2021/08/29

高等学校学校説明会を開催しました

ごきげんよう。
昨日に続き、29日(日)も高校受験生を対象に、学校説明会を開催しました。

感染症対策を実施のうえ、教育内容のご紹介のほか、2019年度卒業生の市岡さんと川越さんに登壇いただき、高校3年間を振り返っていただきました。

在校生が登壇した28日(土)の説明会の様子はこちらでご紹介しています。


創立者の思いを最新の技術と手法を使って、教育の形にして取り組んでおり、2010年からは教育のICT化に力を入れ、今では第7世代の教育ICTによって、オンラインを使った授業でも、通常時間割通りに全教科全授業実施することができています。

「世の中に出て活躍したい」、「社会に貢献したい」という思いを持った女性が、自分の望む人生を手に入れるための心と能力を育みます。


学園が独自に行う必修科目の創造性教育に特に力を入れており、思いを形にし、多くの人を喜ばすことができる仕事を実現できる人を育てます。創造性の源となる豊かな心は、クラブ活動や委員会活動、校外学習など様々な活動の中で、自分の好きなこと、夢中になれることを見つけ、集中できる自分に出会うことから育まれます。「好きなことに思いっきり挑戦しよう」に本気で取り組む学校です。そして創造性教育での取り組みは、実社会に出たときに活躍する力になるだけでなく、大学の新しい入試にも効果を表しています。


「大学入試改革初年度」と言われる2021年度入試から、入試の形も大きく変わり、ペーパー試験至上主義から、総合型選抜や学校推薦型選抜といった、面接主体の新しい入試の形が、入学定員の多くを占めるようになりました。(「大学入試改革の実際」として、動画で詳しくご紹介しています)
この新しい入試の形式で、前年比で総合型選抜4倍、学校推薦型選抜(指定校推薦を除く)で2.6倍の合格実績を記録することができました。

覚えたことを答えるだけで突破できた入試から、「自分が将来何をやりたくて」、「そのために大学で何を学びたく」、「そのためにこれまで何をしてきたか」といった“人”を見る入試に変わりました。瀧野川女子学園では、高校1年生の段階から進路講演や進路指導を行い、コースやクラスに関係なく対策を行い、一人ひとりの進路を実現するためのサポートを行なっています。

高校1年から2年間生徒会で生徒会長と副会長を務めた、2019年度卒業生の市岡さんと川越さんに登壇いただきました。

◯事業化実習に取り組んでみて、感じたことを教えてください。

市岡さん:事業化実習では、自分たちで作りたいものを一からデザインを考えて制作し、あかつき祭やハワイ大学でのチャリティバザーで販売しました。作る中で仲間と意見が食い違うこともありましたが、みんなが納得いくものを作ることができました。自分たちの手で商品を作ることや、みんなで一つのものを作る経験をすることができました。

川越さん:どんなものが喜んでもらえるか考え、自分たちの手で一から作りあげたものが商品になった時は嬉しかったです。チャリティバザーでは英語で販売しましたが、商品を買ってくれたことで英語にも自信がつきましたし、作った商品を買ってもらえた達成感も得られました。

◯あかつき祭前はどんな気持ちでしたか。

市岡さん:不安より、金額設定に悩んでいたので、全部売れるか販売するまでドキドキでした。思った以上に評価していただけて、一日目が終わって自信が持てました。自分たちで作ったものが売れて、実際に身につけてくれている人を見た時は嬉しかったです。

◯チームでの総力戦になったと思いますが、チームの野望などありましたか。

市岡さん:負けず嫌いなので、学年一位の売り上げを目標に、全力で挑みました。英語が得意な人、制作を仕切る人など分担して協力することができ、ハワイのチャリティバザーを通してさらに団結力がつきました。

◯学校生活を振り返って、瀧野川女子学園で良かったことを教えてください。

市岡さん:入学の動機は制服が可愛い女子校だったからですが、生徒会に所属したり、3年間テニス部で活動したり、資格をとる努力もしたり、いろんなことを両立することができました。今大学生活を送る中で、今自分にできることは何か、自分で考え行動できるようになったのは、瀧野川女子学園でのいろんな経験があったからです。

