ごきげんよう。
第3回目となる【在校生インタビュー】、本日は進学コース・高校3年生のIさんです。
Iさんは高校から瀧野川に入学しました。
進学先も決定しており(日本女子大学に合格!)、事前課題もすでに終ているんだとか。
さっそくお話を聞いてみましょう!
★瀧野川女子学園の印象・授業について
広報:Iさん、ごきげんよう。今日はよろしくお願いします。
Iさん:はい。お願いします。
広報:さっそくですが、瀧野川を受験した理由を教えてください。
Iさん:なんていうか・・・中学の先生に勧められて(笑)
広報:ははははは(笑)素直でいいね! では入学してみてどうですか?
Iさん:他の学校とは違くて、“変わっているな”と思います。
広報:どんなところが他の学校と違うと思いますか?
Iさん:そうですね、iPadを使って授業をするところとか(ICT教育についてはこちら)、高校2年生から選択できる「ゼミ」とか。他校と違って、いいなと思いますね。
広報:iPadを使った授業はどうですか?
Iさん:最初の頃は慣れなくて大変でしたけど、紙よりも便利だなって思います。
広報:確かに、たくさんのプリントとかを持ち歩かなくていいから、そういう点でも便利だね。
★ゼミ制度について
広報:ちなみに、ゼミは何を受けていたんですか?(ゼミ制度についてはこちら)
Iさん:「筋トレ English」と「文学講読」、あと「スピーキング(日常英会話)」を受けていました。
広報:いろいろ受けていたんだね。どのゼミが印象的でしたか?
Iさん:「筋トレ English」は“書く力”というよりも、“話す力”を養う授業だったので、よかったなって思います。
広報:どうですか、力がついたなって実感、ありますか?
Iさん:基礎からきちんとやっていく感じだったので、簡単な英語だったらすぐに話せるようにはなったかな、と思いますね。
広報:いいですね〜 ちゃんと筋トレされてますね! では「文学講読」どうでしょう。どんなことをしましたか?
Iさん:そうですね。自分で短編を一つ選んで、その内容について考察したり、先行研究を読んだりしました。
広報:Iさんは3学期、何の作品を選んだんですか?
Iさん:3学期は江戸川乱歩の『日記帳』という、短い作品を選びました。
広報:それまたどうして?
Iさん:江戸川乱歩の作品って読んだことがなかったんです。なので、短い作品から読んでみようかなって。
広報:まずは“手始めに”っていうのも大事だよね。
★創造性教育について
広報:では次は、創造性の授業について聞かせてください。高校1年生から、「商品企画コンペティション」だったり「事業化実習」に取り組んできたと思うんですが、どの取り組みが印象に残っていますか?(創造性教育についてはこちら)
Iさん:高校2年生の時の「事業化実習」が一番大変で、でもやりがいがあったなと感じています。
広報:Iさんは会社※で、何を担当していたんですか?(※グループごとに模擬会社を立ち上げ、企画提案から予算組み、売上立て、精算まで生徒が行う)
Iさん:私は副社長を務めました。作ったのは“マグネットでできた栞(しおり)”です。
広報:あれだ! マグネットでページを挟むことによって、読み途中の箇所を見失わないってやつですね! どんなところが大変でした?
Iさん:初期のデザインからだいぶ変えたのでそれに対応するのが大変だったし、文化祭(あかつき祭)で「栞売っています!」って言っても、「え、栞売ってるんですか・・・?」って思われてしまったので売り込むのが大変だったし、ハワイでも、説明するのが大変だったんですけど(※修学旅行先のハワイ@ハワイ大学にてチャリティーバザーを開催)、でも売上げ目標を達成できたので、よかったなと思います。
広報:あかつき祭〜ハワイで販売するまでの間は、どんな準備をしましたか?
Iさん:(栞は)柄物を多く作ったりとか、あと、みんなそんなに英語が話せないので、現地でちゃんと説明できるように英語の文章を予(あらかじ)め作っておいたりとかしました。
広報:商品の魅力を伝えられるように、しっかり準備してたんだね。
★進路選択・大学受験について
広報:Iさんは文系なんだよね。進学先はどちらになりますか?
Iさん:日本女子大学の人間社会学部・文化学科です。
広報:その進学先を選んだ理由は何ですか?
Iさん:まだ「これ!」っていうやりたいことが決められていないので、広く学べるところがいいかなと思って選びました。
広報:社会学系だから、いろんな可能性が広がっていいね。受験方法は何でしたか?
Iさん:指定校推薦で、オンライン面接を受けたりしました。
広報:オンライン面接だったんだ! 今の時期ならではだね。やっぱり緊張しましたか?
Iさん:そうですね。聞かれたのも基本的なことじゃなくて、詳しいことを聞かれたので、正直、あんまり覚えてないですね(苦笑)
広報:あはははは(笑)何を聞かれたのか、何となくでも覚えてる?
Iさん:志望理由とかは聞かれなくて、具体的にやりたいこととか・・・ツアーコンダクターになりたいって話をしたんですけど、そこから「その国の良さをどうアピールしますか?」って聞かれた気がします・・・。
広報:Iさんだったらどうやってアピールしていくのか、そのアプローチ方法を聞かれたわけだね。Iさんはどう答えたの?
Iさん:(日本の良さをアピールするとしたら)、礼法・茶道・華道を瀧野川で学んだので、そこから日本の魅力について話をした気がします。
広報:礼法・茶道・華道の授業はどうでしたか?(必修授業である礼法・茶道・華道についてはこちら)
Iさん:楽しかったです。なかなか、自分で始めるのは大変なので、それが授業で受けられたのはとてもよかったです。特に華道は、やってみたいなと思っていたので、楽しかったですね。
★瀧野川でできるようになったこと・変わったこと
広報:Iさんは3年間瀧野川で過ごしてきたわけですが、自分で“こんなことができるようになったな”“変わったな”って感じることはありますか?
Iさん:そうですね・・・“度胸がついた”と思います(笑)
広報:ははははは(笑)どんな場面で度胸、発揮できました?
Iさん:高校2年生の事業化実習で、生徒全員に向けて企画の発表をしたりして。中学生の時よりも、みんなの前で話せるようになりましたね。
広報:受験生向けの学校説明会でも前に出て、話してくれたりしたんだよね?
Iさん:はい。受験生に向けて、“瀧野川の創造性の授業ではこんなことをしています”って話をしました。それもすごく緊張したんですけど、でも、生徒全員の前で発表することに比べたら大丈夫でした。
★受験生に向けてのメッセージ
広報:では最後に、受験生に向けてメッセージをお願いします。
Iさん:このご時世、先行き不安なところもありますけど、どんなことも地道にやっていけば何とかなると思うので、みなさん、頑張ってください。
広報:Iさん、ありがとうございました!
学園生活で他に思い出に残っていることは? と質問したら、しばらく考えた末に「学食がおいしかったですね」と答えてくれたIさん。ちなみにお気に入りのメニューは「ラーメン」だったそうです。
さて、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!
【これまでの在校生インタビュー】