2022/06/08

【奄美大島修学旅行】生徒からのメッセージ①

 ごきげんよう。奄美大島修学旅行が終わって、1週間が経とうとしています。生徒からの感想やメッセージをお送りします!

閉村式でのばしゃ山村の村長さんの言葉が印象に残っています。「みなさん、この6日間、時間の流れがゆっくりと感じられませんでしたか?それは自然のリズムの中で生活していたからなんです。」私はハッとしました。自然は、生き物の呼吸や風の音、波の音など、たくさんの音で構成されています。そしてたくさんの音が共存するように1つのリズムを作り出します。そんな自然の音のリズムに身をまかせると、日常で抱えていた悩みもちっぽけに感じます。それこそが人間が営んできた生活なのだと気づきました。

次に奄美大島に行くみなさんにもぜひこの「自然のリズム」を感じていただきたいです。大自然で、人間の営みや自然の姿を目の当たりにすることは貴重な経験であり、行く前と行った後では自分の中での価値観や物の捉え方に大きな変化と成長を感じると思います。



2022/06/07

【奄美大島修学旅行 番外編】奄美大島の妖精 ケンムン

ごきげんよう。奄美大島には、「ケンムン」という妖精が住んでいます。ケンムンは、いたずらと相撲が好きで、夜になるとケンムンが出てきて「一緒に相撲をとろうよ」と誘ってくるそうです。ケンムンはそれほど相撲が強いわけではないのですが、「相撲が強いね」と言ってあげると、ケンムンは嬉しくなってご飯をご馳走してくれるようです。ただ、朝になると、そのご飯は葉っぱに変わっているそうです。そんなおちゃめなケンムンの話は、奄美大島の子どもたちに代々受け継がれてきています。

マングローブの森でのカヌー体験の時、アマニコさんの方から「ここにはケンムンのモデルになったものがあります。どれでしょう?」というクイズが出されました。生徒たちは一生懸命探しますが、なかなか見つけられません!答えを聞くと、実はマングローブの木の根っこがケンムンの足のモデルになっていて、そこから生まれたとのことでした。確かによくみてみると、ケンムンの細くて曲がった足がそこらじゅうにありました!


私たちが宿泊したばしゃ山村には、ケンムンの絵がたくさんあります!ぜひお越しなった際には、何人のケンムンを見つけられるかチャレンジしてみてくださいね!



2022/06/06

【奄美大島修学旅行 番外編】奄美大島にはおいしいものがいっぱい! 〜みき〜

ごきげんよう。奄美大島にはたくさんのおいしいものがありますが、最後に紹介するのは、「みき」です。

「みき」というのは、奄美大島のソウルドリンクで、健康長寿の島である奄美大島では欠かすことのできない、自然の栄養ドリンクです。お米とさつまいも、砂糖を発酵させてできた飲み物で、甘酒のような味がします。発酵飲料ですので、少ししゅわしゅわとした感じもあります。最初は甘酒のような味がしますが、少しずつさつまいものとろみと酸味を感じます。みきは発酵食品ですので、日が経つにつれて発酵が進み、酸味が増すようです。甘いみきが好きな方は早めにお召し上がりください!

みきは手作りなので、賞味期限も10日ほどと短く、また1日に作れる数もそれほど多くないとのことでした。みきを作っているお店によって味が異なるのも特徴です。飲み比べをしてみるのもいいかもしれません。

また、ミキは栄養満点で、またさつまいもを使っていますので、腸の活性化や肌荒れ予防などにも良いそうです。女性にとっては嬉しい飲み物です!奄美大島を訪れた際はぜひお楽しみください!


【「鶏飯」の紹介はこちら】
【「黒糖」の紹介はこちら】

2022/06/04

【奄美大島修学旅行 番外編】奄美大島にはおいしいものがいっぱい! 〜黒糖〜

ごきげんよう。今日紹介する奄美大島のおいしいものは「黒糖」です。

奄美大島産のサトウキビから作られる黒糖は濃厚で、やさしい甘味です。キャンディーのようにそのまま食べても美味しいですし、料理に使ってもコクが増します。お土産として、大きな箱に入った黒糖を購入する人も見かけました。黒糖にも色々種類があり、100%黒糖のみで作られたものや、水飴の入ったものなどがあります。100%黒糖の純黒糖はとても貴重ですので、探してみるといいかもしれません。

奄美大島のお土産には、黒糖を使ったお菓子もたくさんあります。その中でも黒糖せんべいや、黒糖をピーナッツなどにまぶしたお菓子は人気があります。ぜひ奄美の黒糖をいろいろな形で楽しんでください!


【「鶏飯」の紹介はこちら】

2022/06/03

【奄美大島修学旅行 番外編】奄美大島にはおいしいものがいっぱい! 〜鶏飯〜

ごきげんよう。奄美大島修学旅行の番外編として、奄美大島のおいしいものを紹介します!今日ご紹介するのは「鶏飯」です。

最終日の昼食に生徒たちがいただいた「鶏飯」は奄美大島を代表する食事の1つです。奄美大島は海に囲まれているので、魚介類が新鮮で美味しいイメージがありますが、実はお肉もとても美味しいのです。その中でも鶏は絶品!放し飼いされていて、とても健康的な鶏から生まれる卵も新鮮で、黄身の味が濃くて美味しいです。もちろん、そんな鶏のお肉も格別です。

鶏肉じっくりと煮出してエキスを抽出した、黄金色のスープは優しい味で、私たちの身体に安心感を与えてくれます。温かいお米の上にスープをたっぷりかけ、味の濃い卵から作られた錦糸卵と、鶏肉をほぐしたものを乗せると鶏飯の完成です。

スープはお店や家庭によって味が異なるので、色々なお店で食べ比べをしてみて、自分の好きな味を見つけてみるのも楽しみ方の一つかもしれません。奄美大島に来たら、ぜひ鶏飯を楽しんでください!フリーズドライも売っていますので、お土産にもどうぞ!