川越さん:入学までは内気で人前に出ることも苦手でしたが、生徒会での活動を通し、自分に自信を持つことができました。動物看護の実習先でも第一印象がとても良かったと言っていただけて、この高校で自分に自信を持つことができて良かったです。いろんなことにチャレンジできるので、自分を変えたい人は瀧野川でたくさんチャレンジしてもらいたいです。

◯将来に向けて今挑戦していることがあったら教えてください。

市岡さん:自分のアパレルブランドを立ち上げるという夢があるので、いろんなことに挑戦しています。アルバイトで百貨店のショップで働いたり、ファッション系の記事を出す会社でのインターンを始める予定です。また、別の道にも進めるよう資格を取るなど、自分の武器を増やすために頑張っています。

川越さん:来春専門学校を卒業し、動物病院に就職することが決まっています。

芝辻先生:二人が高校1年生の時の最初の印象は、“言われたことはしっかりできる子”でしたが、高校3年生のあかつき祭前日に、一部の校内装飾ができていなくて困っていたときにたまたま二人が通りかかり、相談したところ、すぐに解決方法を出してくれて、無事装飾を完了することができました。3年間で自分で考える力がつき、一つの問いに対し一つの解を出すだけでなく、2倍、3倍の解をだせる力がついたと成長を感じました。

3月に学校に遊びに来てくれたときにも二人にインタビューしています。こちらの記事もぜひご覧ください。


次回10月2日(土)開催の学校説明会では、iPad Proを使用した授業体験にご参加いただけます。ICT化された授業がどのように行われているのか、ぜひ体験ください!

また、9月25日(土)、26日(日)では、デザイン思考を駆使した企画が盛り沢山です。創造性教育やクラブ活動の成果を発表したり、ここでしか手に入らない創造性溢れる商品を販売します。ぜひ遊びにお越しください!

2021/08/28

高等学校学校説明会を開催しました

ごきげんよう。
高校受験生を対象に、28日(土)に学校説明会を開催しました。

感染症対策を実施のうえ、教育内容のご紹介と、創造性教育の成果発表として、高校3年生による「IR報告書発表」を行いました。


大正15年、教員出身で5人の子育て中だった37歳の主婦が、まるでベンチャー企業のように、自宅の2階を開放して創立したのが瀧野川女子学園です。
「高い知性と豊かな個性を養い、心身ともに健康で、真に社会に貢献出来る有為な近代女性の育成」を建学の精神とし、女性が望むような人生を手に入れることのできるような教育に取り組んでいます。

そして、この創立者の思い最新の技術と手法を使って、教育の形にして取り組んでおり、2010年からは教育のICT化に力を入れ、今では第7世代の教育ICTによって、オンラインを使った授業でも、通常時間割通りに全教科全授業実施することができています。


世の中の変化に伴い、社会が求める力を身につけた学生を育てるため、約10年前から大学の教育の形が変わりました。そして「大学入試改革初年度」と言われる2021年度入試から、入試の形も大きく変わりました。それまでのペーパー試験至上主義から、総合型選抜や学校推薦型選抜といった、面接主体の新しい入試の形が、入学定員の多くを占めるようになったのです。

この大学入試の変化を10年前から予測し、教育改革を行い、準備を進めてきた本学園では、前年比で総合型選抜4倍、学校推薦型選抜(指定校推薦を除く)で2.6倍の合格実績を記録することができました。大学入試改革やそれに完全対応した教育内容については動画で詳しくご紹介しています。こちらからご覧ください。


国際社会で必要な"使える”英語の力を測るため、大学入試の変化の一つとして、英語のペーパー試験を廃止し、英検やTOEFLといった4技能を測る試験のスコアを求められるようになっています。
本学園では7人のネイティブ教員と4人の日本人の英語教員がチームを組み、ICTを活用し、3年間で“使える”英語を身につけられるのが特徴です。(英語教育についてはこちら

