2021/11/30

【前編】「東京都教育功労者」表彰の宮川教頭インタビュー!

 ごきげんよう。

今日は令和3年10月1日に「東京都教育功労者」として表彰された教頭・宮川先生(保健体育)に喜びの声と、先生の“母校”でもある本学・瀧野川女子学園への思いなどについて、お話を伺いました!

向かって右が宮川教頭、左は本学園山口校長

※詳しい表彰の内容については『「東京都教育功労者」として宮川教頭が表彰されました』をご覧ください。


◆表彰については「とにかく感謝しかありません」

広報:この度はおめでとうございます! まずは一言いただけますでしょうか。

宮川先生:賞をいただけるなんて思っていませんでした。なので、校長先生、副校長先生をはじめとする教職員・学校関係者の皆様、それから、とにかく家族に、感謝の気持ちしかありません。ここまで夢中でやってこられたのは、そういった周りの皆様や諸先輩方のおかげだと、いつも思っていることですが、改めて思いました。こういう賞をいただいて、これまでを振り返った時に「感謝」しか浮かばないということにも喜びを感じています。「誇り」とかそういう気持ちよりも先に「感謝」の気持ちが湧いてきたことは、「謙虚でいる」ことの大切さや「初心を忘れないでいよう」と思っている私にとって、とても嬉しいことでした。

 


◆やってもいないのに「できない」と言わない

広報:宮川先生は高校時代をこの瀧野川女子学園で過ごされています。入学のきっかけは何だったんでしょうか。

宮川先生:中学は地元の公立校で、運動が好きだったので、部活動、バレーボールばっかりやっていました。高校受験についてなかなか進学先を決めきれずにいた時に、担任の先生が瀧野川女子学園を勧めてくれて。それで普通科・進学コース※に決めました(※当時は普通科の他に商業科もあり、普通科は進学コースと一般コースに分かれていた)。高校卒業後も進学して、何か資格を取りたかったのでね。

広報:瀧野川でもバレーボールは続けられたんでしょうか。

宮川先生:最初は、高校ではやらないつもりでいました。中学校で結構強いチームにいて部活に打ち込んできたので、今でいう “燃え尽き症候群” になってしまって。でも、同じ中学で同じバレー部に所属していた仲間と一緒に、仮入部に行ってみたんです。瀧野川は当時、バレーボールもバスケットボールもとっても強かったんでね。で、仮入部で実技のテストがあったんですけど、そこで選手チーム(一軍)に選ばれてしまったんです。自分としてはあくまで “仮入部” だったんですけど、そのまま “入部” 。上級生に混ざって練習するようになってしまって、抜けられなくなってしまったんです。

広報:なんと。

宮川先生:一度足を踏み入れたのに、ましてや まだ本格的に部活をはじめてもいないのに、「や〜めたっ!」っていうのはできなくて。「一回やってみて、それでダメだったら次を考えればいい」って思いがあったんですね。

広報:試してみないことには、何も始まらない、と。

宮川先生:今も昔もよく聞かれる「勉強と両立できるかわからないから部活はしない」とか、そういうのは違うな、って思っているんです。私自身、小さい時から何事も「一回やってみることを大切にしてきたというのもあるかもしれません。なので、仮入部のつもりだったけど、「あれ? できそうかな?」って思って、高校でもバレーボールを続けることにしたんです。

広報:なるほど。

宮川先生:中学の時までは先生の言うことを聞いていれば大体のことがうまくいきますけど、高校からは違います。そうはいかなくなる。自分で考えて行動する必要が出てきます。なので、ちゃんと自分自身で考えて決めました。「高校でも部活もやってみよう」「バレーボールをしよう」と。だから、さっき言った“燃え尽き症候群”とは違うかもしれませんね。中学までは先生に「ああしなさい」「こうしなさい」って言われてその通りにやったら本当にできて、それで「わぁ! やったー!」「できた!」ってなりますよね。大人の助言を素直に吸収できる子は大概のことができるようになって、それで、やり切った感が出てしまう。

