2019/08/09

アメリカ語学研修⑧ 〜小学校訪問〜


ごきげんよう。アメリカ語学研修も2週目を迎え、授業では少しずつレベルアップしてきました。今日の授業では、日本の四季について勉強をしました。花火や浴衣など、日本の文化を自分で描いた絵を使いながら説明をしました。

授業の後半では、みんなでフットボールをしました。野球やフットボールなどをあまり見たことない生徒も多く、最初はルールがわからずに混乱していましたが、身体を動かしていると少しずつ慣れてきました。ルールの説明も、点数の数え方もすべて英語なのですが、2週目になると英語に耳が慣れてきたようです。

午後は、Portland Christian Schoolsの小学校へ訪問しました。出発前からこの日に向けて準備をしてきました。どんな遊びをアメリカの小学生に紹介しようかな、どのようにルールを説明をしたらわかりやすいかな、などたくさん悩みながら、本学園のネイティブスピーカーの先生方と一緒に準備をしてきました。
「だるまさんがころんだ」や「かるた」、「折り紙」など、生徒たちは一生懸命やり方を模造紙に書いて説明しましたが、実際に説明をしてみると、意外と伝わらない!!しっかりと発音しないと、子どもたちは「もう一回言って!」となんども聞き返してきます。模造紙を用意するなど、事前にしっかりと準備をしておいてよかったなぁと実感しました。
どの子どもたちも日本の文化に興味津々で、どの日本の遊びにも全力で取り組んでくれました。小学生がみんな、大事そうに折り紙を握りしめて帰ってくれた様子を見て、試行錯誤しながらも、とても充実した時間を過ごし、貴重な体験ができたと感じました。




2019/08/07

アメリカ語学研修⑦ 〜ダウンタウン散策〜

ごきげんよう。ホストファミリーとそれぞれの週末を過ごし、生徒達は元気いっぱいに登校して来ました。

今日の午前中の授業は、「食事のマナー」について学びました。先生とアシスタントの方々による食事の様子のシミュレーションを見て、いいマナーと悪いマナーを指摘します。悪いマナーの時は笑いも起き、生徒達は悪いマナーをきちんと認識しているようでした。しかし、いいマナーを見つけようとすると、当たり前のことに感じられ、意外と難しいようでした。

この授業で一番大変なのは、いいマナーと悪いマナーを単語ではなく「文」で表現するということです。先週までは単語で答え、先生が正しい文にしてくださっていました。今日からは2週目に入ったこともあり、少しレベルアップしてきました。難しいですが、生徒達は一生懸命考え、伝えようとする姿が印象的でした。


午後は、ダウンタウンへ行き、散策をしました。ポートランドのラウンドマークである「パウエル書店」は、中古と新品の両方の本が置いてあるという、とても特徴的な本屋さんです。好きな作家の作品を買ったり、可愛らしい絵本を買ったりと、それぞれが好きなものを買えて大満足なようでした。

そのあとは、パイオニア・スクエアという広場に行き、クイズを解きました。マンホールに書かれている答えを見つけた時は大興奮!みんなで一生懸命答えを見つけました。

少し疲れも見えてきましたが、まだまだアメリカでの生活を楽しみます!

2019/08/06

アメリカ語学研修⑥ 〜Clackamas Shopping Center〜

ごきげんよう。アメリカに来て、1週間が過ぎました。今日は1週目最後の授業です。

午前中の授業では、昨日の続きで「日本の住居」についてプレゼンテーションを行いました。難しい発音は先生がフォローしてくださり、みんなしっかりとプレゼンテーションをすることができました。

授業では、アシスタントの方が丁寧にフォローしてくださいます。アシスタントのEmmaさんは、Portland Chrisitian Schoolsに通っている高校生です。3年前からアシスタントを務めてくださっていて、生徒達とも仲良しです。高校生同士でフランクに話したり、ショッピングでは、今のアメリカの高校生に人気のものを教えてくれたりします。


午後は、Clackamas Shopping Centerへショッピングに出かけました。Clackamas Shopping Centerは、とても広いショッピングセンターで、一日中そこで過ごしたいと思うような場所です。可愛らしいお菓子屋さんでお土産のお菓子を買ったり、気に入ったぬいぐるみに自分の好みの量の綿やハートのチャームを詰め、オリジナルのぬいぐるみを作ったり、思い思いに時間を過ごしました。



土曜日・日曜日はホストファミリーと過ごす休日です。キャンプに行くファミリーもいるそうです。月曜日の報告が楽しみです!