また、国際社会だからこそ、日本人としての心遣いを学ぶ「礼法・茶道・華道」の授業を全員必修で行っています。華道では1年間の授業を終えると、初伝のお免状をいただくことができ、放課後のクラブ活動を通してさらに上の階級のお免状を目指すこともできます。間も無く新しい和室が完成する予定で、9月25日(土)〜のあかつき祭では、広く明るい、新しい和室で体験いただけるよう、準備を進めています。


高校3年生による「IR報告書発表会」では、高校2年生の創造性教育で取り組んだ事業化実習で、チームで設立した模擬会社の成果を数値化し、人に分かりやすく伝えるために作成したIR報告書をもとに発表しました。

最後に生徒から受験生に、「瀧野川女子学園は自分を見つめ直す機会をたくさん与えてくれる学校なので、将来の夢がまだ決まっていない人も安心して入学してください。高校2年から受けられるゼミでは、将来の夢に近づける勉強ができるので、他の高校に比べて差をつけることができます」「創造性教育やゼミ制度など、いろんな経験をすることができます。自分の得意を見つけ、伸ばせる機会が多くあります。自分自身が成長できる学校だと思います」とメッセージがありました。


次回10月2日(土)開催の学校説明会では、iPad Proを使用した授業体験にご参加いただけます。ICT化された授業がどのように行われているのか、ぜひ体験ください!

中高一貫学校説明会を開催しました

ごきげんよう。
中学受験生を対象に、中高一貫コース学校説明会を開催しました。

感染症対策を実施のうえ、理念や歴史、教育内容のご紹介と、中学3年生の代表生徒による、奄美大島冒険旅行と創造性教育でのロボット制作について発表を行いました。


はじめに、校長先生より教育理念や校訓についてのご紹介です。
瀧野川女子学園では、創立者の思いを最新の技術と手法を使って、教育の形にして取り組んでおり、2010年からは教育のICT化に力を入れ、今では第7世代の教育ICTによって、オンラインを使った授業でも、通常時間割通りに全教科全授業実施することができています。


副校長先生からは、新しい大学入試での合格実績に繋がっている、新世代の教育についてご紹介がありました。

大学入試改革について
詳しくご紹介している動画はこちら

将来どんな仕事をして、どう生きていきたいか、自分の進路に向けて、新しい自分に出会える機会をたくさん用意しています。様々な体験を通し、自分の好きなことや夢中になれることを見つけ、先生や仲間と一緒に思いっきり楽しんで挑戦することを大切にしています。創造性教育では、実現したい思いを形にし、それを仕事に結び付ける力を養います。


生徒によるプレゼンの中で、奄美大島冒険旅行を振り返っての話がありました。
豊かな自然の中でのアクティビティや奄美の人との交流を通し、挑戦する心、親切にする心が育まれた様子が伝わってきました。(奄美大島冒険旅行の様子はこちらの動画をご覧ください)


中学2年生の創造性教育で挑戦するロボット制作について、子供が喜ぶロボットにするため、意外な動きをするロボットを作りました。「簡単な動作に思えても、重さや配線の工夫など細かい調整が必要で大変だった」と感想がありました。また、クラスみんなで作った、ロボットも登場する短編動画「かめ誘拐事件」も、笑いながら楽しんで見ていただけました!(短編動画は、こちらの発表動画の中でご覧いただけます)

中学1年生から情報の授業を必修で行い、ロボットもプログラミングで動くことを理解した上で、実際に自分たちの手でロボットを作り上げます。ロボット制作を通して、テクノロジーを使って、思いを形にできることを学びます。

次回9月18日(土)開催の学校説明会では、iPad Proを使用した授業体験にご参加いただけます。ICT化された授業がどのように行われているのか、ぜひ体験ください!

