2021/01/28

初雪がうっすらと!

ごきげんよう。

今日は学校に初雪が降り、屋上校庭の周りの植物にもうっすらと積もりました。

少しの雪ですが、見えるでしょうか?

2月1日から2月3日は中学入試です。今の所厳しい寒さになることもないですが、万全の状態で受験できるよう、健康管理には気をつけて当日を迎えていただきたいと思います。

そして、入試前にぜひ見ていただきたいのが、今連載でお届けしている在校生インタビューです!学園の魅力についてだけでなく、受験生へのメッセージもお届けしています。また、在校生の保護者の方の声も併せて記事に載せています。生徒、保護者の方のそれぞれの目線からみた学園の魅力について、見ていただきたいと思います。

【在校生インタビュー記事はこちら】
【在校生インタビュー動画はこちら】


令和3年度 中高一貫入試

<試験日/選考方式>
2月1日(月)午前・午後 / 2科・4科・英語入試
2月2日(火)午前・午後 / 2科・4科
2月3日(水)午前 / 2科・4科

<出願受付>
1月10日(日)9:00 から 試験前日16:00 まで
Web出願ページはこちら

<合格発表>
午前入試:試験当日14:00
午後入試:試験当日19:00

詳しくは中高一貫入試要項ページをご確認ください。

新型コロナウイルス感染症等に関する本校入学試験の対応について


2021/01/25

【アメリカ留学体験記11】ホストファミリーと旅行に出かけました!

 ごきげんよう。中学の英語の教科書にも載っているマーティン・ルーサー・キング牧師ですが、アメリカでは、1月第3月曜日を「キング牧師の日」と定め、彼の残した業績を称える祝日となっています。この日にKさんはホストファミリーと旅行へ出かけたそうです。その様子をレポートしてもらいました。


ごきげんよう。この前の月曜日は「キング牧師の日」で学校がお休みだったので、ホストファミリーと一緒にアイダホ州のスキーリゾートに1泊2日で遊びにいきました。プールや温泉があり、山の上からの景色がとても綺麗でした。


プールは貸切状態だったので、私とホストシスターとのんびり、自由に泳ぎました。またゆっくりと温泉にも入りました。日本とは違い、アメリカの温泉は水着を着て入るので、少し不思議な感じでしたが、久しぶりの温泉で嬉しかったです。

スキーリゾートなのですが、今回はホストファザーだけがスキーをしました。ファザーは、私の通っているPortland Chrisitian Schoolsの数学の先生で、スキー部のコーチもしています。ともてスキーが上手な人です。ファザーがスキーをしている間、私とマザーとシスターはハイキングに行きました。また、何度もスタバに行って、今回はベリーハイビスカスレモネードを頼みました。何度も同じスタバに行ったら、トールサイズ(アメリカでは一番小さいサイズです)を頼んだのですが、サービスでベンティーサイズ(トールよりも大きいサイズ)にしてくれました。大きすぎてすぐには飲みきれませんでした。

学校では、来週からテスト期間になります。授業はほとんどテストの説明と自習になるそうです。またテストの様子をレポートします!

2021/01/24

高校推薦入試が終了しました

ごきげんよう。

1月22日(金)〜24日(日)に実施した、高等学校推薦入試は全日程を終了しました。

新型コロナウイルス感染拡大にともない、緊急事態宣言が発出された現状を踏まえ、推薦入試の面接試験は中止にするなど、受験生の安心と安全を確保するとともに、社会全体の要請に配慮した措置を行いました。例年とは異なる試験にはなりましたが、無事に全日程を終えることができました。

来週は中学受験生を対象とした、中高一貫コースの入試が行われます。

今年度、中高一貫コースとして初となる卒業生がでますが、すでに上智大学や東京理科大学などに合格し、進学先が決まっている生徒もいます。6年間について振り返っていただき、本学園の魅力について答えていただく在校生インタビューを、学園ブログで連載しています。

受験生に向けたメッセージもありますので、ぜひ入試前にご覧ください!

【在校生インタビューの記事はこちら】



2021/01/23

【在校生インタビューvol.2】Nさん(中高一貫コース・6年)&保護者の方

2021年1月23日公開(1月26日更新)
ごきげんよう。
昨日からスタートした【在校生インタビュー】。

第二回目は中高一貫コース・6年生(高校3年生)のNさんです。
Nさんも中学から瀧野川女子学園に入学しました。
すでに大学受験を終え、今は進学先から出された課題に取り組んでいるんだとか。
※12月中に第一志望の東京薬科大学に合格!

さっそくお話を聞いてみましょう!

また、保護者の方にもお話を聞きました! そちらもぜひお読みください!

★瀧野川を受験したきっかけ・学園の雰囲気

広報:ごきげんよう。Nさんよろしくお願いします。

Nさん:ごきげんよう。よろしくお願いします。

広報:ではさっそく質問に入りたいと思います。Nさんは中学から瀧野川に入学しましたが、瀧野川を受験したきっかけは何だったんでしょうか?

Nさん:はい。私は小学4年生の頃から“中高一貫校に進学する”ことを目標にしていて、様々な学校を見学させていただいたんですけど、瀧野川女子学園に一番魅力を感じたからです。

広報:どんなところが魅力的でしたか?

Nさん:実験の体験に参加させていただいた時に、在校生の方が優しく接して下さったり、先生方の教え方がすごくわかりやすくて。自分も6年間ここで学びたいと思いました。

広報:そうだったんですね。実際、入学してみてどうでしたか?

