2021/06/15

塾の先生向けに入試報告会を開催しました

ごきげんよう。

今日は塾の先生向けに「令和3年度入試報告会」を開催しました。

中学入試および高校入試を振り返り、それぞれの傾向についてご報告させていただきました。

特に高校入試では、推薦入試での成績基準を「9科中任意の3科もしくは5科(希望コースによる)で評価する」とした変更がありました。

これは、本学園が一人ひとりの個性や可能性を引き出し、より高める教育に力を入れていることから、「主要5教科」と言われる科目に限らず、「実技4教科」を含めた9科の中から得意な教科を評価するとしました。この結果、今年入学した生徒の5科および9科の平均基準は前年度より高くなり、教科に偏らず幅広い知識や技能に関心のある生徒が、私たちの仲間に加わったことをお伝えしました。

また、2021年度大学入試の合格実績についてもあわせてご報告し、筑波大学や宇都宮大学といった国立大学や、上智大学、東京理科大学といった難関私大に合格するなど、瀧野川女子学園で大きく成長し、希望する進路を実現したことをご報告しました。

特に、総合型選抜や公募推薦型といった新しい入試形式での合格実績が大きく伸び、本学園独自の「創造性教育」などの取り組みが実績に結びついています。この「創造性教育」での取り組みの紹介の一環として、中学課程修了研究で学年代表となった生徒による発表を聞いていただきました。

「中学課程修了研究」では、自分の好きなことや興味のあることを1年間追求し、研究した結果をスライドにまとめ発表します。専門的な用語も使用しますが、分かりやすい内容にまとめられていて、聞いている人にとっても身近なテーマなので、興味深く聞いていただけました。

報告会の最後には、令和4年度中学入試で新たに導入する「授業評価型入試」についても説明させていただきました。先日開催した中学受験生向け学校説明会でも雰囲気を体験いただきましたが、授業体験や入試チャレンジイベントで体験できますので、2科・4科とあわせて、自分の得意を発揮できる入試形式を選択していただけるよう準備を進めています。