2021/08/26

防災学習がありました

ごきげんよう。 8月24日〜25日にかけて、夏期講習の午後の時間を使い、一貫1A、4Aと高校1年生とで北区防災センターで防災学習を受講してきました。 施設に着くと、まずはセンター長からお話をいただきました。 大規模な地震が起こった際に我々はどのように行動すべきかを、溌剌とした様子でお話しくださいました。



全体でお話を聞いた後は各グループに分かれて、それぞれ防災数種類の防災に関わる体験講習を順番に受けていきます。 これは消化器の使い方の講習です。緊急時で焦っていても瞬時に使えるように備えておくべきですね。



施設内の展示を見学しています。 生徒たちが見ているものは、緊急避難所の様子のミニチュアにしたものです。 非常事態での様子を平時から思い描き、心構えをしておく必要があります。
  

こちらは簡単に解けない縄の結び方を学んでいる様子です。 災害が起こった際に、建物がさらに崩れることを防ぐことに使える技術です。また、新聞紙などをまとめる際にも便利らしく、広く実用的な技術と言えます。



地震の際の揺れ具合を段階的に体験できる設備です。 震度7を再現した揺れでは、何かにつかまっていないと立てないほどの激しい揺れを体験できます。 日頃から起こりうる事態を意識したいものです。



約3時間ほどでしたが、充実した体験ができました。 災害が起こった時に正しく行動するための正しい知識と、いざという時に行動できる勇気を今後も育んでいきたいです。

2021/08/23

夏休みもあと一週間!

ごきげんよう。

夏休みもあと約1週間となりました。今日から夏期講習が始まり、9月からは新学期が始まります。

今日は二十四節気の「処暑」にあたります。暑さはまだ続くようですが、残りの夏休みも体調管理をしっかりと行い、新学期に向けて準備を進めてもらいたいと思います。

<夏の終わりにおすすめの動画をご紹介!>
昨年の夏、受験生を対象とした体験入学を、「夏祭り」というテーマのもと、オンラインで行いました。
エンディングには打ち上げ花火の映像を校舎に投影し、プロジェクションマッピングを行いました!

打ち上げ花火プロジェクションマッピング

また、打ち上げ花火の映像に合わせて、ダンス部、チアダンス部、バトン部が、体験入学で行った振り付けで「夏祭り」を踊りました!

花火とダンスで夏祭り!

2021/08/20

あかつき祭2021に向けて

ごきげんよう。

9月25日(土)、26日(日)に「あかつき祭 〜我ら乙女、無限大〜」を開催します!


<あかつき祭2021ポスターデザイン>
ひとつひとつ異なる輝きを持っている宝石たち。
それはまるで、個性豊かに光り輝く本校の生徒たちのよう。
それぞれが手を取り合い集まったときに、無限大の輝きを生み出すことができるという考えのもと、このようなデザインを制作しました。
このあかつき祭で、宝石箱を開けたときのような、わくわくした気持ちをみなさんに届けたいという思いも込めています。
美術部 高校2年 髙嶋美来



「あかつき祭」は、学校独自の「創造性教育」で育む創造性と起業家精神を発揮する場所です。今年もデザイン思考を駆使した企画が盛りだくさんです。
中でも、高校2年生は創造性教育「事業化実習」で、チームで模擬会社を起業し、オリジナル商品を企画・制作してあかつき祭で販売します。7月には試作品を持ち寄り、あかつき祭での販売に向けた評価会議を教員で行い、そのフィードバックを受けて、今は販売用の商品を制作しているところです。ここでしか手に入らない、創造性溢れるオリジナル商品を、ぜひたくさんのお客様にご購入いただきたいと思います!


あかつき祭のオープニングとエンディングのステージパフォーマンスは年々盛り上がりを増し、クラブの枠を越え、参加希望者の中からオーディションを勝ち抜いた人たちで作り上げるショーになっています。
今年のオープニングは初の試みとなる、「理想の女性像」をテーマにしたファッションショーを行います!ぜひ楽しみにしていてください♪

【ファッションショー説明会の様子はこちら】

また、生徒会があかつき祭に参加するクラブに催し内容を取材した動画も公開しています。第1弾は、ダンス部、チアダンス部、茶道部、書道部、箏曲部、軽音楽研究部です。ぜひご覧ください!