Nさん:入学して、(中高一貫コースは)6年間クラスが同じなので、アットホームな雰囲気があって、自分の居場所を見失わずに楽しめる学校だと思いました。

保護者の方の声
小学校低学年の頃に、中高一貫教育について詳しい知り合いの方に「瀧野川女子学園はいい学校なので、Nさんにも適しているのではないか」と勧められていたんです。それで、実はもう4年生の頃には瀧野川の受験生向けイベントには全て参加させていただいていて。他の学校も見てみたのですが、瀧野川のアットホームな雰囲気や、大人数ではないクラス編成だからこそ、丁寧に指導してもらえるのではないかということで、“やっぱり瀧野川が娘には合う”と思って決めました。でも、ほとんど最初に訪れた時から決めていましたね。“愛してやまない”というのかな(笑)創造性教育だったり、「自分がどうなりたいのかを考える教育」が強く盛り込まれていたのも、私も娘には早い段階から“こうなりたい”という考えを持って欲しいと思っていたので、瀧野川はぴったりだと思いました。

★授業について

広報:“自分の居場所を見失わない”というのは大きいですね。では、次は授業について聞かせてください。瀧野川ではICTを活用して授業をしていますが、普通とは違った形に戸惑いや、機器の操作が難しかったとか、感じたことはありますか?(ICTを活用した授業について詳しくはこちら

Nさん:そうですね、(操作については)友達に教えてもらったり、先生に教えていただいたりしながら授業を受けていたので、そこまで戸惑いはなくて、すんなり入っていけた感じです。

広報:ICT(iPad)を使った授業はわかりやすいですか?

Nさん:はい。やっぱり黒板だけでは、話を聞くことはできるんですけど、実際にどういう風な現象が起こっているのかとか動画で見ないとわからない部分もあるので、そういった動画を見ることでさらに知識を深めることができたと思います。

広報:iPadで動画やノートが共有されたり、調べ物ができたり、加えて黒板に代わって設置されたディスプレイも活かされているんですね。

Nさん:はい。

広報:印象に残っている授業はありますか?

Nさん:数学の授業とかはディスプレイに映した(ほうがよくて)、(特に)ベクトルの授業だったりとかは、(グラフを)回転させたりしながら授業を展開していただいたりしたので、たぶん黒板の授業ではわからなかったです。iPadを使った授業だったからこそ、より理解が深まったと思います。

広報:なるほど。確かに、本来動かない画やグラフが動いたらわかりやすいですね。ちなみに、一番好きな科目は何ですか?

Nさん:何だろう〜(笑)私は理系科目が好きなので、数学とか生物とか化学、もう、理系科目全般すごく好きです。

広報:確かに、この後詳しく伺いますけど、進学先も理系の大学ですもんね。

Nさん:はい。

★創造性の授業について

広報:では、次は創造性の授業について聞かせてください。中学1年生から6年間でいろいろなことに取り組んできたと思うんですけど、“これは面白かった!”というのはありますか?(創造性教育についてはこちら

Nさん:はい。私は中学3年生の時にやった「卒業論文作成(現:自由研究発表)」が一番楽しかったと思います。

広報:どういったところが楽しかったですか?

Nさん:自分が“研究したい”と思うテーマを一つ決めて、それについて1年間調べるのがとても楽しくて。“自分ってこういうことが好きなんだ!”とか、改めて進路について考えるきっかけにもなったと思います。

広報:卒業論文では何について調べたんですか?

Nさん:ちょっと重いテーマなんですけど、私は「赤ちゃんポスト」について調べました。

広報:どういった内容の論文になったんですか?

Nさん:「自分が今生きていることは普通のことではなくて、毎日生きていられることが奇跡である」という結論になりました。

広報:みんなの前で発表したりも?

Nさん:はい(しました)。緊張、すごくしたんですけど、自分で調べてまとめたことを大勢の人に聞いてもらえるっていう機会をいただけて、すごく達成感がありました。

★思い出に残っている行事

広報:今度は行事について聞かせてください。思い出に残っている行事は何ですか?(学校行事についてはこちら

Nさん:はい。中学2年生の時に行った「奄美冒険旅行」が一番記憶に残っています。

広報:奄美ではどんなことをしたんですか?

Nさん:奄美ではスキューバダイビングをしたり、バナナボートに乗ったり。本当に思いっきり楽しむことができた4泊5日だったなと思います。

広報:学校のある東京とは、また全然違った環境ですもんね。

Nさん:はい。すごく現地の方の温もりも感じましたし、やっぱり東京にはない自然とかを存分に感じることができたと思います。

★進路選択・大学受験について

広報:では少し話題を変えて・・・先ほど少し話に出てきましたけど、進路についても聞かせてください。理系を選んだのには、何か理由があったんですか?

Nさん:昔から医療系に進みたいと思っていたので、理系を“選んだ”というよりは“自然と進んだ”という感じでした。母が歯科衛生士で、その姿を小さい頃から見ていたので、自分も患者さんのために尽くしたいなと思って、医療系を目指すようになりました。

広報:進学先を聞いてもいいですか?

Nさん:はい。東京薬科大学です。

広報:受験に向けて動き出したのはいつ頃ですか?

Nさん:本格的に動き出したのは高校3年生の春ごろです。

広報:12月には決まった(合格した)と聞きました。どういった受験方法を取ったんでしょう?

Nさん:はい。東京薬科大学は総合型選抜で受験しました。

広報:総合型選抜は面接などもありますが、勉強だけでなくその対策もしていたということですか?

Nさん:はい。私は自分の考えを人に伝えることがすごく苦手だったので、先生方に何度も面接の練習に付き合っていただいて、合格することができました

広報:本番、緊張しましたか?