2022/06/02

【中高一貫6年・高校3年】奄美大島修学旅行 最終日

 ごきげんよう。中高一貫6年・高校3年の奄美大島修学旅行も最終日を迎えました。最初は緊張していた様子だった生徒たちも、奄美大島の自然に触れ、貴重な体験をすることで、日々パワフルになっていき、素敵な笑顔を見ることができるようになってきました。ハワイ諸島修学旅行が中止となった時は残念に思う生徒たちもいましたが、今となってはその気持ちも忘れてしまったようです。毎日小さな子どものようにはしゃぎ、全力で楽しむ姿を見せてくれました。

今日は、閉村式が行われました。お世話になったばしゃ山村の村長さんや、アマニコの方々、マリンビレッジの方々からお言葉をいただきましたが、その中でも印象的なことは、奄美大島はいつでも私たちが戻ってくるのを待っているということです。たった1週間の滞在でしたが、奄美大島のみなさまや自然は、私たちを温かく迎えてくれました。島全体が私たちの故郷のようでした。もちろん、私たちは奄美大島出身ではありません。しかし、私たちのご先祖さまは海洋民族であり、もともと海と共存してきたことを考えると、誰もが奄美大島を故郷と感じるのも当然のことかもしれません。

修学旅行最後の食事は、「鶏飯」です。鶏肉や錦糸卵、煮た椎茸などの具材を温かいご飯に乗せ、鳥のスープをかけていただく鶏飯は、とてもほっとする、優しい味でした。奄美大島の美味しいものをたくさん食べられて、生徒たちは大満足な顔をしていました。


昼食後、奄美大島空港に到着し、飛行機に搭乗しようとすると、なんと外にはアマニコの方々がお見送りに来てくださいました!生徒たちは全力で手を振り、最後のお別れをしました。


奄美大島修学旅行は、本当に充実したものでした。今回修学旅行に参加した、中高一貫6年生・高校3年生は、入学時から新型コロナウイルスの影響を大きく受けていて、なにかと窮屈に感じ、我慢を強いられていた高校時代だったと思います。しかし、この奄美大島修学旅行を通して、生徒たちは3年間で1番の笑顔を見せてくれました。これほどのパワーを持っていたのかと驚かせられるほど力強く、そして全力で、前向きに何事にも取り組んでいました。この修学旅行が生徒たちのより一層の成長の糧となり、高校時代の大切な思い出になってくれることを願っています。

最後に、コロナ禍で不安がある中、お嬢様方を修学旅行に送り出してくださった保護者の皆様、奄美大島の魅力を生徒たちに感じさせてくださったアマニコとマリンビレッジの皆様、生徒たちが快適に過ごせるように色々とご尽力をいただいたばしゃ山村とティダムーンの皆様、生徒たちを温かく迎えてくださった奄美大島の皆様、そして、長い期間に渡って修学旅行を安心・安全に行えるようご尽力いただいたJTBの皆様、すべての方々に感謝を申し上げます。生徒たちがこれほど素晴らしい修学旅行を安全に終えることができたのは、何よりもみなさまのお陰です。ありがとうございました。



2022/06/01

【中高一貫6年・高校3年】奄美大島修学旅行 5日目

 ごきげんよう。奄美大島修学旅行も残すところあと2日となりました。今日は、最大のイベント、「ジャンボSUPリレー」と「花火大会」がありました。また、農業体験についてもご紹介します。

午前中は、クラス対抗のジャンボSUPリレーが行われました。SUPは今回の修学旅行のアクティビティーですでに習っていましたが、その時は一人乗りのロングボードでした。しかし、ジャンボSUPは、とても大きなボードに最大8人まで乗ることができます。全員で息を合わせて漕がないと、なかなかスピードが出ません。今回はクラスの団結力を強めるために、クラス対抗で行われました。どのレースも白熱しており、リレーに出場した選手たちは、誰もが一生懸命自分の持てる力を存分に発揮していました。クラスメイトは大きな声で応援し、その応援を力にどのチームも頑張りを見せました。優勝は特進コース!おめでとうございます!どのチームも非常によくがんばりました!


午後は、農業体験とデイキャンプを行いました。最初に自分たちの「基地」となるタープテントを建てます。タープでは、その後に行われる農業体験で収穫したり、袋詰めをした野菜を使ってサラダを作ったり、BBQでの食事場所になります。



農業体験では、じゃがいもなどを掘り起こし、それを洗い、そして袋詰めまでします。畑に一歩踏み出すと、土がふかふかしていて、その足元の感触はとても新鮮で、懐かしくもありました。自分たちで収穫した野菜をBBQで食べるとより一層美味しく感じるものです。生徒たちは自分たちでサラダを作り、その美味しさに感動していました。



そして、今日の夜は「花火大会」が行われます。修学旅行でお邪魔している奄美大島の皆さまに感謝し、盛大な花火が打ち上げられました。近くで見る、迫力満点の花火に、生徒たちは感動し、大興奮でした。



明日はいよいよ東京に帰ります!