あかつき祭に向けた準備の様子などは随時ご紹介していきます!
(基本的な感染症対策を徹底した上で、教育を行なっています。“学びを止めない教育”についてはこちらでご紹介しています)

2021/08/18

創造性教育を通して(生徒インタビュー)

ごきげんよう。

学園独自設置科目として中高全学年必修で行なっている「創造性教育」では、創造性と起業家精神を育み、新しい商品や新しい仕事を生み出す力を養います。

この創造性教育を通し、どんなことに挑戦し、成長したか、生徒にインタビューした記事が公開されました。

<受験情報サイトinter-edu>
連載コンテンツ「学校で社長を経験! 独自授業「創造性教育」で生徒が感じた手応え

記事の中では、中高一貫コース4年生の生徒による中学3年間の創造性教育について、高校3年生の生徒による、高2事業化実習についてご紹介しています。ぜひご覧ください!


2021/08/06

学びを止めない教育2「ICTを活用した学び」

ごきげんよう。

「学びを止めない教育」として、瀧野川女子学園での取り組みをご紹介いたします。

前回ご紹介したのは、「教育環境」として、基本的な感染症対策の内容をご紹介させていただきました。

今回ご紹介するのは、「ICTを活用した教育内容」についてです。

2010年から教育の ICT 化に取り組み、2016年に全校全授業がクラウドベースに、第7世代にICT化され、2019年には全普通教室が「黒板の無い教室」に変わりました。

一人1台のiPad ProとApple pencilを使った授業は、例え40人の授業であっても一人ひとりの「わかる」「できる」を確認しながら進み、これまでの2倍以上の効率でテンポよく進んでいきます。

私たちのICT化された教育の最大の特徴は、先生と生徒たちが集う「教室」と言う場所の長所を劇的に進化させた、この授業スタイルにあります。テクノロジーの力を使い、先生が生徒たちの会話や考えを引き出しながら、生徒たちの手でどんどんと高いレベルまで学び取っていく姿は独特です。

A4サイズのiPadProと、鉛筆と変わらず滑らかに自然に手書きができるApplePencil、そしてクラウドを使ったリアルタイムの協働学習が加わったことで、50分の授業時間のほとんどの時間を自分で考え、手を動かし、会話しながら進む授業スタイルが可能になりました。そうして時間に余裕ができたからこそ、一人ひとりの「個性」と「可能性」を引き出す“新世代の教育”ができるようになったのです。

このように、本学園では普段からクラウドベースで授業を行なっています。クラウドベースによって、iPad上で先生と生徒、そして生徒同士でもページを共有できるので、画面上でリアルタイムに、双方向にやりとりが可能となりました。

このことで、オンライン授業への切り替えもスムーズに行うことができました。

オンライン授業ではGoogle Meetを併用することで、教室という同じ場所にいなくても、学校にいる先生と家にいる生徒で、教室にいるのと同じように、顔を合わせながら、話をしながら授業を進めることができます。オンライン授業では、すべての授業を通常時間割通り、1コマ50分×平日6コマ、土曜3コマのスケジュールで実施。クラブ活動も家でできる範囲の内容でオンラインで取り組みました。

<オンライン授業の様子はメディアにもご紹介いただきました!>

J:COM「デイリーニュース」2020.3.6放送
日本テレビ「スッキリ」2020.4.2放送
フジテレビ「めざましテレビ」2020.4.3放送
J:COM「特別番組」2020.5.5放送、日本テレビ「スッキリ」2020.5.6放送
KDDIグループ「ICT教育特集コラム」2020.5.18公開(外部サイトです)


前回もご紹介した通り、校内の感染症対策もしっかりと行い、教室での学びを止めず、状況に合わせてオンラインに切り替え、オンラインでも学びを止めない教育を行なっています。

2021/08/05

学びを止めない教育1「教育環境」

ごきげんよう。

「学びを止めない教育」として、瀧野川女子学園での取り組みをご紹介いたします。

まず、校内では基本的な感染症対策を徹底した上で、教育を行なっています。

<2020年1月より実施している感染症対策>
・ロビーや図書室など人が集まる場所にオゾン発生装置「エアフィーノ」を設置
・校舎出入口に靴裏消毒マットの設置
・カフェテリアなどにアクリル板を設置
・手指がよく触れる場所のふき取り消毒
・アルコール消毒の設置
・手洗い、うがい、換気の徹底
・登校時、来校時の検温と手指消毒の徹底
・教職員、生徒、来校者へのマスク着用の義務化
・教職員、生徒の毎日の健康の記録
 など
※2020年1月〜6月に実施した感染症対策の流れについてはこちら

