ごきげんよう。高校1年生と一貫4年生の奄美大島研修旅行は無事に終了しましたが、生徒が体験したことはまだまだありますので、ご紹介します。今回は、マングローブカヌーの様子をお届けします。
奄美大島は、2021年7月26日に世界自然遺産に登録されました。世界自然遺産に登録されるには条件があり、その一つが「長期的に維持できるように十分な保護管理が行われている」ことです。奄美大島の人々の努力により、奄美の自然は世界で認められることになりました。
自然を守ることは簡単なことではありません。今回、私たちがカヌーで冒険したマングローブも、しっかりとした大きさになるまでは何年もかかり、マングローブが「森」を作るにはさらに長い年月を必要とします。そんなマングローブの森をカヌーで探検すると、自然の凄さを目の当たりにし、実感することができます。例えば、マングローブの細長い種は、木から落下したときに地面に刺さり、それが新しい芽となっていきます。潮の満ち引きによって推移が変わるので、そこで芽吹かせることはとても大変なことです。そして、マングローブの木は、自分達のいる場所によって木の高さを変えています。他の木が太陽の光を受けやすいように、前方の気は低く、後方の木は高くなっていきます。そんな自然の不思議を手に触れられるほどの距離でみることができ、生徒たちは自然の大切さを実感したようです。
カヌーで1時間ほどの大冒険を終え、くたくたになりながらも、そんな心地よい疲れに、帰りのバスではみんなよく寝ていました。バスでしっかりと休息をとり、ホテルに帰ったら、すぐに海やプールで遊ぶほど元気が回復していました!生徒たちはいつもパワフルです!