2019/08/05

アメリカ語学研修⑤ 〜消防署見学〜

ごきげんよう。日本は蒸し暑い日が続いていますが、アメリカはカラッとした暑さなので、日本より過ごしやすいかもしれません。

今日の午前中の英語の授業では、住居について学びました。部屋や家具の呼称を覚えたり、会話文を寸劇をしながら練習したりしました。最後には、自分の日本の家をイラストにし、みんなの前で説明をします。自分が長年住んでいるお家ですが、英語で説明をするとなるととても大変です!日本独特な文化もあるので、それをアメリカ人の先生に説明するのは難しく感じられます。先生から「あなたはお布団で寝ているの?それともベット?」と聞かれた時、当たり前だと思っていたことですが、改めて日本の文化について考えさせられました。


午後のフィールドトリップでは、消防署見学を行いました。最初に訪れたのはトレーニングセンター。ここでは、消防士の卵たちが訓練をしています。訓練は実戦さながらです。例えば防水の練習。実際に消防車を動かし、大きなホースを何人かで抱え、4階建ての建物に放水する様子は圧巻です。常に危険と隣り合わせであるという意識が強く感じられ、消防士さん達の情熱とひたむきな努力に感動しました。


トレーニングセンターの後は、消防署へ行き、働く現場を見せていただきました。しかし、私たちの到着した瞬間に出動命令が出てしまい、消防士さん全員が現場へ急行しました。ちょっと残念な気持ちがありましたが、これが本当の現場なのだと実感しました。


今日1日は、様々なことを体験し、「仕事に向き合う」ということについて考えさせられました。

2019/08/04

アメリカ語学研修④ 〜終日フィールドトリップ〜

ごきげんよう。今日は、終日フィールドトリップです。スーパーマーケット探検、ポートランド州立大学ツアー、Nikeでのお買い物と盛りだくさんの1日です。

朝の9時に学校に集合し、まずはスーパーマーケットに出かけます。Portland Chrisitian Schoolsのすぐそばにあるwincoというスーパーは、毎年、生徒たちからもう一度行きたい!とのリクエストが出てくるほど楽しい場所です。アシスタントのEmmaさんから日本とアメリカのスーパーを比較する課題プリントが渡されました。値段や大きさはもちろんですが、牛乳には「ガロン」という単位を使ったり、日本の一般的なスーパーであまり見かけない「アーティチョーク」という野菜があったりと、たくさんの違いを見つけました。


課題を解いている途中、カラフルなお菓子や量り売りのキャンディーなどに目が奪われてしまいました。グループで協力して、少しでも早く課題を終わらせ、買い物をしよう!と一生懸命になっていました。


スーパーマーケット探検の後は、ポートランド州立大学(PSU)へ向かいました。PSUの構内は非常に広く、大学構内にバスやMaxという電車が通っていたり、アイスクリーム屋さんやピザ屋さんがあるなど、まるで一つの街です。PSUに到着した時、生徒たちは今自分たちがいる場所が大学の構内だとは気づいていませんでした。


PSUでは、実際にここに通っている学生の方に案内をしていただきました。音楽ホールや教室はもちろん、ボーリングやビリヤードなどでリフレッシュできる場所を案内してもらいました。大学にボーリング場があるなんて、アメリカの大学はすごいなー!と感じた生徒が多く、将来ここに入学したいと目を輝かせる生徒もいました。


最後に、Nikeのお店へ行きました。Nikeは、ポートランド出身の方が起業しました。おなじみのNikeのマークは先ほど訪れたPSUの学生がデザインしたものだそうです。Nikeがアメリカのブランドとは知っていましたが、ポートランドの会社とは知らず、この話を聞き、より身近なものに感じられるようになりました。


今日1日、たくさん身体を動かしました。夜はゆっくりして、明日に備えていきます!