広報:“満足” してしまう、んですかね。

宮川先生:そう、満足してしまう。でも、実はそうじゃない。本当の意味で何かができるようになったり、何かをやりたいって思えるようになるのは高校生からだと、私は思っています。当時もそんな風に考えていたところがあって、「自分で考えて前に進む」姿勢の大切さを瀧野川で学びましたね。高校ではバレーボールはしないと思っていたのに、学校の雰囲気や、部活の先輩たちの練習への取り組み方などを見て、自分もやってみたくなったんです。結果的に、私は “部活っ子” になりました(笑)決して模範生ではなかったです。

 


◆強くなりたい一心でバレーボールに取り組んできた

広報:部活の雰囲気はどうだったんですか?

宮川先生:本当に練習ばっかりの部活で、休みのたびに合宿もありました。当時はバスケットボール部と合同で行っていたんですが、バスケットボール部は当時、全国大会や国体、インターハイに出場するくらい強かったんです。バレー部は出られなかったので、悔しくて、「なんとか行きたい!」という思いで日々練習していました。

広報:ライバル部、だったんですね。

宮川先生:そうですね、ライバルでした。お互いチームスポーツですしね。バスケットボール部の人たちが本当にすごかったですから、羨ましかったですね。当時は6月に修学旅行があったんですけど、バスケットボール部はインターハイに向けての練習があるから(修学旅行に)行かないんです。バレー部はまだそこまでではなかったので、本当は自分たちも残って(近く予定されている試合のために)練習したかったですけど、それが許されなかった。なので修学旅行にボールを持って行って、旅先で練習していましたね。

広報:強くなりたかった。

宮川先生:そう、強くなりたかったんです。強くなりたい一心で、高校時代は部活に取り組んでいました

広報:本当に部活漬けの高校生活だったんですね。

宮川先生:そうですね。部活オンリーでした。勉強は、ギリギリのラインで両立していましたね(笑)

広報:ちなみに、先生は何がきっかけでバレーボールを始めたんですか?

宮川先生:当時、バレーボールが流行っていたんですよ。それこそ「アタックナンバー1」とか「サインはV」とか、小学校6年生頃から中学生にかけてすごく流行っていたんです。テレビでやってたんですよ。それがきっかけですね。

 


◆瀧野川での生活がきっかけで教師を目指し始めた

広報:お母様も教師をされていたとか。

宮川先生:そうですね、小・中・高校の免許を持っていましたね。専門は家庭科の被服でした。最後は東京都の小学校の先生で、ピアノもできて、習字もできて、なんでもできる人でした。

広報:では先生が教師を目指したのも、お母様の影響が強かったんですか?

宮川先生:それはね、実は瀧野川で高校生活をしている中で考え始めたんですよ。

広報:そうなんですか。

宮川先生:当時いらっしゃった先生が、すごく熱心に指導してくださって、教え方が上手だったんです。なんか魅力的に感じたんですね、その先生の、生徒に対する接し方が。それで、私は運動しかできないなとか、人との関わりが好きだな、とか(考えて)。みんなで協力するチームプレーとか、そうやって頑張った気持ちをみんなで分かち合いたいっていう思いも強かったんですね。なので(私も教える立場になって)、生徒たちに同じような気持ち(みんなで何かを成し遂げた時の達成感)を味わってほしいな、手を貸したいなと思うようになったんです。

広報:そうだったんですね。

宮川先生:高校1年生の時に自分が挑戦したこと、バレーボールを続ける決心をしたことも、スポーツフェスティバルとかクラスのみんなで取り組んで「やったー!」ってなったことも、バレーの大会で「勝った!」とか「負けて悔しい」とかね、そういう思いを瀧野川でいっぱい経験してきたんです。それをいつも見守ってくれていたのが “先生” だった。それで「先生っていいな」「喜びも悲しみもみんなで共有できたらいいな」と思ったんです。

