2021/11/27

「学校で学ぶ理由」を考え 自分の未来や仕事に活かそう!

ごきげんよう。

今日は中学受験生向けの「学校説明会・個別相談会」「授業体験」が行われました。
その内容についてお届けします。
※高等学校向け説明会の様子はこちら

※説明会では中高一貫4年生(高校1年生)による発表もあり、中学課程についてお話してくれました。その内容については<こちら>!


■ 先端ICT教育を支える、建学の精神

瀧野川女子学園は先端ICT教育で注目を集めていますが、そもそもは「女性が望むような人生を手に入れることができる学校を作りたい」という創立者の思いから、生まれた学校です。

創立者は教員出身で5人の子育て中だった37歳の主婦。まるでベンチャー企業のように、自宅の2階を開放し、大正15年(1926年)に女性のための学校を設立しました。


創立当時から説かれてきた「生計を立てるための学問や技芸はもちろん大切ですが、それ以上に大切なのは精神の鍛錬です。心を磨きなさい」と言う精神を受け継ぎ、最先端のテクノロジーを取り入れた教育をしているのが、現在の瀧野川女子学園です。

創立者の思いや歴史、建学の精神・校訓についてはこちら


■ 学ぶ目的を知り、将来について考える

ところで、そもそも学校で学ぶ目的とは何でしょうか?

例えばその目的の一つには「良い人生を手に入れるために、必要なことを学ぶため」ということが挙げられると思います。

ではその「良い」とは何かーー私たちは「自分も周りのみんなも一緒に、豊かに幸せに暮らせること」「自分が全力を注げる仕事で、みんなと力を合わせて、周りを幸せをにすること」ではないかと考えています。
そして、そのためには「心を磨き、好きなことや得意なことを見つけ、仕事に結びつけること」や「自分のやりたいことやできることを、世の中で求められていることと結びつけること」が大切になると考えています。

これからの世の中はどんどん変わります。世の中が変われば、生活も変わります。みんなが欲しいものも変わります。そして、仕事も変わっていきます。そうした世の中においては、新しい物・事を生み出せるようになるということが、とても強い力になります。



■ “ 思いを形にする力 ” を身につける


瀧野川女子学園ではその力を身につけるために、創造性起業家精神を養います。

創造性と起業家精神を育む「創造性教育」についてはこちら

<創造性>と<起業家精神>は一言で表すとすれば、“思いを形にする力” です。これは誰でもトレーニングをすれば身につけることができ、そのためには “好きなことに取り組む” ことが重要です。

なぜ好きなことなのかと言うと、好きなことなら集中して取り組むことができるからです。集中して取り組むとどうなるかーーどんどん上達していくんです。そのため、私たちは「好きなことに思いっきり挑戦しよう」と生徒たちに呼びかけています。


また、好きなことに思いっきり取り組むことで個性を伸ばすだけでなく、瀧野川女子学園では独自に設置している「創造性教育」の授業では、様々なステップを踏み、デザイン思考を学び、思いを形にする手段を身につけていきます。

1年生「理想の街を創ろう」
手を動かし、自分たちの思いや考えを模型(形)にします


2年生「大道芸ロボットを創ろう」

観客を喜ばせるロボットを、自分たちでプログラミングから行い、制作します

3年生「中学課程修了研究」

自分が本当に面白い・すごいと思うことについて、一年間徹底的に研究し、発表します


中学修了研究の発表動画①はこちら

中学修了研究の発表動画②はこちら



4年生「商品企画コンペティション」
自分の「欲しい」と世の中の「欲しい」を繋げ、近未来の夢の商品を考え、学内コンペに挑みます
商品企画コンペティションの発表動画はこちら

5年生「事業化実習」
これまで学んできたことを生かし、仲間と共に個性と力を合わせて仕事を創りだします。具体的には模擬会社を設立し、商品を自分たちで製作。学園祭(あかつき祭)や修学旅行先のハワイ大学でのチャリティーバザーで販売します

事業化実習の商品製作についての動画はこちら

ハワイ大学でのチャリティーバザーの様子はこちら

6年生「自分の人生を創ろう」
自分が好きで成し遂げたいこと、自分のできること、そして世の中が自分に求めていることーーこの3つを満たすことができれば、より実り多く豊かな人生を手に入れることができます