体育館は屋外にいるのと変わらない大容量の換気システムを導入。普通教室では、充分な換気容量の換気システムの使用や、大きく開口する窓が教室の両サイドにあることで、常に新鮮な空気の環境を保っています。

教室は天井が高く、大きな窓が特徴的で、これは創立時より、広く明るい開放的な教室で学ぶことを大切にしてきたからです。

今では、“密になりにくい”ということに繋がるだけでなく、ICT教育を進める上で、iPad画面の輝度を高く設定しなくても良く、また、明るい環境を活かし、プロジェクターではなくモニターを使用することで、目への負担も減らせ、安心して学びに集中できる環境となっています。

今回は基本的な感染症対策についてご紹介しました。
次回は、学びを止めない教育の内容についてご紹介します。

2021/08/01

体験入学を開催しました!②

ごきげんよう。
本日、中学受験生・高校受験生を対象に、クラブ活動を含む11の講座をご用意し、先生と生徒と一緒に楽しく体験していただくイベントを開催しました。

この記事ではその様子②をご紹介します!(「体験入学を開催しました!①」はこちら



チアダンス部「Let's Cheer dance!」

元世界チャンピオンが指導する本学園のチアダンス部。
まずはしっかりとウォーミングアップでほぐし、そしてチアダンスの基本の動き、ターンなどを学んでいきました。



基本の動きを学んだ後はいよいよ実践! NiziUの「PoppinShakin'」に乗せて、様々な動きを組み合わせ、ポンポンを手に、曲に合わせて踊るのが今日の目標です。

受験生はペアになった在校生に振りや動きを教わりました。今回は振りを覚えて踊るだけでなく、フォーメーションチェンジも行います。在校生は一つひとつの動きを説明し、確認しながら振り入れをしていました。


何度も繰り返し練習し、いよいよ最後のダンス。フォーメーションもバッチリ決まりました!
ぜひご自宅でも曲に合わせて踊ってほしいと思います。


ダンス部「エンジョイ・ダンシング〜♪」

ダンス部員が先生となり一緒に踊る、「エンジョイ・ダンシング〜♪」
はじめにアイソレーション(体の一部分を動かすこと)やリズムトレーニングで体を慣らし、JAZZの基礎練習も行いました。


そしていよいよダンス! 初心者〜経験者まで、様々な受験生。みんなが楽しくダンスできるよう、レベル別に3つのグループに分かれて練習します。



踊るのはSelena Gomesの「My Dilemma2.0」。同じ曲の同じパートを、レベル別の振り付けで踊ります。グループ毎に練習をし、その成果を他のグループのみんなに披露しました。


そして最後は、全員一緒にダンシング!


短時間で振りをマスターする姿はとても素敵でした。ぜひ今後も楽しくダンスしてほしいです。


テニス部「本気になれば、自分が変わる!」

テニス部は「初心者でも5回ラリーできるようになる!」ことを目指し、練習を行いました。
ウォーミングアップの球出しから、的当て、そして先輩とポイントゲームをしました。


受験生はほとんどの方が初心者! 
ですが、最後のラリーはほとんどの方が、目標の5回のラリーを続けることができました!


お天気に恵まれた、とても暑い中での練習でしたが、みなさんとってもがんばりました。
今日のがんばりを、ご自身でも褒めてあげてほしいと思います。

バレー部「飛べ!バレーボールに挑戦!」

ウォーミングアップからパス練習、サーブ練習、そしてスパイク練習・・・!
バレーボールの楽しさをみなさんに知っていただけるように、初心者の方にはしっかり基礎を学んでいただき、経験者の方には在校生の普段の練習さながらのメニューを味わっていただきました。



そして基礎練習の後は、いよいよゲーム! 
在校生とチームになりプレーして、一緒に汗を流していただきました。


90分みっちり体を動かし、みなさんとっても疲れたと思いますが、練習後はどこか清々しい表情に。バレーボールの楽しさを感じていただけていたら嬉しいです。

バスケットボール部「先生!バスケがしたいです!」

「バスケを楽しむ!」
バスケットボール部はこのことを、この夏の体験入学のテーマにしました。

ランニングから始まり、体操、ランメニューまでこなした後はナンバーライティング(片足を上げ、その足で指示された数字を空中に書くもの)やリアクショントレーニング、爆弾ゲーム(ボールを爆弾に見立てパスを回し、最後に持っていた人がアウト、というもの)などに取り組みました。