広報:なるほど。

宮川先生:だから私は教師になってから、学校行事などは絶対に、生徒たちにやらせっぱなしにはしなかったです。一緒に取り組んできました。楽しんだり、失敗したことも一緒に次に繋げられるようにしてきました。それはさっき言ったように、瀧野川ではいつも先生が一緒になってやってくれたり、そばで見守ってくれていたから。公立の高校に行っていたら、教師は目指さなかったかもしれません。

 

続きは次回【後編】へ! お楽しみに!

2021/11/29

高校3年生が瀧野川女子学園の魅力をプレゼン!

ごきげんよう。

先日開催した高校受験生向け学校説明会で、高校3年生の2名が、学生生活を振り返ってのプレゼンを発表!

※高校受験生向け学校説明会の様子はこちら

この2名は、新しい入試の形である総合型選抜で大学に合格し、すでに進路が決まっています!

【2022年度大学入試 合格速報はこちら

◯3年間を振り返って、瀧野川女子学園で良かったことは?

・自分を成長させてくれる環境があることです。高校2年の事業化実習を通して、計画を立てる力、自分で考える力、チームで協力する力が身につき、物事に対して臨機応変に対応できる力を身につけることができました。

・新たなことに挑戦できることです。書道部での大字パフォーマンス(パフォーマンス動画はこちら)や、保育のゼミで子供の発達に適したおもちゃや絵本を作るなど、夢に近づく能力を身につけることができました。また、部活や委員会で人前に立ち、積極的に取り組む中で、リーダーシップが身につきました。

◯瀧野川に入学して変わったことはありますか?

・中学まではサポート役にまわることが多く、自分が一番上に立つことはなかったのですが、高校では事業化実習の社長をやったり、ホームルーム委員や学年の委員長をやるなど、自ら行動することで楽しいことが増え、挑戦して良かったと思いました。

・中学までは人前に出ることが苦手でしたが、高校では部長や委員長に挑戦しました。友人が自信を持たせてくれたと思います。


◯そのように変われたのは、入学前と何が違うのでしょうか?

・中学までは「委員長」など挑戦するには勇気がいるようなポジションしかなかったのですが、瀧野川では授業中の発表の機会も多いですし、気軽に挑戦できる機会がいろいろな場面であります。

・友人の存在です。クラスが一つになれるような環境で、力になってくれる存在がいたから、前に立つことができました。

◯大学合格おめでとうございます。その進路に進もうと思ったのはいつからですか?

・私は聖徳大学で養護教諭になるための勉強をします。養護教諭は中学から憧れでしたが、あまり現実的には考えていませんでした。瀧野川でいろんな人と関わる中で、人に役立てる仕事がしたいと思い、改めて目指すきっかけとなり、現実的に進路として考えるようになりました。

・東洋大学で保育士になるための勉強をします。もともと児童教育に携わりたいと思っていましたが、中学までは専門的な内容は学べませんでした。瀧野川には保育について学べるゼミがあり、具体的に目指せる環境がありました。


◯進学コースのオススメを教えてください。

・進学コースだからといって特別はなく、全コース共通のカリキュラムと進路対策で、コースに関係なくみんなで一緒に進路に向かって取り組みますし、先生もサポートしてくれる環境があります。

・進学コースは一番人数の多いコースなのでクラス替えがあって、大切な友人に出会える機会があります。


◯受験生にメッセージをお願いします!

・今はまだ自分の「好き」が見つかっていない人も、色々な体験から、好きなことを見つけることができます。すでに「好き」がある人は、どんどんそれを伸ばし、将来に繋げることができる学校です!

・受験に向けて自分が蓄えてきた力を発揮してください!


学校説明会では、生徒の生の声を聞くことができます。

まだ参加いただいていない方は、次回が高校受験生向けの最後の説明会になりますので、ぜひご参加ください!

