2023/05/26

【高校1年・一貫4年】奄美大島研修旅行の感想を聞きました!②

ごきげんよう。今回は、高校1年特進選抜クラスの生徒の感想文をご紹介します。

奄美大島研修旅行に行って、多くの自然に触れることができました。見たこともない柄の蝶や、本の中でしか見たことのない生物を自分の目で見ることができて感動しました。

シュノーケリングやトレッキング、マングローブカヌーでは、それぞれ海・山・マングローブと奄美の多種多様な環境が楽しめました。ばしゃ山村の周りには海が遠くまで広がっていたのに対し、山までくると本当に同じ島にあるのかと疑ってしまうくらい景色が変わっていて驚きました。

クラス対抗のBIG SUP大会では、普段あまり出すことのできない元気を研修旅行の中でもたくさん出すことができました。自分達の番の時も応援の時も、チームが一体になったような気がしました。この時には、チームが一体になる大切さを学ぶことができました。

SUP、カヌーでは海やマングローブの生物を見つけつつ、めいいっぱい体力を使いました。自分の周りが全部海やマングローブに囲まれていて、神秘的だなと感じました。

泥染体験では、奄美の伝統について学ぶことができました。泥に入った時に、足が泥に取られてこのまま取れなくなるのではと少し心配になることもありました。

研修旅行では、多くの人に協力してもらい、楽しむことができました。また、クラスの仲間と協力したからこそできたこともあり、協力の重要さを学ぶことができました。

奄美の環境にも驚きました。私は昔、沖縄に行ったことがあったのですが、沖縄でも見られなかった生物がたくさん見れました。場所は近くて、気候も似ているのにどうしてここまで見られる生物が変わったんだろうと新たな疑問も生まれました。

いつかまた奄美に行ってみたいと思いました。



2023/05/25

【高校1年・一貫4年】奄美大島研修旅行の感想を聞きました!①

ごきげんよう。高校1年・一貫4年の生徒が奄美大島研修旅行から帰ってきて10日ほど経っていますが、生徒たちの話はまだ奄美大島の思い出に溢れています。その想いが溢れた感想文がたくさんありますので、ブログで紹介していきます。今回は、特進コースの生徒の作文をお届けします。

私は奄美大島研修旅行に行って、たくさんの経験をすることができました。研修旅行に行く前は海に行ったことがなく、今回が初めての体験でした。

奄美大島研修旅行2日目では、SUP体験をしました。体験する前にSUPの漕ぎ方の説明を受けて、いざやってみると最初は慣れなかったものが少しずつ漕げるようになりました。途中でバランスが崩れて海に落ちてしまったこともありました。しかし、それもいい経験だと思いました。海水はしょっぱいと聞いたことがありましたが、実際に飲んだことがなく、とても新鮮な経験でした。シュノーケリングも初めての体験で、海に中がとてもきれいで、ウミガメも見ることができました。

3日目はキャンドル作りをしました。初日の自由時間で拾った貝や砂をビンの中に入れて作った作品は世界に1つしかない自分の宝物で、使うのがもったいないと感じました。

4日目の夜は花火を見ました。奄美大島で見る花火は、今まで見た花火の中でも一番綺麗だと思いました。今まで見た花火は人が多く集まって、花火を心から感じる余裕はなかったのですが、奄美大島ではみんなで砂浜に座って、涼しい風を感じながら、初めて花火に感動しました。

私は、この奄美大島研修旅行を通して、自然の素晴らしさを実感したのと、クラスの人たちと仲を深めることができました。元々はあまり喋れなかった性格なのですが、バスの中で勇気を出して喋るかけてみて、話すことができました。これからも色々なことに挑戦していきたいです。





【中高一貫3年生】伊勢歴史旅行 2日目

 ごきげんよう

伊勢歴史旅行2日目は、二見興玉神社への参拝から始まります。伊勢神宮へのお参りには順番があると言われ、かつては二見浦にあるこの二見興玉神社でお浄めをしてからお参りに行くのが良いとされたそうです。二見興玉神社でお浄めを済ませて、「せんぐう館」という博物館で、伊勢神宮の歴史や建築などについて学び、いよいよ外宮をお参りします。

「せんぐう館」の見学から、伊勢観光案内人の方が案内してくださいます。歴史や建築だけでなく、大切に受け継がれてきた精神についてもお話いただき、多くのことを学ぶことができます。

2日目を終えた生徒の感想をご紹介します。


ごきげんよう!
2日目は外宮に行ってきました。せんぐう館では案内人の方に説明をしていただきながら伝統工芸品や伊勢神宮の歴史、風習を学ぶことができました。私は特に、伊勢神宮の式年遷宮のために木を伐採し、残った部分に枝を刺して、元の木を栄養にして枝を成長させていくという命の連鎖の話にとても感動しました。
お昼には手ごね寿司をいただきました。伊勢の郷土料理を堪能できてとても嬉しかったです。そして午後は外宮の中のいろいろな神様のところへ参拝に行きました。神話のことを詳しく知ったり、参拝方法を教えていただき、しっかり神様に感謝を伝えることができました。外宮の最後には、幸運なことに日別朝夕大御饌祭も見ることができました。滅多に目にすることができない光景に、とても感動しました。
外宮の後は月夜見宮に行きました。岩を白馬に変えて月夜見尊が外宮の神様に会いに向かったというロマンチックな伝説に驚きました。
明日の最終日も元気いっぱい楽しみたいです。

宿から二見興玉神社までの道のりにも、歴史的な建物があります

二見興玉神社 夫婦岩

てこね寿司
新鮮なお魚が醤油につけてあっておいしい!お魚だけでなくお米もとても美味しいです!

iPadも活用しながら説明してくださるので、とてもわかりやすかったです

明日もたくさんのことを学びます!