■ 創造性を育む多様な校外学習


創造性を育むために、瀧野川女子学園では様々な校外学習も行っています。

【校外学習については<創造性教育について>と<学校行事について>をご覧ください】


1年生ではクリスマスの頃に「パスポートのいらない英国」として知られるブリティッシュヒルズへ語学研修へ。

ブリティッシュヒルズ語学研修の動画はこちら


2年生では奄美大島へ冒険旅行に出かけ、日本の豊かな自然の恵みや、島での生活・文化を体験し、様々なアクティビティにも挑戦します。


3年生では伊勢歴史旅行私たちが代々受け継いできたものについて、五感で触れます。


4年生では新緑が美しい頃に再びブリティッシュヒルズへ語学研修へ。これまでの英語学習の成果を試します。


5年生ではハワイ諸島修学旅行へ。インターネットや博物館からはわからない多様な自然や文化を体感します。

ハワイ諸島修学旅行についての動画はこちら


■ 創造性教育を支える先端ICT教育


なぜこのような教育が可能になったかと言うと、それは2010年から教育改革の一つとして「先端ICTによる教育」に取り組んできたからです。


新世代の教育、先端ICTについてはこちら


2010年よりICT化に取り組み、2016年には全生徒・教員が一人一台iPad ProとApple Pencilを使い始め、2019年には全普通教室に大型モニターを配置し「黒板の無い教室」に変え、全教科・全授業がクラウドベースで行われています。

現在ではさらに進化し、対面授業でありながらクラウドベースで、一人ひとりリアルタイムにコーチングを行っています。


【現在行っている「第7世代」の教育ICTについてはこちら



■ 前年比4倍の合格実績


創造性教育と、こうした先進的なICT技術による授業が相まって、瀧野川女子学園の生徒たちはメキメキと力をつけ、大学入試改革元年と呼ばれた2021年度(昨年度)の大学入試では、総合型選抜で4倍、学校推薦型入試で2倍の合格実績を残しました。(共に前年比)



進路指導と合格実績についてはこちら

今年度(2022年度)も11月上旬の時点で、国立大学を始め多くの大学より合格通知が届き、次々に進路を決めています。


瀧野川女子学園が取り組んできた教育が今、大きく花開きはじめています。



■ 「毎日留学」の英語教育


英語教育についても、“いかに使えるようになるか” を大切に授業を行っています。


【英語教育については国際教育について書かれたこちらブログをご覧ください】


教員は日本人教員4名に対し、ネイティブ教員が7名。そのうち5名が単独で英語の授業を行える免許を所持しています。日本人教員によるわかりやすい授業で英語の仕組み・使い方を学び、学んだことをネイティブ教員による授業で使ってみるーーそうしたことを繰り返し、最終的にはネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を受けます。


オールイングリッシュの授業については<こちら(その1)>と<こちら(その2)>】


到達の目安としては、中学課程修了で<CEFR A2(英検準2級)>高校課程修了で<CEFR B2(英検準1級)>を目標にしています。



■ 伝統の礼法・茶道・華道


また国際社会の現代だからこそ、日本について知り、自信を持って振る舞えるようになるために、礼法(弓馬術礼法小笠原流)・茶道(江戸千家)・華道(古流松藤会・副総司上席)について、毎週流派の先生を招き、みんなで学びます。


礼法・茶道・華道についてはこちら



このような内容について説明が行われた後に実施された地歴公民科・地理の授業体験では、受験生のみなさんだけでなく保護者の方々も思わず身を乗り出してしまうほど、瀧野川流の先端ICTに興味深々のご様子でした。


受験生が書き込んだ回答に、
リアルタイムに、先生が一人ひとり丸をつけていきます

授業体験についてはこちらもご覧ください


次回は本日(11/27(土))に行われた中学受験生向け学校説明会にて「中学課程について」お話してくれた一貫4年生の発表内容についてお届けします。お楽しみに!

2021/11/25

本気で英語を学ぶなら「瀧野川女子学園」で!

ごきげんよう。

みなさん、英語の勉強、頑張っていますか?