その後はドリブル!
片手ずつのドリブルや、足の間を通すドリブル、ボールを前後に動かしてのドリブルなど、様々なドリブルを練習しました。


ドリブルを一通り練習したら、チームに分かれてのドリブルリレーを行いました。コーンを敵に見立て、それを躱(かわ)しながら進んでいきます。初心者の方もここまでの練習の成果を出し切り、スピード感のあるランを見せました。

ドリブルリレーの最後はシュート! あまりの速さに写真を撮り損ねてしまったのですが(大変申し訳ありません・・・)見事に決まりました!


個性豊かな講座で受験生のみなさんをお迎えした今回の体験入学、いかがだったでしょうか。
瀧野川女子学園では授業も部活も、思いっきり楽しむことをモットーにしています。

今後も、学校説明会やあかつき祭で、受験生のみなさんが本学園の雰囲気に触れられる機会をご用意して、お待ちしております。ぜひ楽しみに、お越しください。

【学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:8月28日(土)10:00〜11:30
○説明会の後には、個別相談も実施いたします。希望者にはiPad Proを使った授業体験もございます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

ご予約はこちらからお願いします。


【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:8月28日(土)13:30〜15:00、15:00〜16:30
○説明会の後には、個別相談も実施いたします。希望者にはiPad Proを使った授業体験もございます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

ご予約はこちらからお願いします。


【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:8月29日(日)9:00〜10:30、10:30〜12:00、13:30〜15:00、15:00〜16:30
○説明会の後には、個別相談も実施いたします。希望者にはiPad Proを使った授業体験もございます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

ご予約はこちらからお願いします。

体験入学を開催しました!①

ごきげんよう。

今日は中学受験生、高校受験生を対象に、クラブ活動を含む11の講座をご用意し、先生と生徒と一緒に楽しく体験していただくイベントを開催しました。

体験入学の様子をご紹介します!


理科「サイエンスラボ」

今回の実験では、ガラスのマドラー、線香花火、バブロケットを作りました。

ガラスのマドラーは、ガラス管を好きな長さで切り、ガスバーナーでガラスを溶かしながら穴を閉じます。ガラス管を火の中に斜めに入れて、クルクル回しながら溶かしていきます。

先生の手元はモニターにも映すので、
遠くからも見やすくなっています!

冷めたらガラス管の中に好きなビーズを入れて、反対側をまたガスバーナーで溶かして閉じると、オリジナルマドラーの完成です。

ビーズの色が鮮やかで、ガラス管に個性がでます

線香花火は、まず火薬を作ります。材料は、煤、硫黄、硝酸カリウム、木炭の粉を混ぜ合わせます。そして、紙を指先で細かく捻って“こより”を作り、火薬を包むと完成です。

自分で作った線香花火に火をつけてみると、綺麗に火花を飛ばしたり、火球が燃え尽きる様子を眺めたりしました。市販の花火のようにきれいに火花が飛ぶと歓声があがりました!

バブロケットは、発泡性の入浴剤から発生する二酸化炭素を利用した実験です。フィルムケースに入浴剤の欠片を入れ、水を入れたらフタをして、フタ側を下に地面に置くと、ポンッという音とともに、フィルムケースが空高く飛びます。

欠片が溶け切るまで何回でも再利用できるので、何回も飛ばして楽しんでいただけました。



英語「English Party!」

「English Party!はネイティブの先生を中心に、ほぼオールイングリッシュで行われました。

まずはじめはウォーミングアップ!
「ジョシュア先生クイズ」と題されたゲームでは、選ばれた回答者の背後にあるスクリーンに映し出されたモノやコトについて、回答者以外のメンバーがそれとは言わずにヒントを出していくことで、回答者が答えを導き出していきます。