2023/05/24

【中高一貫3年生】伊勢歴史旅行 1日目

ごきげんよう!

中高一貫3年生が、伊勢歴史旅行へ出かけています。古来、私たち日本人は、自然を利用しながら守り、ともに生きていくことを大切にしてきました。そうした、日本人が大切にしてきた原感覚を強く感じ取ることができる場所の一つが伊勢神宮です。自然を敬い、共に生きる感覚の源がそこにはあります。遥かな時を超えて受け継がれ、現代の私たちへと繋がる精神を感じ取る2泊3日です。

1日目を終えた生徒の感想をご紹介します。


ごきげんよう。

今日は伊勢歴史旅行の1日目。
まず最初に神宮徴古館と農業館にいきました。
先輩方の作ったクイズを解きながら、いろいろな展示物を見ることができました。事前学習はしてきましたが、そのときに調べられていないことがあったので、実際に目にすることでもっと伊勢の歴史を深く知ることができ、嬉しかったです。

次に倭姫宮を参拝しました。
事前学習で建物のことや参拝方法については知っていましたが実際に行ってみると調べたときには想像もできなかった空気感を味わうことができました。

最後に、御塩殿神社を参拝しました。クラス5人で気持ちを1つにして参拝することができました。
帰りに教頭先生に塩羊羹を差し入れしていただきました。羊羹屋さんに行ったときにツバメの巣が店の中に4つもできていました。東京ではありえない風景だったので、自然の豊かさにとても驚かされました。

1日目は皆で楽しく過ごせました。
明日は今日に比べてできることや時間が多くあり、地元のガイドさんにもお話をうかがう機会がたくさんあるので、皆でより多く学び、楽しく過ごしたいと思います。


新幹線から伊勢志摩ライナーへ乗り継いで伊勢へ向かいます

徴古館の前で
抜けるような青空に、伊勢の地から歓迎されているような気持ちになりました

倭姫宮
鳥居をくぐると空気が変わったように感じられました

海辺を散策
宿から御塩殿神社まで散策
奄美の海とは違う雰囲気を感じました

御塩殿神社
雰囲気のある神社で、心を一つにお参りしました

おいしい土地のものをいただいて、明日に備えます!

初めて見るツバメの巣に驚きました!

塩羊羹を美味しくいただきました
ありがとうございました!


2023/05/22

【高校1年・一貫4年】奄美大島研修旅行 食事を全力で楽しむのも瀧野川流!

ごきげんよう。瀧野川女子学園の旅行では、「食事」も大切にしています。食事は生きるために大切なものであり、元気の源です。奄美大島にはたくさんの美味しいものがあり、生徒たちは、お腹いっぱい大地の恵みをいただき、元気いっぱいになりました。

奄美大島はほとんどの食べ物を島の中で取ることができます。海に囲まれているので、魚介類が美味しいイメージがあると思いますが、実はお肉や野菜、果物などもとても美味しいのです。

生徒にダントツに人気があったのが、「たんかんフラッペ」です。たんかんは、沖縄などでも収穫することができる、みかんやオレンジのような果物です。奄美大島のたんかんは、他の地域で取れるものよりも大きく、甘みが強いので、それを生搾りしたジュースはたんかんの美味しさを十分に味わうことができます。たんかんフラッペには、上に凍らせた果実が乗っていて、たんかんを丸ごと味わうことができます。生徒の中には、毎日このたんかんフラッペを飲んでいた生徒もいるほどです。

奄美大島の魚介類は、もちろん絶品です。BBQのエビはプリプリで、甘くて美味しかったです。いっさい生臭さもなく、エビ味噌まで味わうことができます。BBQでエビが大好きで、何匹も食べている生徒がいました。


お肉もとても美味しく、特に「牛たたき」と「ローストポーク」が人気でした。味が濃く、しっかりとお肉の味を楽しむことができます。お肉は柔らかく、また添え物のキノコやニンニクにもお肉の味が染み込んでいて、全体が美味しくなっていました。


奄美大島の名物「鶏飯」は、それぞれの家庭、レストランごとに味が違うそうです。鶏のスープは甘味と塩味のバランスがよく、また、最後にのせる「たんかん」の皮が香りを良くしています。何杯でも食べられてしまいそうなくらい絶品でした。

奄美大島全体のエネルギーは、そんな大地の恵みから来ているのではないでしょうか。奄美大島には他にもたくさんの美味しいものがあるので、ぜひ楽しんでください!