言うまでもありませんが、国際社会の現代においては、英語力を身につけ “ツールとして使える” ことがとても大切です。

実際、現在の大学入試では英語の筆記試験を廃止して、英検試験や検定試験の導入が進んでいます。

つまり、知識の量よりも、4技能「話す・聞く・書く・読む」思考力・判断力・表現力が求められるようになったのです。

瀧野川女子学園では、これまで以上に「国際社会で活躍・貢献できるための実践的な英語力」を身につけるため、令和3年度より、ネイティブ教員の授業をさらに増やしオールイングリッシュ>の高度な授業を行っています。

オールイングリッシュ】の授業については<こちら(その1)>と<こちら(その2)



使う教材は「PROGRESS IN ENGLISH」日常生活の中で思うことや感じていることを伝える表現が豊富で、英語で「話す」「書く」「考える」力をつけるのに最適な教材です。 こちらをメイン教材に、「話す」「書く」「考える」力を養うことを中心に据え、7名のネイティブ教員が主体となった、4名の日本人教員とのチームによる段階に応じた指導で、国際社会でも活躍できる、生きた英語力を身につけます。

カリキュラム】については<こちら


また「現地で英語を学んでみたい!」と言う意欲のある生徒のために、瀧野川女子学園では姉妹校、アメリカ・オレゴン州ポートランドにある「私立Portland Christian Schools」での1年間の正規留学数週間の語学研修を用意しています。(その他にも全員参加の「パスポートのいらない英国」『British Hills』への語学研修、希望者にはカナダ語学研修など、豊富なカリキュラム!)


姉妹校への正規留学の大きなメリットの1つは、「単位互換制度」です。 留学中に取得した単位は、卒業のための単位として認められるため、帰国後、次の学年に進級することが可能です。

サポート体制もしっかりと組まれており、安心した留学生活が送れます。何より、全て英語で行われる授業は刺激的で、自己研磨の日々です。加えて授業の中心はディスカッションやプレゼンテーション。この留学生活を通して、語学力だけでなく思考力も磨かれます。

留学報告】については<こちら

ちなみに、正規留学については、東京都の支援を受けられる制度もあります。
条件は「都内の私立学校に在籍し」、「在籍校の推薦を受ける者」です。都内在住の方はもちろん、都内在住でない場合も対象となります。


ポイントをあげただけでも、英語教育についてこれだけの環境と制度が整っています。

瀧野川女子学園で、一緒に英語を学んでみませんか?

【在校生インタビューvol.8】Bさん(中高一貫特進選抜・高3)

嬉しい報告がたくさん職員室に届き始めた11月初旬。 ※11月15日現在の合格速報についてはこちらをご覧ください!


今日は昭和女子大学に進学が決定した、中高一貫特進選抜クラスのBさんに、進学先についてや、受験準備についてお話を聞きました。11月初旬に合格!



★合格が決まった、率直な感想


広報:ごきげんよう。まずは合格が決まった、今の気持ちを聞かせてください。


Bさん:はい。やっぱり素直に、結果を見た時は嬉しかったです。



★進路選択・進学先の大学について


※瀧野川女子学園の進路指導についてはこちら! 

 ブログでも詳しくご紹介しています。(こちらをご覧ください)


広報:進路について、どういう方向に行こうかなとか考え出したのはいつ頃ですか?


Bさん:大体高校2年生くらいから考え始めていたんですけど、なかなか志望校を絞れなくて・・・(ここを受験すると)確定させたのは高校3年生になってからでした。


広報:そうだったんですね。その中でも、進学を決めた昭和女子大学 人間社会学部・現代教養学科を受験しようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか。


Bさん:はい。そもそも社会学部っていうのを目指したのは、やっぱり、“いろんなことを幅広く学べる”からでした。正直あまり明確に「将来こうしたい」というのを決められなかったので、いろいろ学べるのは魅力的だったんです。なので社会学系に進みたいと思いました。


広報:現代教養学科、幅広そうですね。


Bさん:はい。基本的にはメディア系と多文化系、あとは社会問題とかについて学びます。その中でも興味があるのはメディア系です。大学生活を送る中で変わるかもしれませんが、将来もそういうのを考えています。


広報:メディア系に興味が沸いたきっかけってあったりしますか?


Bさん:瀧野川で過ごして、情報の授業とかでCM制作をしたり、少し違うかもしれないですけどプレゼンテーションをしたりとか。そういう “発信していく” っていう作業をした、そういう機会が多かったことがきっかけですね。




★大学受験「総合型選抜」の準備について


広報:いつ頃から総合型選抜の準備を始めたんですか?