Nさん:はい。緊張したんですけど、やっぱり今まで練習してきたし、“ここで絶対気持ちをぶつけよう”と思って。すごく楽しく会話することができました。

広報:“楽しんで会話ができた”というのはすごいですね。今も落ち着いて答えてくれていて、さすが面接を突破してきただけあるな・・・と感心しています(私の方が落ち着きがない)。

保護者の方の声
早い段階から、「こうなっていきたい」というのを、本人だけじゃなくて学校のほうでも考えてくれて、娘は中学3年生の時の「卒業論文」で「赤ちゃんポスト」についての発表をしたんですけど、その頃には“医療系に”と、強く決めたようです。その決意のまま高校に進んでいったので、家族としては“応援するのみ”といった感じでした。なので、すごく応援しましたね(笑)本人がとにかくすごくたくさん勉強をしていましたので。自分で勉強のスケジュールを立てて、必ずそれを守って進めていて、親の私から見てもすごかったです。面接についても、自宅でも一緒に“自分の思いをきちんと伝える”練習をしましたし、瀧野川の先生にもとてもお世話になりました。たくさん練習をしてくださいました。

★瀧野川でできるようになったこと・変わったこと

広報:瀧野川に入学してから6年が経とうとしていますが、入学当初から今までを振り返って、“こんなことができるようになったな”と思うことは何かありますか?

Nさん:やっぱり、大勢の前で話したり、自分の考えをみんなの前で発表する機会が瀧野川ではすごく多かったので、自分の意見をちゃんと持って、それを人に伝えられるようになったと思います。

広報:岩城先生、先生はNさんを入学当時からみていて、しかも中学3年生の時は担任だったとお伺いしているんですが、Nさんの成長ぶりはどうでしょうか?

岩城先生:そうですね、元々すごく明るくて優しい性格ではあるんですけど、みんなで何かをする時に前に出たり大きな声で(音頭をとったり)ってことはそんなになかったんじゃないかなと思うんですけど、でも、先ほど話に挙がった中学3年生の時の「卒業論文」じゃないですけれども、自分の意見を一度グッと持つと、それを情熱をもって発信することができるようになったのではないかと思います。本人も「あまり人前で話すのは得意ではなかった」って言っていましたけれども、今これだけはっきりと話せるようになったというのは大きな成長だなと思います。

広報:瀧野川には人前で自分の考えを発表する場だけじゃなくて、その資料を自分で作ったり、プレゼンテーションの仕方を学んだりする機会もあります。Nさんはそれをうまく活かすことができたということですね。

保護者の方の声
一番感じているのは、以前は、人前で話をしたり前に出たりするタイプではなかったんですね。自分の中に“思い”はあるんだけど、それを言葉にしたり、表見したりするのが苦手だったんです。でも、先ほどもお話した「卒業論文」の時、私も発表を見に行ったんですけど「こんなに話せるようになったんだ!」と驚いて。その後は書道部の部長にもなって、どんどん前に出ていくようになりました。受験の面接にしても、“自分の思いを言葉にしていく”ことができるようになったのは、すごく成長したなと感じています。6年間の間に、創造性の取り組みを含めて、発表する機会が多かったのが大きかったのではないかと思いますね。計画性が身についたのも、瀧野川で学んできたからだと思います。中学入学当初は心配な点も多かったんですけど、今では私よりもしっかりしているんじゃないかな(笑)“自分はこうしていくんだ!”と“一度決めたことに向かって突き進んでいく強さ”は、尊敬すらします。また、そういうことを考えられる環境に6年間いて、先生方のフォローをたくさん受けられたのも大きかったと思います。中学生・高校生という大事な時期に、“どういう環境で学ぶのか”というのはすごく重要なことだと思っていたので、瀧野川を選んでよかったと本当に思います。


★受験生へのメッセージ

広報:最後に、受験生にメッセージをお願いしてもいいですか?

Nさん:はい。瀧野川女子学園の教育は他の学校とはとても違っていると思うので、入学してから卒業するまでに、自分が思ってもみないくらい成長することができると思います。ぜひ充実した6年間を過ごしてもらいたいなと思います。頑張ってください!

広報:Nさん、そして保護者様、ありがとうございました!


言い足りないことはありますか? と聞くと、
「矢木先生の影響で数学をさらに好きになれました。矢木先生の授業(特別講習)では普通の教科書じゃ教えてもらえないようなことも教えていただいたので、とても感謝しています」
と答えてくれたNさん。(矢木先生についてはこちら

また、「入学した時は6年後にこんなインタビューを受けると思わなかった!」と笑いながら話してくれました。

さぁ、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!


【これまでの在校生インタビュー】
vol.1 Mさん(中高一貫コース・6年)

2021/01/22

【在校生インタビューvol.1】Mさん(中高一貫コース・6年)

ごきげんよう。
本日から、短期連載の【在校生インタビュー】がスタートします!

トップバッターは中高一貫コース・6年生(高校3年生)のMさんです。
Mさんは中学から瀧野川女子学園に入学しました。
受験生でもあるMさんですが、もうすでに大学入試は終えているんだとか!
※なんと12月中に、第一志望の東京理科大に合格!

さっそくお話を聞いてみましょう!


★瀧野川女子学園を受験したきっかけ

広報:Mさん、ごきげんよう。

Mさん:ごきげんよう。

広報:Mさんは中学から入学されましたが、瀧野川を受験しようと決めた理由は何だったんでしょうか?

Mさん:はい。通っていた塾の先輩が瀧野川を受験(高校受験)するということで、自分も「受験をしてみたい」と思っていたので、小学6年生の夏くらいに中学受験することを決めました。

広報:先輩を追いかけてきたんですね。実際、入学してみてどうですか?

Mさん:はい。大人数のクラスではない分、一人ひとりの友人とゆっくり話せたり、先生とも距離が近かったり。iPadで授業をしているので、小学校とは全然違った環境だなって思いました。

★授業について

広報:iPadを使っての授業はどうでしたか?