【学校説明会&個別相談会】対象:中学1年生〜3年生
12/11(土)9:00〜11:00、13:30〜15:30、15:00〜17:00 <詳細はこちら

成長を実感!中高一貫4年生が中学3年間の経験をプレゼン!

ごきげんよう。

先日行われた中学受験生向け学校説明会では、中高一貫4年生(高校1年生)3名が、これまで自身が経験してきた中学課程について振り返りプレゼンテーションをしてくれました。

【学校説明会の模様:「学校で学ぶ理由」を考え 自分の未来や仕事に活かそう!こちら

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 中学課程について(生徒発表) 

Aさん:みなさん、ごきげんよう。私たちからは「英語教育」「先端ICT」「創造性教育」「校外学習」について、3年間で経験したことをお話しいたします。

英語教育について

Aさん:私からは、瀧野川女子学園の英語教育についてお話しいたします。まず、私が瀧野川女子学園の英語教育で深い学びを実感できたのは、中学2年生の時に参加したアメリカ・ポートランドの姉妹校での語学研修です。

Aさん:そもそもなぜ、この語学研修に参加しようと思ったのかというと「一度海外へ行ってみたい」という興味と、英語を日常的に使ってみて、日本との違いや共通点を探せたら楽しそうだなと思ったからです。家族も友達もいないなか海外で過ごすというのは大変そうだなと思っていたのですが、実際にポートランドへ行ってみると、人々や街の雰囲気が明るく、勇気づけてくれたので、怖がらずに、英語で生活をすることができました。机に向かって授業するだけでなく、ポートランドを観光しながらのアクティビティもあり、授業で学んだことを街で実践してみることができたので、楽しみながら英語力が身についていくことを実感することができたのも、この語学研修の魅力だと思います。ポートランドから日本に帰国するときには、帰るのが惜しいくらい、すっかり街に馴染んでいました。学校から海外へ語学研修に行けるというのは、とても良い経験でした。

伊勢歴史旅行(3年次)について

Aさん:次に、伊勢歴史旅行についてお話しします。私たちは去年、伊勢歴史旅行へいきました。伊勢神宮への参拝や旅行全体を通じて、日本の歴史や神様について学ぶことができました。実際に行ってみることで、その土地の空気や自然をしっかりと深く感じることができ、また、楽しむことができました。参拝の際にはガイドの方が神様にまつわるお話をしてくださり、御社についてのお話をしてくださりとても勉強になりました。日本の歴史に触れることができたので、とても良かったです。毎日こうして自分たちが生きていられるのも、これまで日本を作ってきてくださった御先祖様がいるからだと身をもって知り、参拝を通じて感謝することができました。とても貴重な体験でした。

伊勢歴史旅行についての動画①はこちら

伊勢歴史旅行についての動画②はこちら


先端ICTについて

Bさん:次に、瀧野川女子学園のICT教育についてです。



Bさん:まず第一に、今から2年前、新型コロナウイルスが猛威を奮い始め自粛生活を余儀なくされていた時、どの学校よりも早くオンライン授業に切り替えられたのは、このiPadを使用した「先端ICT教育」を行ってきたからだと思います。私たちの授業では、基本的にプリントやノートはこのiPad上で配信されます。そのため、ノートに写す作業はありません。また瀧野川女子学園ではあかつき祭(学園祭)の際に、自分たちの団体の出店物の魅力をお客様に伝えるために15秒のCMを制作をします。制作された動画は公式youtubeチャンネルで公開されます。

あかつき祭2021で製作されたCMの一つはこちら
(3人のクラスが制作し、MVCM賞を受賞)

Bさん:動画の編集にはFinal Cut Proというソフトを使用します。本格的な編集ができ、貴重な経験になります。 社会に出て、パソコンなどの電子端末を使うことが当たり前になっている中、学園生活を送りながら、学びながら身につけることができるのは、瀧野川女子学園の特徴の一つだと思います。