Bさん:夏休みに入ってから一次試験の書類を準備し始めて、そのあと9月になったあたりから二次試験の小論文と面接の練習をしていました。


広報:面接は想定していた質問とは違うことが当然聞かれたりするわけだから、緊張したんじゃないですか? どんなことを聞かれたのか、聞いてもいいですか?


Bさん:大学の教授が面接官で、やっぱり現代教養学科は時事問題とかを扱う学科でもあるのでニュースで報じられているようなことだったり、あとは大学に入ってから学びたいことについて聞かれました。


広報:Bさんは何て答えたんですか?


Bさん:大学の授業以外に課外活動としてプロジェクトの活動があるんですけど、それに興味があると答えました。


広報:どんなプロジェクトがあるんですか?


Bさん:いろいろあるんです。企業と一緒に商品開発をしたり、地域活性について考えるものもあります。



★中学受験・高校受験を控える受験生にメッセージ


広報:では最後に、これから入試を迎える中学受験生・高校受験生にメッセージをお願いします。


Bさん:やっぱり、「気になったこと」「やりたいこと」には、挑戦していくのがいいと思います。早めにそれに向き合うと、いい結果が出せると思います。


広報:ありがとうございました!



落ち着いた様子で、言葉を選びながら答えてくれたBさん。進学先が決まった今は、ほんの少し、気持ちを休めているそうです。


さぁ、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!


2021/11/24

「あかつき祭大賞」トロフィーがチアダンス部に贈られました!

ごきげんよう。

本日、9月に行われた学園祭「あかつき祭2021」(公式特設ブログはこちら)にて最高賞の「あかつき祭大賞」を受賞したチアダンス部に、トロフィーが授与されました!



プレゼンターの副校長先生からは、

「みなさんの思いが詰まった、そしてそれが見ている人に伝わった、素晴らしいパフォーマンスでした。月並みですが、本当に感動しました。おめでとうございます」

と言葉がかけられました。

大賞受賞おめでとうございます!

ちなみに、今年のチアダンス部の公演テーマは「自分らしさを探す隠された時間」。
特別なものが自分にあるのかと迷いながら進む中で、「踊ることが好き! 踊ることに夢中になれる!」という自分の個性に気づく、というストーリーでした。

高校3年生が全ての構想を考え、部員が振り付けなどをした創作ダンスもあります。
今までとは一味違うチアダンス部のパフォーマンスを、改めて是非ご覧ください!

動画はこちらからご覧ください。

新生徒会役員が決まりました!

ごきげんよう。

3学期から新しい生徒会が始動します!
その役員を決めるため、先週末に生徒会立候補者立会演説会が行われました。立会演説では、「学校生活をより良くしたい!」という立候補者の強い気持ちが伝わってきました。

中学生徒会立会演説会

高校生徒会立会演説会

高校生徒会長立候補者からは、「現状維持ではなく、みんなが楽しいと思えることに挑戦するため、向上心を持って取り組んでいきます。」とありました。
副会長、書記、会計、議長の立候補者からも、それぞれの役職で果たす公約について掲げられ、「みんなが楽しめる学校へ」という思いが伝えられました。

中には、「今年度の生徒会の取り組みを見て興味を持った」という立候補者もいて、みんなのために取り組む姿は、ちゃんと伝わっているということが、現生徒会役員にとっても嬉しいことだったと思います。

演説が全て終わると、それぞれのiPadから投票を行います。その投票結果をもって、新生徒会役員が決まりました!

次期生徒会役員も、生徒たちの代表という自覚を持って、在校生だけでなく、受験生にとっての憧れになれるよう、頑張ってもらいたいと思います!

【箏曲部】お琴・古曲の魅力を伝えたい!

ごきげんよう。

瀧野川女子学園のクラブコーチ紹介、今回は箏曲部・千葉先生にお話を伺いました!
「箏(そう)」とはつまり「琴(こと)」のこと。日本の伝統楽器です。指にはめた琴爪(ことづめ)(ピック)で弦を弾き、音を出します。

それでは、千葉先生へのインタビュー、「秋のうた」の練習風景とともにお伝えします!

