる時間、ホームルームや掃除の時間など、日常的に英語を話す機会があり、自然に英語が口から出るように導きます。
ICT化した授業によって、中高一貫コースでは3〜4年間で、高校では3年間で、中高6年分の英語を学びます。
また、7人のネイティブ教員のうち5人は英語の特別教員免許をもった英語教師なので、オールイングリッシュでの授業時間も、学年が上がるごとに増えていき、中高一貫5〜6年生では、半分以上の授業数をネイティブ教員によるオールイングリッシュで行われます。

英語教師もALTもネイティブ教員。
もちろんオールイングリッシュで授業は進みます。



創造性教育の紹介の中で、高校3年生が創造性教育の集大成として作成したIR報告書の発表を聞いていただきました。(発表の動画はこちら

また、高校2年生の事業化実習についてや学校の特徴についても聞いてみました!

◯事業化実習に取り組む中でピンチだと感じたことは何ですか。

その日にできることをやるだけで計画性がなく、制作する商品を試行錯誤することに時間をかけてしまったことです。

◯最終的に「あかつき祭販売部門賞」を受賞するまで会社が成長しましたが、その逆転劇を支えたのは何ですか。

社長、副社長が他の仲間をひっぱるだけでなく、仲間が率先して社長、副社長をサポートしてくれるなど、チームとして動けたことです。

◯瀧野川女子学園で良かったことを教えてください。

高校2年生からゼミ制度があり、自分の学びたい授業や将来に繋がる学びを受講することができ、自分を見つめ直す機会が多いところや、創造性教育やゼミを通して様々な経験ができることです。先生との距離も近く、相談しやすいので、将来の夢が漠然としていても、先生が親身になってサポートしてくれます。また、創造性教育を通して話す力やコミュニケーション能力が向上したと実感しています。瀧野川女子学園では、自分の中の伸び代を見つけることができると思います。

◯進学コースに在籍していますが、コースの特色など教えてください。

どのコースでもみんな同じように行事に参加し、共通のカリキュラムで授業を受けることができます。進学コース、特進コース、特進選抜クラスと分かれていますが、“勉強ができるかどうか”ではなく、将来どのような進路に進みたいかで、そのコースごとのペースで進めていけます。進学コースは一番伸び代があるコースだと思います。


【入試についてのお知らせ】
◯中学入試 <中学入試・募集要項はこちら
新たに「授業評価型入試」を導入します!
国語と算数の授業を受けていただき、その授業に関する問題を解いてもらいます。
知識よりも理解力や応用力を問う入試形式で、考えた過程を評価します。

11月6日(土)13:30〜、2科の入試チャレンジイベントを開催!
入試同様の環境で国語と算数の試験に挑戦。ポイント解説後、入試チャレンジの成績をもとに個別相談を行います。

◯高校入試 <高校入試・募集要項はこちら
一般入試の試験を2回実施します。より多くの方に受験いただく機会を増やしました。

◯中学入試・高校入試共通
学業成績および人物優秀な受験生は、奨学給付生として認定される可能性があります。給付型なので、国や都からの就学支援金制度もあわせて利用いただくことができます。

学びを止めない教育3「オンラインでも通常時間割通りに」

ごきげんよう。

学びを止めない教育」として、瀧野川女子学園での取り組みをご紹介いたします。

今回ご紹介するのは、「オンライン授業」での取り組みについてです。


2020年4月から、新入生を含め全学年でオンライン授業を実施

ICTの活用で第35回時事通信社「教育奨励賞」努力賞を受賞!


7月12日から4回目の緊急事態宣言期間が続いていますが、遡ること、2020年4月7日、初めての緊急事態宣言が発出されました。本校ではオンラインで始業式を行い、新学年が始まりました。新入生にもiPadやApplepencil、授業で主に使用するアプリの使用方法を紹介する動画を制作し、新入生を含め全学年でオンライン授業を実施しました。

そして2020年4月27日からは、リアルタイムに双方向に進むオンライン授業を、時間割通り1コマ50分×6コマで実施しました。2010年から教育のICT化を進めてきたことで、授業のオンライン化にスムーズに移行することができました。


第1回:オンライン授業の形と瀧野川女子学園のICT化

第2回:瀧野川女子学園のICT化の変遷

また、時間割通りにオンライン授業を行う方法を、他の教育機関の方などにも参考にしていただきたいとの思いで、「すぐに始められるオンライン授業 Google Meet(youtubeサイト)」を公開しました。この動画は今でも多くの方にご覧いただいている人気動画になっています!