Mさん:はい。授業の前にあらかじめ教材が送られてきたり、授業のノートに先生がプラスでポイントを書いてくれたりするので、大切なところを自分でまとめたりして、工夫して勉強することができました。(教育のICT化についてはこちら

広報:なるほど。先生方はどうですか? いわゆる“授業”とは異なる、iPadを使った授業の利点など、何か感じていることはありますか?

岩城先生:そうですね。Mさんの話にもありましたけど、授業の内容を先に共有することによって準備してもらうことができるので、授業にスムーズに入りやすくなったなっていうのが1つ。またiPadと、黒板ではなくディスプレイに内容を映して授業を進めていますので、単純に黒板に書く時間が省略されたというのがあります。私は英語を担当しているんですけど、英語でしたら「実際に話して、使ってみよう!」というような活動をより多くすることができるようになりました。

広報:教科書の内容をグッと凝縮させて、より実践的な演習のようなことができたということですね。Mさん、英語の授業、たくさん話せましたか?

Mさん:はい。ネイティブの先生との授業もあったので、英語を話して、ゲームをしたりとか、議論をしたりとか、多くの時間を取れたんじゃないかなと思います。(英語教育についてはこちら

広報:Mさんはカナダに語学研修にも行ったんですよね? どうでしたか?

Mさん:はい。高1〜高2になる春休みに1ヶ月間行きました。すごく楽しくて。現地の学校に行って、英語しかしゃべれないんですけど、いろんな国の人と話したり、ホストファミリーと公園にお散歩に行ったり、教会に行ったり。いろんなことができました。

広報:いろんな交流ができたのはいいですね。

Mさん:はい。

★創造性教育について

広報:Mさんは6年間、瀧野川の創造性の授業を受けてきたわけですが、印象に残っている授業は何ですか?(創造性教育についてはこちら

Mさん:はい。印象に残っていることが2つあって。1つめは、中学1年生のときに「理想の街」をつくったんですけど、それまでは街とか建築物にそれほど興味はなかったんですけど、実際にお台場に行って橋を見たり海を見たり、ビルを見たりして、“こういう建築物を将来管理したり検査したり、街づくりに携わりたいな”とその授業から思うようになったので、将来の選択肢が増えた経験になったんじゃないかなと思います。

広報:そうだったんですね。もう1つは何ですか?

Mさん:もう1つはやっぱり、高校2年生のときに事業化実習で副社長を務めたんですけど、何もないところから何かをつくることはとても大変だったんですけど、クラスメイトと協力して「どうしたら効率よく作れるのか」と役割分担をしたり、「どうしたら売り上げが出るのか」と話し合って最後までやり遂げられたことはいい経験だったと思います。

広報:Mさんたちは何をつくったんですか?

Mさん:ブックカバーと、クルクル丸められるポーチと栞(しおり)、あとくるみボタンのクリップを作りました。

広報:そうだったんですね。それをあかつき祭で販売して、さらにハワイ修学旅行のときにはハワイ大学でチャリティーバザーもしたんですね。

Mさん:はい。ハワイの修学旅行では、現地の人が気軽に買えるものがいいかなと思って、ブックカバーとかっていうよりは、くるみボタンのクリップを多く作ったり、栞もアメリカで売られているような形に変更したりしました。

広報:あかつき祭での販売から、ブラッシュアップさせたわけですね。

Mさん:はい。

★思い出に残っている行事について

広報:中学1年生〜6年間、Mさんはいろんな経験をしてきていますが、思い出に残っている行事は何ですか?(瀧野川の学校行事についてはこちら

Mさん:はい。やっぱり一番思い出に残っているのは“あかつき祭”かな、と思います。中学2年生〜高校2年生まであかつき祭委員として活動してきたんですけど、なかなか最初の頃はみんなをまとめたり役割を分担したりすることが苦手だったんですけど、みんな、クラスメイトもとても優しくて手伝ってくれたので、だんだんと指示を出せるようになったり、1つのものをみんなでつくって販売したりして楽しかったなって。大変だったんですけど、振り返ってみると楽しかったなって思います。

広報:今年のあかつき祭も、生徒のみなさんが楽しんでいる様子、とても伝わってきました。

★進路選択・大学受験について

広報:先ほど「中学1年生のときの“理想の街を創ろう”がきっかけで街づくりに興味がわいた」とお話していましたが、進路選択について改めてお話聞かせてください。

Mさん:はい。最終的な進路選択、理系にして、土木系に進みたいなと決めたのは高校1年生です。進路を一つに絞りすぎちゃうと、途中で他の選択肢が出てきたときに変更がきかなくなってしまうと思ったので、中学1年生のときからずっと土木とか建築が好きだったんですけど、それと並行して、数学系、情報系も視野に入れながら6年間勉強していました。

広報:しっかりいろいろなパターンを考えてきたわけですね。すごい。

Mさん:最終的に自分が目標にしていた土木工学科に合格できたので、そこに進みます。

広報:おめでとうございます!

Mさん:ありがとうございます(照)

広報:12月中に合格したと聞きました。受験方法はどんな形を取ったんですか?

Mさん:併願3校は総合型選抜で、第一志望は学校型推薦で受験しました。

広報:受験にあたってはどんなことをしましたか?