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◆ご経歴を教えてください。

千葉先生:新潟県出身で、小学生の頃にお琴を習い始めました。お稽古に行けばお菓子もいただけましたしね(笑)休み休みではありますが、続けてきました。本格的に取り組み出したのは、結婚して子育てが終わってから、東京の髙尾美蓉先生に師事しお名前(美久蓉)をいただいてからです。

広報:そもそも、お琴を始めたきっかけはなんだったんでしょうか。

千葉先生:小さい頃から体が弱く、内気でしたので、親の勧めが大きかったですね。多分、見栄っ張りだったんじゃないでしょうか(笑)田舎で、周りにお琴を習っている人なんていませんでしたから。

広報:不勉強で申し訳ありません、お琴にも“流派”はあるのでしょうか。

千葉先生:ありますよ。私が習い、教えているのは「山田流」です。お琴の時の名前は「千葉美久蓉」です。


◆瀧野川女子学園での指導歴について教えてください。

千葉先生:私の先生、髙尾先生が瀧野川女子学園で長年指導されていたこともあり、その流れで来ることになりました。それはもう、自然とですね(笑)平成11年(1999年)頃からになります。

広報:20年以上もご指導されているんですね。

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◆指導内容について教えてください。

千葉先生:基本的なことから始めます。どんな曲をお稽古するかも、その時の生徒さんたちの様子を見て決めていますね。みんなで同じ曲をお稽古しています。高箏連の大会にも、出場する時には部員全員で出てきました。

広報:そうなんですね。

千葉先生:曲は、生徒が提案してくれる今時の新しい曲も弾いたりしますけど、私はずっと「古曲」をやってきたので、譜面を起こすのも大変ですね(笑)でも生徒さんたちは、やっぱり新しい曲好きですよね。この間のあかつき祭で披露した「千本桜」や「炎(ほむら)」なんかは、よく見つけてきたなぁ、って思いましたね。(あかつき祭での演奏についてはこちら

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◆今後の箏曲部について

千葉先生:私はずっと「古曲」をやってきたので、やっぱりそれを教えたいですね。「歌物(うたもの)」なんかも、このご時世ではなかなか声も出せませんから難しいことかもしれませんが、できれば伝えたいです。

広報:“歌物”と申しますと、歌いながら……?

千葉先生:そうです。歌を歌いながら、お琴を弾くんです。すごく難しいんですよ。特に山田流はこの歌物が多いですからね。やっぱり本当は(そのお稽古をしたいですね)。

広報:習得するのにどのくらいかかるんでしょうか?

千葉先生:通常の曲のお稽古を1としたら、歌物はその4〜5倍。一曲仕上げるのに1年かかることもあります。私たちが習ってきたような曲も、若い人たちに教えていきたいですね。

広報:お琴の魅力、もっと多くの人に伝わってほしいです。千葉先生、ありがとうございました!


次回はどんな部活の先生が登場するでしょうか? お楽しみに!

【華道部コーチ紹介】

2021/11/22

瀧野川女子学園は「新しいことに思いっきり挑戦できる場所」

ごきげんよう。

11月20日に行われた高校受験生向け「学校説明会&個別相談会」では、
すでに進路が決定している、進学コースの高校3年生・2名が(11月初旬に志望校に合格!
『瀧野川女子学園での生活』と題して自身の学園生活を振り返り、プレゼンテーションをしてくれました。

※学校説明会の内容についてはこちら

二人は進路・進学先についてもお話ししてくれましたので、ぜひ最後までお読みください。

※11月15日現在、最新の2022年度大学合格実績についてはこちらでご紹介しています。


 進学コース・Cさん 

◆瀧野川女子学園での高校生活について

ごきげんよう。
本日は、私の瀧野川女子学園での高校生活についてプレゼンしていきたいと思います。

まず、私にとって「瀧野川女子学園」とは、自分を成長させれる環境を整えてくれる場所だと感じています。瀧野川女子学園ではいろいろな経験ができることから、様々な分野で自分自身を成長させることができます。私は、そんな瀧野川女子学園で「物事に対して臨機応変に対応する力」を身につけることができました。

◆創造性教育について

特に【創造性教育】では、生徒主体で商品の製作から販売まで行うので、楽しかったこと、苦しかったこと、しんどかったこと、全部を体験することができました。

試作品と、試行錯誤を加えた完成品の変化についてもお話してくれました

創造性教育を通して、「計画的に行動する力」や「自分たちで考える力」が発達しました。
さらに、苦戦した時やつまずいた時は、社員全員(クラスメイト)と協力して対応できたことにより、今までにない達成感を味わうこともできました。

Cさんのチーム(会社)「BGI」のIR報告動画

◆受験生のみなさんに伝えたいこと

受験生のみなさんに伝えたいことは、瀧野川女子学園では「自分の好きなことを見つけられる」「自分の好きなことを追求できる」ということです。

今、特に好きなことや夢中になれることが見つかっていなくても、瀧野川女子学園ではいろいろな経験ができるので、きっと自分の好きなことが見つけられると思います。もうすでに夢中になれることがある人は、それをもっともっと伸ばしていけます。それが自分の将来につながっていくとしたら、これからの未来がますます明るくなってきませんか?