例えば「トマト」が映し出されていたとしたら、メンバーの皆さんは「赤い」や「丸い」「野菜」などとヒントを出していくのです。もちろんみなさん英語でヒントや回答を出していきます。

積極的に手を挙げて、ヒントを伝える受験生の姿が印象的でした。

次は「ブローチ作り」です。
リボンを使って、薔薇のブローチ(コサージュ)を作りました。
手順の説明や、アドバイスも全て英語。細かい作業に苦戦する様子も見受けられましたが、なんとか作り上げることができたようです。




そして最後は「サンクスカード作り」! 
保護者の方や身近な方へ、感謝の言葉を伝えるカードを書きました。
ネイティブの先生からは「誰に書くの?」や「その人はどんなものが好きなの?」「それを書いたらきっと喜ぶよ」などと声がかけられ、話かけれた受験生のみなさんもしっかりと英語で受け答えをしていました。



茶道「抹茶体験」

まずは茶道部の部員による、お点前の一連の流れのデモンストレーションが行われました。

体験では干菓子をいただき、実際にお茶を点てます。そして自分で点てたお茶をいただきます。

お茶を点てる時、お湯の温度や抹茶の量によって泡立ち方が変わります。みなさんうまく泡立てることができたでしょうか。

また、待ち時間に部員による袱紗のたたみ方のレクチャーが行われました。ほとんどの人が初めての茶道体験でしたが、部員による丁寧な教え方で、所作やお点前を体験いただきました。



華道「いけばな体験〜楽しくお花を生けてみよう〜」

華道の授業とクラブコーチを務める、古流松藤会副総司の岡崎先生が教えます。

まずはお花を生ける花器を選びます。そして花材のニューサイラン3枚、ひまわり3本、スターチス1本を使って自由に花器に生けていきます。

いけばなは花材で動きを出し、作品に空間をつくります。花材は捻ったり、丸めたり、折ったりして、空間をつくりだすために自由に扱います。花材をどう活かすか決まりはないので、その人の感性で使っていただきます。

体験が終わると花束にして持ち帰ることができます。お家でも再現して、お花を楽しんでもらいたいと思います。


書道「大字体験(リズムにのって大字パフォーマンスに挑戦)」

参加者は見本の中から好きな文字を選んで作品を作ります。全紙で書く前に、少し小さめの紙に大きな筆を使って書く練習をします。書いては見返して次書くバランスを考え、また書きます。

書道の授業とクラブ顧問を担当する井上先生が
お手本を書いて見せてくれます

BGMとして書道部の過去のパフォーマンス映像を流し、その音楽に合わせてリズミカルに書いていきます。

全紙で納得のいく作品が書けたら、次はオリジナルの印(イン)作りです。印は発泡スチロールに下書きを写して文字部分を削ります。完成した書には名前の代わりに印を押しますが、印を押す場所に決まりはないので、文字とのバランスを見ながら、印を押す場所を決め、印を押したら完成です。



美術「original アートパネルづくり」

アートパネルづくりでは、◯△□のステンシルシートを使って描きます。

部長による自分の作品紹介がありました

今回使うパネルはS4号というサイズで、美術部員が事前に準備したものです。一枚一枚地塗り材や盛り上げ材を使って、色や質感の違うパネルになっています。そこに参加者がステンシルすることで、美術部員とコラボレーションした作品が完成します。

ステンシルシートは美術部が代々使っているもので、美術部員手製のものです。これまでもステンシル技法を使った作品づくりをしており、校内にある自動販売機も、美術部員の作品になっています。

制作では何かテーマを決めて◯△□を使って表現する人もいれば、◯△□を画面に当てていき、ストーリーを創り出す人もいます。制作の中で、「夢中になって画面いっぱいにステンシルしないように、画面とコミュニケーションをとりながら進めないと良い作品は生まれませんよ」というお話が先生よりありました。美術部員がお手伝いしながら、思い思いの作品を制作していただきました。

この体験入学に向けてのパネルづくりの様子などは、美術部公式ブログでご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

【美術部公式ブログはこちら】


引き続き、運動部の講座のご紹介をご覧ください。(「体験入学を開催しました!②」はこちら