Mさん:自分がしたいことができる大学を調べて、受験方法のパターンを考えて、数学科の先生と相談したり、添削してもらったりしました。過去問のデータが少なかったので、受けたい大学の赤本を買って問題を解いたり、面接のデータもなかったので、新聞を読んで関係するような内容の記事を切り抜いてスクラップブックにしたり。面接は“口頭試問”って言って、大学の先生の前で数学の問題を解かなきゃいけなかったので、数学科の先生たちに時間を取っていただいて、何回も練習に付き合っていただきました。

広報:先生たちもサポート一生懸命してくれるんですね。(受験生のサポートについてはこちら

岩城先生:そうですね。Mさんは数学がメインで口頭試問ということでしたけども、生徒それぞれの系統に合わせて教科の先生だったり担任の先生だったりがサポートして、大学が求めるものに合わせた練習をしています。Mさんは矢木先生の特別講習も受けていましたよね?(矢木先生についてはこちら

Mさん:はい。高校1年生の冬季の合宿から参加させていただきました。土木は女子が少ないことも相談させていただいたら、やりがいがある仕事だよとか、関連する新聞とかを見せてくださったり、合宿では一日3〜4時間矢木先生に数学を教えていただいて。すごく数学が好きだっったので、予習・復習は寝る時間がないくらい大変だったんですけど、とても楽しかったです。

広報:大変だったことを“楽しかった”って言えるのはすごいことです。

★瀧野川でできるようになったこと・変わったこと

広報:では、6年間を振り返って「自分、こんなことができるようになったな」「変わったな」って思うことはありますか?

Mさん:はい。元々、入学した当時は人と話したり、人前で何かすることがすごく苦手だったんですけど、当時担任だった岩城先生に「委員長をやってみたらどうかな?」って声をかけてもらったり、“人前で何かすることの大切さ”を教えていただいて、少しずつですけど、自分のやりたいことだったり、リーダー的なこともさせていただいて、その経験が面接とかに活きて、自信を持って話せるようになりました。勉強面では、中学校の頃から数学科の先生に本当にお世話になりました。矢木先生の講座もそうですけど、大学入試の問題を解く機会がたくさんあったり、予定を立てて勉強することの大切さを教えていただいて、計画性を持って勉強することができるようになったんじゃないかな、と思います。

広報:自信が持てるようになったのは大きいですね。岩城先生から見て、Mさんの成長ぶりはどうですか?

岩城先生:そうですね、今、彼女自身の言葉にもありましたけど、初めはそんなに、大きな声で前に出て、みんなのことを引っ張って行くタイプではなかったかもしれないんですけど、すごく冷静に周りを見て判断できることが多かったので、委員長をやってもらったり、行事のまとめ役も適役だと思って、やってもらっていたところが大きかったですね。

広報:なるほど。

岩城先生:今もこうやって、台本なしに質問していますけど、それでもしっかり人前で話せるっていうのは、入学当時から考えると大きな変化かなと思います。あとは、Mさんが元々持っていたものだと思うんですけど、とてもコツコツ頑張るタイプだったので、先生たちから与えられた課題だったりとかも、自分なりに計画的にこなせるようになったり。Mさんの性格とも瀧野川での生活が合っていたのかなと思います。

広報:そうなんですよね。このインタビュー、Mさんには事前に質問項目をお伝えしたりはしていなくて、いわば“ぶっつけ本番”で答えてもらっているんですよね。とても落ち着いて答えてくれていて、人前で話すのが苦手だったとは思えないです。

★受験生にメッセージ

広報:では最後に、瀧野川女子学園を受験する方にメッセージをお願いできますでしょうか?

Mさん:はい。瀧野川女子学園に入ると、普通の中学校・高校とは違った形式で授業が受けられたり、新しくやりたいことが見つかったり、先生や友人たちとの距離も近かったりして、すごく濃い学生生活が送れると思っています。受験、頑張ってください!

広報:ありがとうございました!

終始穏やかに、落ち着いて答えてくれたMさん。
創造性の授業で“やりたいこと”が見つかって、本当によかったですね。

さて、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!


Mさんのインタビュー動画はこちら


矢木先生がテレビで紹介されました!

ごきげんよう。

数学科特別講師の矢木先生が、「マツコの知らない世界」(1/19放送回)で紹介されました!

番組では「受験参考書の世界」として、受験参考書のコレクターであるプレゼンターの方が、受験の時に通っていた代々木ゼミナールで、カリスマ講師と呼ばれる先生が存在したというお話があり、その中で矢木先生が紹介されました。

矢木先生は、代々木ゼミナールの通信衛星授業「サテラインゼミ」の第一回から担当するなど、長年受験生に数学を教えていて、特に医歯薬に進学する受験生を対象とした講座を担当していました。

そして今、瀧野川女子学園の数学科特別講師として、「数学特別授業」を担当されています。数学特別授業というのは、放課後に開講している数学の授業で、希望する生徒は誰でも受講することができます。

2020年度大学入試で、本学園で6年間学んだ生徒が、東京女子医科大学医学部に公募推薦にて現役で合格しましたが、この生徒も矢木先生の授業で数学の力を伸ばしていきました。

生徒の大学合格体験談にもあるように、矢木先生の授業では、一つの問題にじっくりと取り組み、解を出すことだけでなく、解法にも注視して問題に向き合います。問題に粘り強く向き合う力をつけることが、医学部現役合格に繋がったと生徒の声にもありました。

教育のICT化によって授業は効率よく進み、授業中に演習の時間を十分にとることができるようになり、さらにカリキュラム改定に伴い新設したゼミ制度では、授業時間内に学習指導要領の枠を超えた専門性の高い内容や、大学入試改革に対応した講座を受講できるようになりました。放課後の特別授業だけでなく、普段の授業から、生徒の力を伸ばす本学園独自の教育の特色があります!

これからも生徒にとってより良い教育に取り組んでいきます。ご期待ください!

2021/01/21

British Hillsで異文化体験!

ごきげんよう。

中学1年次と高校1年次に全員参加で行うBritish Hills語学研修。福島県にある中世の英国を再現した施設で、英語を使いながら様々な異文化体験をします。

今年はハロウィンの時期に高校1年生が研修に参加。英国の歴史や文化について、英語を使いながら学ぶ様子を、新たに学園公式youtubeに公開しました!ぜひご覧ください。

2021/01/18

雛人形を飾りました!

ごきげんよう。

大安の今日、学園のロビーに雛人形を飾りました!