実際にオンラインで授業を行なっている様子について、動画でご紹介しています。(オンライン授業動画はこちら

美術

体育、国語、英語表現

オンラインで実施したのは授業だけでなく、クラブ活動も!(オンラインクラブ活動動画はこちら

チアダンス部

状況に合わせて、学校での学び、オンラインでの学びを使い分け、学びを止めない教育に取り組んでいます。

2021/09/07

2学期始業式

ごきげんよう。

6日から2学期が始まり、始業式の様子はリアルタイムに各教室へライブ配信されました。

撮影も配信も先生たちが行います

校長先生からは、

“言われたことだけ”、“できる範囲だけ”と、楽に無難にこなすことに、成功も成長もありません。小さなことでも試行錯誤しながら何度でも挑戦し、手に入れた成功体験と自信が、大人になったときのみなさんを形づくります。もっと上の、まだ知らない、感じたことのない領域に、どんどん挑戦していきましょう」

これから始まる2学期は、あかつき祭や校外学習、進路選択と、自分で決めて、自ら挑戦する機会が多い時期です。学園生活の一つ一つに気持ちを込めて、積極的に取り組むことで成長できます。“みんなのために自分にできることはないか”、“もっとおもしろいことはできないか”、“もう少し高いレベルにできないか”、と常に考え、成長に向かって自分から行動していくことを大切に。思いっきり挑戦し、みんなでどんどん成長していきましょう」とお話がありました。


続けて表彰伝達式では、第22回高校生国際美術展<書道の部>で書道部の生徒が奨励賞と佳作を受賞、第61回東京都高等学校吹奏楽コンクールで吹奏楽部が銀賞を受賞、第94回関東陸上競技選手権大会女子やり投げで保健体育科の二方先生が6位入賞した報告がされ、それぞれ表彰状やトロフィーが授与されました。


今週は午前中にオンラインで授業を行い、午後は9月25日-26日に一般公開を行うあかつき祭に向けて、各団体準備を進めていきます。今年も創造性溢れる企画が盛り沢山!ご期待ください。

【あかつき祭2021特設ページ】

2021/09/03

大学合格実績を躍進させた逆算式の進路決定【読売新聞特集】

ごきげんよう。

大学入試改革初年度の令和3年度入試において、前年比で総合型選抜4倍、公募型推薦で2.6倍の合格実績を記録しました。これらの新しい入試形式は一部の大学だけが採用しているのではなく、今では大学入試の中心へと置き換わり始めています。本校では、2021年度大学合格実績のうち、筑波大学や上智大学、東京理科大学をはじめとする、多くの大学にこれらの入試形式で合格を決めています。

実際、私大では入学定員の半数以上がこれらの入試で決まり、国公立大でも入学定員の3割を目指すとしています。そしてこの傾向から分かるのは、これまでのペーパー試験重視から、“人を見る”総合的な力が重視されているということです。つまり、進路に向けて中高でどのような学びをし、どのような経験を積んで、心と能力を育んだかが大切になってきます。

難関私大を含め、新しい入試形式で高い実績の記録につながった進路指導についてインタビューを受けた記事「大学合格実績を躍進させた逆算式の進路決定(外部サイト)」が、読売新聞オンラインで紹介されました。ぜひご覧ください。


学校説明会で詳しくお話しします!ぜひご参加ください。

【中学受験生】学校説明会&個別相談会
9月18日(土)13:30〜 予約はこちら

【高校受験生】学校説明会&個別相談会
10月2日(土)13:30〜 予約はこちら

創造性と起業家精神が一挙に花開く「あかつき祭」

ごきげんよう。

9月25日(土)〜26日(日)に開催する「あかつき祭」は、クラブ活動の成果を発表したり、創造性教育で育まれた創造性と起業家精神を存分に発揮する、皆のお祭りです。

デザイン思考を駆使して制作したオリジナル商品を販売する、高2事業化実習の取り組みを中心に、あかつき祭に向けてのインタビュー記事が掲載されました。

<私立中高 進学通信 2021年9月号>
『創造性と起業家精神が一挙に花開く「あかつき祭」』