奄美冒険旅行(2年次)について


Cさん:私からは奄美冒険旅行についてお話しします。奄美大島には2年生の秋に4泊5日で行きます。そこでは、普段は経験できない、非日常の体験をすることができます。その中でもとびきりの体験をお伝えできればと思います。まず、奄美大島の海は飛行機の中から見ても海の底が見えるくらい透き通っています。

奄美の海についての動画はこちら

Cさん:そんな海の上で、カヌーやSUP(サップ)をします。カヌーはマングローブのジャングルの中を漕いで行きます。さらに、海の中に潜り、ウミガメと出会うこともできます。

カヌーの動画はこちら

シュノーケリングとSUPの動画はこちら

Cさん:そのほかにも、大島紬(つむぎ)の原型とも言われる「泥染」を体験し、世界に一つだけの、自分だけの洋服を作ります。私はこの奄美冒険旅行で様々な新しいことに挑戦し、今までの学校生活の中で一番楽しかったと言ってもいいくらい楽しい思い出ができました。また、東京よりも星がはっきりと綺麗に見えたり、ウミガメに会えたことも、自然の美しさを感じられました。一度経験したら、また訪れたくなる場所だと思います。みなさんにもぜひ奄美大島の自然を体験してほしいです。

創造性教育について


Cさん:最後に、創造性教育についてお話しします。


Cさん:1年生では「理想の街」を、2年生では「大道芸ロボット」を、クラス全員でアイデアを出しながら創りました。3年生では、自分が本当に面白い・すごいと思うことを研究していきました(中学課程修了研究)。私は「味覚の違い」について研究しました。私は嫌いな食べ物が多いので、少しでも苦手な食べ物をなくすにはどうしたら良いのかと考えたことがきっかけです。また私と同じようなことを考えている人がいるかもしれない、と思ったこともこの研究をすることにした理由です。

中学課程修了研究の動画はこちら

Cさん:中学の3年間行ってきた創造性教育のおかげで、今(高校1年生で)行っている「商品企画コンペティション」という、世の中の人々のインサイトを理解し、新しい商品を生み出すという取り組みにも活きています。この創造性教育は、将来社会に出たときにも必ず役に立ってくるものと思います。
商品企画コンペティションの動画はこちら

Cさん:以上が、私たちの「中学課程について」の発表です。ありがとうございました。

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3名からは、

Aさん:瀧野川女子学園に入学する前までは、あまり前に出て発言するようなタイプではなかったんですけど、創造性教育とかICT教育のおかげで、自分から発言するようにもなれたし、明るく、本来の自分でいられるようになりました。

Bさん:ICTにも強くなって、動画も作れるようなったのは瀧野川女子学園のおかげです。

Cさん:授業中も自分から発言できるようになりましたし、主体性が身につきました。好奇心ももっと出てきましたね。

と嬉しい感想も。
※ちなみに一番の思い出は、Aさん:語学研修、Bさん:Cさん:奄美冒険旅行 だそうです。


最後に、受験生のみなさんに3人からのメッセージです。

Aさん:この学校に入学したら主体性や好奇心、自分の成長に繋がることがたくさんありますよ。

Bさん:授業の主体がデジタルになるので、電子機器関係の知識が身につくだけでなく、今まで気づかなかった、“自分が知らない意外な才能”も見つけることができます


Cさん:小学校のときは「自分なんて…」って考えていたんですけど、この学校に入学していろんなことに取り組んでみて「私にもできるかもしれない」と自信が出てくるようになりました。なのでぜひ、みなさんもこの瀧野川女子学園に来てください。