2023/05/20

【高校1年・一貫4年】奄美大島研修旅行 美味しい野菜を収穫して、BBQを楽しみました!

ごきげんよう。最後に、奄美大島研修旅行で体験した、収穫体験とBBQの様子をご紹介します。

宿泊地であるばしゃ山村からバスで15分程度のところにある、「楠田ファーム」さんで収穫のお手伝いをしました。楠田ファームさんに訪れるのは、今年で3年目です。毎年、「TAKINOGAWA♡AMAMI」という文字に沿って空芯菜を植え付けます。昨年度の先輩たちが植えた空芯菜が大きく育っていて、それを少しちぎって食べさせていただきました。とれたての空芯菜の甘みに生徒たちは驚いていました。自分達が植えた苗が、来年の後輩たちに楽しんでくれると想像すると、嬉しくなります。

植え付けをした後は、にんじんと玉ねぎを収穫します。少し力が入りますが、スポッ!と抜ける時の感触は病みつきになります。にんじんの葉っぱが大きいので、期待して抜いてみると意外と小さかったり、変な形のにんじんがあったりと、とても楽しんで収穫をすることができました。今回、自分達で収穫した玉ねぎは、夕食のBBQの食材になります。楽しみに玉ねぎを干して、風通しを行いました。



夕食はお待ちかねのBBQ!フランクフルトやたくさんのお肉、エビ、美味しそうな野菜などが並んでいて、生徒たちはワクワクしていました。自分達で収穫した玉ねぎは大好評で、その甘みがクセになりそうでした。



この収穫体験を通して、本当の「オーガニック野菜」を知ることができました。野菜の甘みや美味しさを実感できるのは、都会ではあまりできない経験です。また、この奄美大島研修旅行では、本当の「自然・大地の恵」を味わうことができました。その恵みをいただいた生徒たちは、4泊5日の奄美大島研修旅行を大いに楽しみ、全力で何事にも取り組むことができました。奄美大島からもらったエネルギーは、必ずこの高校生活の源になってくれるはずです!

次回は、そのような奄美大島の美味しい食事をご紹介しますので、お楽しみにしてください!

2023/05/19

【高校1年・一貫4年】奄美大島研修旅行 泥染に挑戦!

ごきげんよう。今回は、奄美大島研修旅行で行った「泥染体験」をご紹介します。

泥染とは、奄美大島に伝わる伝統工芸品で、天然の染色方法です。今回は、大島紬村でTシャツを実際に染めていました。

まずはデザインを決めます。ゴムや紐を使って絞りを作り、好きな模様を作っていきます。イメージはありますが、絞り方によって出来上がりが異なるので、実際に染めてみないとどんなものになっているかわかりません。お花の形や渦巻きなど、どんなイメージのデザインにするかを決めて、職人の方に絞り方を教えてもらいながら自由に絞ってみました。職人の方はとてもフレンドリーで、生徒たちに奄美大島の方言などを教えてくださいました!

ゴムなどの絞ったTシャツを石灰を溶かした水にTシャツを浸した後、シャリンバイという液につけていきます。それを2度繰り返したら、Tシャツを持って泥田へ!素足で泥の中に入っていくことに、生徒たちは最初、とてもビクビクしていました。しかし、実際に足をつけてみると、その冷たさが心地よくなってきて、すぐに泥が気にならなくなっている様子です。泥田から出た後は、「足がツルツルになっている!」と天然の泥パックに喜んでいました。


泥染したTシャツは職人さんにお渡しし、煮沸していただきました。Tシャツを絞ったゴムや紐を外してみると、泥がしっかりついた部分とそうでない部分に色の違いがあったり、イメージした柄とは異なるものの、なぜか愛着のあるデザインのものになっていたりと、世界で自分だけのオリジナルデザインの泥染Tシャツに生徒たちは大満足していました。

泥染を体験した後は、大島紬を製造しているところを見学しました。大島紬に使用される糸は絹100%で、80回以上も泥染の工程を経て染められていきます。それほど大変な作業を経て染められた糸を使い、職人さんたちが一本一本丁寧に折り上げていきます。縦糸と横糸を一本ずつ「指示書」に従って織るのですが、その気の遠くなりそうな作業を職人さんたちは丁寧に行い、何ヶ月もかけて布を織っていきます。それほど丁寧に織られた大島紬は、何世代にも渡って使うことができます。それを知ると、大島紬がどれほど奄美大島の中で大切に使われているのかを実感し、自分達でも欲しくなってきます。


実際に売店に行くと、着物やマフラーなどは高額で、高校生の手には届かないものでしたが、その値段にも納得できました。中には、大島紬で作られたシュシュや髪飾りなどがあり、生徒たちにもどうにか購入できる金額だったので、自分へのお土産に買っていました。この大島紬が、生徒の手から次の世代に渡って使われることを想像すると、なんだか嬉しくなっていきます。大切に使ってもらいたいものです。