2019/08/02

アメリカ語学研修③ 〜アメリカの休日を学びました〜

ごきげんよう。今日は、1日英語の授業です。1日ずっと授業だと大変かな、と不安に思っている生徒もいましたが、Portland Chrisitian Schoolsでの授業は、机上の勉強でだけではないので、時間を忘れるくらい楽しむことができます。特に今日行われた、「アメリカの休日」についての授業は、毎年一番人気の授業です。

最初に、アメリカの休日やイベントについて学びました。一つ一つのイベントには長い歴史があり、日本にいることには深く考えないでそのイベントを行なっていたのだなと実感します。例えば、イースター。最近では日本でも見かけるようになりましたが、イースターが一体何の日なのかをしっかりと学ぶことで、イースターの飾りである「うさぎ」や「卵」の意味がわかってきます。

講義の後は、実践です。イースターやバレンタイン、クリスマスに関連した作品を作りました。作り方はもちろん英語で説明されます。日本で受けている英語の授業などでは習わない英単語がたくさん出てきて、最初は戸惑う生徒もたくさんいましたが、先生たちはゆっくりと丁寧に説明してくださったので、最後までくじけずに作り上げることができました。手を動かしながら英語を勉強するのは、ただの暗記とは異なるので、英語が身につきやすいのです。


お昼休みは楽しみにしていたHoliday Party。それぞれのホストファミリー宅から、アメリカの休日に関連する食事を一品ずつ持ち寄り、パーティーをします。イースターの卵は、前日にゆで卵を作り、ファミリーと一緒に色付けをしました。他にも、クリスマスのターキーや、Thanks Giving Dayのパンプキンパイなど、美味しそうな食事ばかり!目移りしてしまいます。生徒たちはとても楽しそうに食事をしていました。



午後は、日本の休日やイベントに関することをプレゼンしました。出発の1ヶ月前から準備を始め、プレゼンテーションの原稿やポスターを作りました。ネイティブの先生に手伝ってもらい、しっかりとしたプレゼンを作り上げることができました。お正月や七夕、ひな祭りなど、カラフルなポスターに、先生方からは絶賛のお言葉をいただきました。プレゼンテーションは緊張しますが、先生方からのお褒めの言葉で、生徒たちは英語への自身がついてきたようです。

一日英語を勉強するという、頭をたくさん使う日でしたが、とても楽しく学べたようです。

2019/08/01

アメリカ語学研修② 〜初めての授業&フルーツピッキング〜

ごきげんよう。
アメリカ語学研修の第1週目が始まりました。初めて受けるアメリカの学校の授業、初めての先生、初めてのフィールドトリップ。初めてづくしで緊張の1日です。

朝、Portland Christian Schoolsに登校してきた生徒の表情は生き生きとしていました。久しぶりに会えた友人に笑顔で挨拶をし、先生方には週末の出来事を話してくれました。ホームシックで泣いてしまったり、ホストファミリーと買い物に行ったり、早速日本食を振舞ったり。それぞれの週末を過ごしたようです。


午前中の授業ではアメリカドルの使い方を勉強しました。お札はわかりやすいのですが、コインは何セントなのかを書いていないので、覚えておかないとわかりづらいものが多いです。また、数字ではなく、ペニーやクオーターと表記されているものもあるので混乱してしまいます。授業でしっかりと覚え、実際に使えるように練習しました。


授業を教えてくださっている先生は、笑い声が特徴的な、明るく陽気なNyone先生です。長年、瀧野川女子学園の語学研修と1年間留学をサポートしてくださっています。留学生に英語を教えるのがとても上手で、無理なく、スムーズに英語がレベルアップしていくような授業を展開してくださっています。瀧野川女子学園の語学研修では、夏にアメリカの姉妹校 Portland Christian Schoolsへ、春にカナダの語学学校 LAB Vancouverへ行き、英語の研修をします。英語が苦手な人、英語学習の初心者、英語が好きだけれどもうまく話せない人には、アメリカ語学研修を勧めているのは、自然に楽しく英語を学習する授業を展開してくれているNyone先生やPortland Chrisitian Schoolsの先生方がいらっしゃるからなのです。



ランチは、ホストファミリーが作ってくださったお昼を食べました。ジップロックに入った大きなサンドイッチや丸ごとのりんごは、アメリカの学生らしい昼食だなと感じられました。

午後は、スクールバスに乗ってフルーツピッキングに行きました。ブルーベリーやブラックベリーなど、たくさんのベリーがなっていました。コーディネーターの方から、「色が濃くなっているものは、とても甘いのよ」とのお話があったので、生徒たちはできるだけ色が濃くなっているものを選んで食べていました。赤いブラックベリーは、色が綺麗なのでとても甘そうに見えてしまい、つい食べてみるのですが、その酸っぱさにびっくりしている生徒もいました。

特にブルーベリーは甘くて美味しいので、ホストファミリーのために箱いっぱいに摘み、お土産にする生徒もいました。明日の朝食は、ブルーベリーのジャムやパンケーキかもしれませんね!