七段飾り

一般的には立春を過ぎてから飾ることが多いですが、お雛様を飾ることで「健やかなる成長を願う」気持ちを表したい、との思いで飾りました。

また、緊急事態宣言がでるなど、入試前に不安な気持ちを抱いている受験生もいるかと思います。そんな不安な気持ちが少しでも和らいでもらえたらと思います。中学入試、高校入試では、試験会場に向かう前にぜひロビーの雛人形を見て、安心した気持ちで受験いただけたらと思います。

また、在校生は2月7日まで(予定)オンラインで授業を行うので、来月登校した際に見ていただきたいと思います!生徒たちの感動した表情を見られるのを楽しみにしています。

時事通信社「内外教育」で本学園の取組が紹介されました!

ごきげんよう。

2020年12月12日に速報でお知らせいたしました通り
本学園は第35回 時事通信社「教育奨励賞」努力賞を受賞いたしましたが、
時事通信社「内外教育」(2021年1月12日付第6883号)に、
本学園の教育についての特集が掲載されました!【記事はこちら】


「教育奨励賞」努力賞


※本学園が取り組んでいる「創造性教育」、個性や創造性を伸ばす学習指導の工夫や、国際化への対応ICTの活用などが評価されての受賞です。

※私学として教育奨励賞を受賞したのは本学園含め、2校のみです。 第35回教育奨励賞では、全国から推薦された学校のうち、優秀賞2校、優良賞3校、特別賞1校、努力賞25校が選ばれました。


「教育奨励賞」とは・・・?

1985 年に時事通信社が文部科学省の後援を得て創設したもので、創造性に富んだ特色ある教育の実践に顕著な業績を上げた学校に贈られる賞です。

「教育甲子園」とも呼ばれ、「授業(保育)の革新」「地域社会に根差した教育」の2テーマに沿ったさまざまな教育実践について、各都道府県・政令指定都市から代表校が選出され、同新聞社が直接取材をして作成したリポートを基に審査委員による厳正な審査を経て、各賞が授与されます。

【アメリカ留学体験記10】学校での授業の様子

 ごきげんよう。東京では緊急事態宣言が発出され、瀧野川女子学園では普段どおりの時間割ですが、オンライン授業を行っています。アメリカ合衆国オレゴン州では、少しずつ落ち着きを取り戻しているようで、学校も少しずつですが、日常の学校生活に戻りつつあるようです。


ごきげんよう。今週も午後の授業のみ登校していますが、先週に比べて登校する生徒の数が増えてきています。授業中にわからないことを教えあったり、助けてくれたりと、周りに優しい人が多いので助けられています。課題もたくさん出ているので、毎日頑張って勉強しています。

オレゴン州では、まだ体育の授業を行うことができないので、しっかりとした運動はできませんが、マスクを着用してグラウンドをウォーキングしたり、距離が取れる卓球はやったりしています。

この前、友達とまたスターバックスに行きました。今回は、ペパーミントホットチョコレートを飲みました。日本にはない味ですが、とても美味しかったです!




2021/01/16

入試のポイント動画を公開!【中学受験】

ごきげんよう。

中学受験生のための入試のポイントをご紹介する動画を公開しました!

国語、算数、理科、社会の4科目について、入試で問われやすい内容や注意点など、受験勉強に役立つ情報が詰まっています。

また、「黒板の無い教室」での授業を疑似体験しているかのような動画になっています。完全ICT化された授業の様子をぜひご覧ください!

国語

算数

理科

社会

2021/01/14

オンライン授業の仕組み

ごきげんよう。

緊急事態宣言下の今、生徒の安全を第一に考え、オンラインで通常の時間割通りに授業を行なっています。オンラインと教室での授業では、どのような違いがあるのか、ご紹介します!


◯先生が提示する資料や“黒板”はどうやって見るの?


<教室での授業>
「黒板の無い教室」では、主に2台の大型モニターを使って授業が進み、提示する資料や板書の内容は、先生のiPadからこのモニターに映し出されます。
生徒は一人一台iPadを使用し、授業前に先生から授業内容のプリントがデータ配信されます。この“プリント”がこれまで黒板に板書していた内容で、ノートのようにApplepencilを使って直接iPadに書き込んでいきます。


<オンライン授業>
教室でモニターに映し出していた内容は、生徒のiPad画面上の一部に表示されます。
生徒のiPad画面上には、配信された“プリント”を表示しながら、先生のスライドと先生や授業に参加している人の顔を見ながら授業をうけることができます。



◯双方向型の授業とは?

<教室での授業>
先生と生徒が同じ空間にいることで、話をしながら授業が進んでいきます。さらに、画面のページを互いに共有することができるので、先生が記入した内容は生徒の画面にもリアルタイムに反映され、生徒が記入した内容も先生の画面から確認することができ、やりとりすることができます。

<オンライン授業>
Google Meetを使用しているので、リアルタイムに話をすることができます。また、画面の共有はクラウドベースで行われているので、互いに離れた場所にいても、教室での授業と変わらず、記入した内容はリアルタイムに反映され、やりとりすることができます。


オンライン授業の仕組みについて、前回の緊急事態宣言前に公開した動画で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください!

オンラインで生徒の安全を守りつつ、教育の質を落とすことなく、通常の時間割り通りに授業を行なっています。
昨年から続くコロナ禍でも、必要に応じてオンラインに切り替え、教育活動を行なってきました。2010年より取り組む教育のICT化による強みが発揮できています。

2021/01/13

【アメリカ留学体験記9】学校が再開しました!