以上で、私が過ごした瀧野川女子学園での高校生活についてのプレゼンテーションを終わります。

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 進学コース・Dさん 

◆学校生活について

ごきげんよう。これから、私の学校生活についてご紹介します。
まず、私にとって瀧野川女子学園とは、「新たなことに挑戦できる場所」です。それには2つの理由があります。

◆部活動について

1つ目は部活動です。私は3年間、書道部に所属していました。書道部は、展覧会に向けた作品づくりと、あかつき祭(学園祭)でパフォーマンスを行います。(書道部の活動について、書道部のブログはこちら

私は習い事での書道しか知らず、“パフォーマンス”というものを知りませんでした。瀧野川女子学園に入学してからパフォーマンスを知り、その迫力や、一致団結して取り組む姿に魅力を感じ、「挑戦したい!」と思うようになりました。

実際に行なってみると、周りの部員との実力の差に、悩みを抱えるようになりました。ですが、負けず嫌いな性格のため、必死で練習をし、努力してきました。その甲斐あって、あかつき祭(学園祭)では、観客のみなさまや先生方から「感動した」とお褒めの言葉をいただくことができました。

※書道部のあかつき祭でのパフォーマンスについてはこちら


◆ゼミについて

2つ目は「ゼミ」です。
ゼミでは将来に役立つものや、自分の興味があるものを履修することができます。より専門性の高いことや、大学入試に対応した内容を学ぶことができます。

※カリキュラムについて詳しくはこちら、ゼミの講座についてはこちら

実際、(私が履修していた)保育のゼミでは、子どもの成長や発達に合わせて総合的に学び、年齢に合わせたおもちゃづくりや絵本づくりを学びます。これにより私は、将来の夢である「保育士」について必要な知識を、高校生のうちから身につけることができました。

ゼミにはたくさんの講座があるので、みなさんも興味のあることが学べると思います。楽しみにしていてください。


◆瀧野川女子学園で身につけたこと

瀧野川女子学園で身につけたことは「リーダーシップ(主体性)」です。
私はもともと引っ込み思案な性格で、人前に出ることに苦手意識を持っていました。ですが、この学園で、部活動や委員会活動を通じて人前に立つことが増えていき、そして自主的に行動することもできるようになりました。自信も持てるようになりました。

◆受験生のみなさんに伝えたいこと

入試間近となり、緊張や焦りを感じることが増え、大変な時期だと思います。ですが、受験に向けて蓄えてきた “自分の力” を信じて、頑張ってください。そして、体調には気をつけてください。本番で力を発揮できるように祈っています。

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2人はすでに大学入試を終え、志望校への進学が決定しています。
※総合型選抜や自己推薦入試で11月初旬に合格!

Cさんは「社会福祉について学び、将来は養護教諭として学校に勤務したい」と聖徳大学(心理・福祉学部 社会福祉学科)へ進学。
Dさんは「保育士を目指し」て、東洋大学(ライフデザイン学部 生活支援学科子ども支援学専攻)に進学します。


2人は所属している「進学コース」について、「毎日楽しく生活しています」「好きなことに思いっきり取り組める環境が整っています」と笑顔でお話してくれました。

各コースについて、詳しくは下記をご覧ください。
進学コースについてはこちら
特進コースについてはこちら
特進選抜クラスについてはこちら


また、進路指導についても、
コースに関係なく説明会が開催されたり指導してもらえるので、不安はありませんでした。安心して取り組めました
(志望理由書や面接対策はもちろん)グループディスカッションについても先生からアドバイスをもらいました。おかげで本番では焦らず、自分の意見を話すことができました
と自身の体験をお話ししてくれました。

進路指導について詳しくはこちら


生徒のみなさんがやりたいことを見つけ、それに全力で取り組み、未来を想像(創造)できるような教育を、これからも目指して参ります。