カナダ語学研修で入学している語学学校・CSLIでは、年に1回、生徒たちが1ヶ月間かけて映画を作成するイベントを行っています。今年は、4月がそのイベントを行う月で、英語のレベル別クラスごとに映画作品を作ります。1週目は、授業の一部の時間を使って映画のプランを練り、台本を作成します。2週目に実際に映像を撮り始めます。もちろん、演じるのもCSLIに通う生徒たちです。3週目に映像をパソコンなどを使って仕上げ、月の最終日には、映画館を貸し切り、みんなでそれぞれのクラスで作成した映画を見ます。本物の映画館を貸し切るほど、このイベントは本格的です!イベントの最後には、Best Actor (Actress)や、Best Originalなどの賞が与えられるそうです。かつては、ディズニー映画の「ムーラン」のパロディーを作成したクラスがあったそうです。撮影の際には、China Townまで行き、みんなで門の前で踊ったそうです。
今年は残念ながら、私たちは4月の1週目で帰国してしまうので、キャストになったり、出来上がった作品を見たりはできないのですが、生徒たちは楽しんで脚本作りに参加しています。
今日も、ホームステイや学校の様子などについて、参加しているLさんにお話を聞きました。
− このカナダ語学研修に参加したきっかけは何ですか?
Lさん:母の薦めです。母は、バンクーバーが好きなので、ぜひ行きなさい!と言われました。母は、20歳の時にバンクーバーに来たことがあり、また、新婚旅行でもバンクーバーに来たそうです。
− カナダに来る前に、ネイティブの先生方の英会話の特別レッスンがありましたが、何か役に立ったことはありますか?
Lさん:"May I〜?""Can I〜?"というフレーズです。Joshua先生に、このフレーズは絶対に覚えておいた方がいいと言われました。本当に、毎日このフレーズを使っています!ホストファミリーのお手伝いをするときや、何か自分かしたいことを伝える時、必ず使います。
− ホストファミリーはどのような方々ですか?
Lさん:お父さんは音楽をよく聞いています。何の曲を聴いているのか、よくわかりませんが、毎日ノリノリで音楽を聞いています。
お母さんは、お菓子作りが好きで、毎日お菓子を作ってくれます。昨日はチーズケーキを作ってくれました。
ご飯は、お父さんとお母さんが毎日交代で作っています。私は料理が苦手なので、お皿洗いを毎日手伝っています。
カナダに到着して2日目に、ホストファミリーのためにカレーを作ってあげました。ルーは日本から持って行って、それ以外の材料はお家にあるものを使いました。お米が日本と違って、細長くてパサパサしているので、日本で食べるカレーとは少し違いましたが、二人とも美味しいと喜んでくれました。
− 語学学校での授業はどうですか?
Lさん:英語が元々苦手でした。最初は、先生の言っていることが半分くらいしかわかりませんでした。しかし、1週間経つと、先生の言っていることがわかるようになってきました。
私のクラスには、午前中は15人くらい、午後は10人くらいの生徒がいます。韓国や台湾、中国、ブラジルの人がいます。国が違うと英語の発音が違うのでびっくりしました。でも、授業でグループワークやゲームを行うので、少しずつみんなの英語がわかってきて、楽しみながら勉強しています。
− 放課後はどのように過ごしていますか?
Lさん:先週はGas Townというところに行き、有名なSteam Clockを見に行きました。お土産やさんで、今日来ている赤いトレーナーを買いました。赤が好きなので、気に入っています。あと、クマのぬいぐるみを買いました。
昨日は、語学学校の友達と一緒に、Granville Islandというところに行きました。ガイドブックに載っていたので、行ってみたいと思っていました。学校からバスで20分くらいです。少し迷ってしまいましたが、無事に行けました。Granville Islandは、市場のようなところで、たくさんの野菜や果物、お肉や魚などが売っていました。有名なドーナツ屋さんに行って、みんなでドーナツを買って食べました。中にクリームが入っていておいしかったです。
− 最後に一言お願いします。
Lさん:バンクーバーはすごく綺麗な街です。本当に来てよかったです!
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インタビューに答えてくれたLさん。Gas Townで買った、真っ赤なトレーナーがよく似合っています! |