ごきげんよう。瀧野川女子学園では1月8日から3学期が開始しましたが、アメリカの学校は1月4日からです。今回は、アメリカの学校の年初めの様子をレポートしてもらいました。


ごきげんよう。新型コロナウイルス感染の影響で、12月までは金曜の午後以外はオンライン授業でしたが、今月からは毎日4時間目だけ登校できるようになりました。ほとんどの生徒はオンラインで参加していますが、私は学校の環境や英語に慣れるために、毎日登校しています。

登校すると、月曜から木曜日は、英語か世界史の授業を受けます。英語は、日本の「現代文」や「古典」のような授業で、文章を読んで筆者の考えや主人公の気持ちなどを考えます。音読をするとき、昔の言葉が出てくるので苦戦しますが、映像を見たりするときもあり、とても楽しいです。

世界史は、日本でまだ習っていない範囲なので課題も難しいのですが、先生が優しく丁寧に教えてくださるので、なんとか課題を終えることができました。

金曜日の4時間目は、どの教科でもわからないところがあれば先生に教えてもらうことができる時間です。私は、この前、数学の先生に質問をしました。どの先生もフレンドリーで優しく声をかけてくれるので、楽しく学校に通うことができています。また、憧れていた、アメリカらしい縦型のロッカーも貸し出しされ、使うことができるのも嬉しいです!


放課後は、友達と学校のすぐ近くにあるスターバックスに行き、抹茶フラペチーノを買いました。日本の抹茶フラペチーノとは味が違います。昨年の夏に語学研修できたときにも同じものを飲んだのですが、その時は味が薄いと思いましたが、今回久しぶりに飲んだら味が少し濃くなっている気がしました。美味しかったです!



2021/01/09

中学受験生向け学校説明会を開催しました

ごきげんよう。

今日は今年度最後となる中高一貫コースの学校説明会と、小学6年生を対象とした「虎の巻」を開催しました。

私たちの学校では「好きなことに思いっきり挑戦しよう」ということに、本気で取り組んでいます。

好きなことが上達の秘訣と考え、仲間と一緒にいろんなことに挑戦する中で、夢中になれることを見つけ、思いっきり取り組んでもらいたいと考えています。

学園生活の中での挑戦として、「創造性教育」があります。

“こんなものがあったら良いな”という思いを形にする「創造性」と、形になった思いを仕事に結びつける「起業家精神」を育むこの授業では、デザイン思考を取り入れ、実際にジオラマやロボットなどを自分たちの手で作り上げ、思いを形にするトレーニングを積みます。

そして集大成となる高校2年次には「事業化実習」として、仲間と模擬企業をつくり、商品の企画・開発・生産をおこないます。そして制作したオリジナル商品を学園祭で販売し、その売り上げから改良・再生産した商品をハワイ諸島修学旅行のチャリティバザーで販売し、売り上げを寄付してきます。学年末には決算報告を行い、社会の一連の流れを体験することで、将来の進路について具体的に考えるきっかけとなります。

【創造性教育についてはこちら】

このような授業の時間を設けられるのは、2010年より取り組む教育のICT化により、授業が効率化され、時間が確保できるようになったことがあります。また、教育のICT化による効果として、授業時間内に演習の時間も十分にとれることや、コロナ禍での時間割通りのオンライン授業の実施などがあげられます。

【教育のICT化についてはこちら】

 国際社会で活躍できる女性の育成のため、“使える“英語教育にも力を入れています。

ネイティブ教師は授業だけでなく、ホームルームや掃除の時間も担当を持ち、日常生活に根付いた英語を自然と身につけられる環境になっています。

「“楽しく学ぶ”ことと、“話す”ことを大切にし、将来に役立つ力になるよう、楽しく身につけられるように授業を行なっています。」と英語科の岩城先生より話がありました。

【国際教育についてはこちら】

説明会の最後には、授業を体験していただきました。今回は家庭科の授業で、「日本の行事食」についてです。

「黒板の無い教室」でiPadを使用した授業では、先生とノートが共有されている新しい感覚に驚く姿や、初めてでも簡単に操作でき積極的に参加していただく姿が見られました。

リアルタイムに双方向に進む授業ができるからこそ、今在校生がオンラインでも時間割通りに授業が受けられているということを実感していただきました。


小学6年生対象の「虎の巻」では、入試の形式や傾向について説明がありました。

 
 

入試本番まであと約半月です。今日の説明を参考に、入試本番に向けて勉強を頑張ってもらいたいと思います!

2021/01/08

シェフレラに花が咲きました

ごきげんよう。

ロビーに飾っている観葉植物に花が咲きました!

調べてみると、「シェフレラ」という、台湾や中国南部原産の植物で、本州では滅多に花を見ることがないそうです。また、花が咲くまで20年以上かかるとも言われているようです。

学園で何年も育てていますが、花が咲いたのは初めてです!室内の温度環境等が良かったのでしょうか。本来咲く5〜7月の時期ともずれたこの時期に、珍しい花を見ることができました。

シェフレラの花言葉は「とても真面目」。

真面目に勉強し、真面目に楽しんで、充実した学園生活を送りましょう!

オンライン授業で学びを止めない

公開日:1月8日
更新日:1月30日

ごきげんよう。

3学期は2月14日まで(予定・1/30更新)、すべての授業をオンラインで時間割通りに実施しています。

2010年からの教育のICT化の取り組みによって、本学園では普段からクラウドベースで授業を行なっています。クラウドベースによって、iPad上で先生と生徒、そして生徒同士でもページを共有できるので、画面上でリアルタイムに、双方向にやりとりが可能となりました。

【教育のICT化についてはこちらをご覧ください】

このことで教室という同じ場所にいなくても、学校にいる先生と家にいる生徒で教室にいるのと同じように授業を進めることができます。その上、オンライン授業ではGoogle Meetを併用することで、顔を合わせながら、話をしながら授業が進むので、教室での授業と変わりなく、先生と生徒のやりとりをリアルタイムに交わしながら行なっています。

前回の緊急事態宣言下で行なったオンライン授業の様子は、学園公式Youtubeで公開しています。楽しく、普段と変わりなく行われる授業の様子をぜひご覧ください。

【オンライン授業の動画一覧はこちら

また、オンラインで行うのは授業だけではありません。ホームルームやクラブ活動もオンラインで行なっています。オンラインクラブ活動についても動画で公開しています。

【オンラインクラブ活動の動画一覧はこちら


全国的に休校となった前回の緊急事態宣言も、休校としない今回の緊急事態宣言でも、生徒の安全を第一に考え、かつ学びを止めないオンラインで授業を進めていきます!

※オンライン授業と教室での授業を比較した記事はこちら(1/14公開)

3学期の始業式が行われました

ごきげんよう。

今日は3学期最初の日。始業式が行われました。
今回は感染症対策のためyoutubeのライブ配信で実施し、生徒たちは各クラスで参加しました。

本校では、生徒たちやご家族の方の安全を考え、今日からオンライン授業に切り替わります。もちろん、オンラインに切り替わっても通常の時間割通りに授業を行います。こうしたことがスムーズにできるのは、普段から完全ICT化された授業を行なっているからです。
教育のICT化についてはこちらをご覧ください)


校長先生からは、
「これまでになく不安な気持ちで新年を迎えたと思います。ですが、“夜明け前が一番暗い”のです。最新技術のおかげでワクチンの接種も可能になり、先の見えないパンデミックもようやく先が見えるようになってきました。諦めずに闘っている全ての方に感謝しましょう。そして、皆さんも将来、社会に貢献できるような人になれるよう、勉学に励みましょう」
とのお話がありました。

そして校歌斉唱は、生徒教職員が歌う映像が流れる、バーチャル合唱で行われました。


始業式の後には、生徒会の新役員認証式が行われ、中学・高校それぞれの新生徒会長が全校生徒に挨拶をしました。

 


これまでとは異なる年明けになりましたが、終わりのないパンデミックはありません。
一人ひとり、今できることを考え、自身や家族、周りの人のために行動していきましょう。


3学期始業式の動画を公開しています

2021/01/07

明日から3学期です

ごきげんよう。

明日は始業式だけ行い、9日からは時間割通りにオンラインで授業を行います。

始業式はライブ配信で行い、生徒たちは各教室に分散して参加し、密を避けます。

2学期終業式のライブ配信の様子は学園公式Youtubeでご覧いただけます。


オンライン授業にスムーズに移行し、かつオンラインでも時間割通りに授業ができるのは、普段から完全ICT化された授業を行なっているからです。

教育のICT化についてはこちらをご覧ください。

2021/01/06

【アメリカ留学体験記8】アメリカでの年越し!

 ごきげんよう。今年は例年とは異なる新年を迎えましたが、アメリカでの年越しの様子を、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドに留学しているKさんからレポートしてもらいました。


ごきげんよう。あけましておめでとうございます。今週は、アメリカでの年越しの様子を報告します。

今年は新型コロナウイルスの影響で、いつもより静かな年越しだそうですが、日本とは違った雰囲気を味わうことができました。12月31日の夜、家族みんなでチキンを食べました。その後、お菓子を食べながら、何種類かのボードゲームをして遊びました。


12時のちょうど10秒前になったら、みんなで外に出て、沢山打ち上がる花火を見ながら、アップルサイダーで乾杯をしました。花火は1時間くらいずっと上がっていて、とても綺麗でした。近所の人も盛り上げてくれてとても楽しかったです。

また学校が再開したら、学校の様子や授業の様子を報告します!

六日年越し

ごきげんよう。

今日は「六日年越し」と言って、「七日正月」の年越しとして祝う日だそうです。年越しの夜には、七日正月に食べる七草粥の七草を、神棚の前で七草の歌を歌いながら包丁でたたく。というのが風習であるようです。そして七日正月の朝に、無病息災を願って七草粥を食べるのが習わしとなっています。

「無病息災」はまさに今、みんなの願いだと思います。

校内でも感染症対策として、校内入り口の足裏消毒マットの設置、検温、手指消毒、換気、飛沫防止パネルの設置など実施しています。

自習スペースとして使用される図書室でも、席を空けて利用するよう注意喚起しています。

図書委員が用意した
注意喚起のポップが置かれています。

図書室を見渡すと、気になる特集コーナーがありました。

特集コーナー
「大正ロマン-100年前の日本へ-」

竹久夢二や宮沢賢治の作品の他、大正文学全集などが置かれています。
大正というと、瀧野川女子学園が創立した時代でもあります。

創立者が自ら教えた礼法の授業の様子

「女性が望むような人生を手に入れることのできる学校を作りたい」という創立者の思いを、最新の技術と手法を使って形に変え、教育に取り組んでいます。教育の特色についてはこちらをご覧ください。

2021/01/04

明けましておめでとうございます

ごきげんよう。
明けましておめでとうございます。

今年も美術部による年始の作品が飾られています。

2021 待春より耐え忍ぶ丑年(あかべこ)

正門から入ってすぐのところに飾られているポスターには、一つ一つ異なる模様のあかべことともに、美術部員による俳句が書かれています。

「丑来たり 待春の年 耐え忍ぶ」
「うとうとと 霞んだ空に 冬銀河」
「年明けの 毎年恒例 寝正月」
「お正月 餅食べながら テレビ見る」
「いつの日も 会いたひと思ふは 心の友」
「ダンボール あけたら中は みかん風呂」
「幸せだ 布団にもぐり 長く寝る」
「見捨てない 君の努力を ヒーローは」
「赤べこが 迎え入れるは 初明り」
「雪積もる 土もマスクだ コロナ予防」

お正月をのんびり過ごす姿が見えてくるような内容です。ご来校の際にはぜひ、読んで見てください!

校内に入ったところにも
新年のポスターが飾られています