生徒のみなさんが自信をもって色々なことに挑戦できる環境づくりなど、これからも大切に取り組んで参ります。

2021/11/27

「好き」を見つけて自分が輝ける力を育む

ごきげんよう。

今日は高校受験生向けに学校説明会を開催しました。
※中高一貫コース向け説明会の様子はこちら

大正15年、「女性が望むような人生を手に入れることのできる学校を作りたい」という創立者の思いから、高い知性と豊かな個性を養い、心身ともに健康で、真に社会に貢献出来る有為な近代女性を育成するために、本学園は創立しました。

【教育の理念や建学の精神はこちら

学校で学ぶことで、将来、自分が全力を注げる仕事を通して、自分や周りの人を幸せにすることができる力を身につけていきます。


日々、社会が変化する中で、新しいものや仕事を創ることができたら、社会で活躍できるチャンスをたくさんつくることができます。「こんなものがあったらいいな」といった思いを形にし、世の中を変える力である「創造性」と、それを仕事に結びつける考え方の「起業家精神」を育むことで、実現することができます。

創造性教育について詳しくはこちら

創造性教育を中心に、体験重視で、その人ならではの「好き」を見つけ、力をつけていく本校の教育は、今の大学入試やこれからの社会で発揮することのできる心と能力を身につけることができます。


大学入試改革初年度と言われる2021年度大学入試で、新しい入試と呼ばれる総合型選抜で前年比4倍、公募型推薦で前年比2.6倍の合格実績を記録、約8割の生徒が年内に希望する進路へ現役合格することができました。このように、実績に直結する学びが全コース共通でできています。

【2021年度大学合格実績はこちら
【2022年度大学合格速報はこちら

大学入試改革やそれに対応した本校の教育の取り組みについて動画で詳しくご紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。


このような教育を可能にしたのが、先端ICTの活用です。今では多くの学校で教育のICT化に取り組んでいますが、“どのように活用しているか”が、とても重要です。本校では2010年から教育のICT化に取り組み、今ではリアルタイム×双方向×複合メディアの第7世代の教育ICTに取り組んでいます。

第7世代の教育ICTについて詳しくはこちら

ICTの活用により、一人ひとりの「分かる」「できる」を可能にし、30人のクラスでも1対1のコーチング可能な授業を実現しています。


さらにICTの活用によって、英語教育も大きく変わりました。
英語教育について詳しくはこちら

ICTの活用で基本的な内容を効率よく学び、アウトプット重視の中高一貫校用の教材「PROGRESS IN ENGLISH」を高校でも使用。高校3年間で中高6年分の英語を学ぶことができるので、中学までの習熟度がバラバラであったとしても、高校から同じスタートで復習から始めることができます。

さらに、7人のネイティブ教員と4人の日本人英語教師がチームとなって、“習って使う”を繰り返すことで、「使える」英語を身につけることができます。

授業以外にも、ホームルームや掃除の時間、クラブ活動などでもネイティブの先生と話す機会があるので、学内で毎日留学しているような環境がある上、充実した語学研修制度も用意。アメリカポートランド州にある姉妹校へ1年間の留学も可能。東京都の私立高校であれば、正規留学に対する東京都の支援を受けることもできます。

学校説明会では、実際にiPadとApplepencilを使った授業を体験いただけます!

2台の大型モニターを使用してテンポ良く進み、生徒が書き込むiPad画面のプリントは、先生や他の人ともリアルタイムに共有され、一人ひとりへのコーチングがどのように行われているのか、体験いただける内容になっています。

参加いただいた方からは、初めての感覚に「すごいですね!」と驚きの声がありました。


国際社会だからこそ、伝統の授業である「礼法・茶道・華道」も大切にしていて、毎週各1年間しっかりとお稽古します。

今年9月には広くて明るい、新しい和室が完成。主に礼法や茶道の授業で使用しています。

また、華道の授業は古流松藤会の副総司上席である先生が担当。1年間の授業を終えると初伝のお免状を取得することが可能。さらにクラブ活動で実績を積むことで、中伝、奥伝とさらに上を目指すこともできます。


このように、「教員の質の高さ」や「面倒見の良さ」について、公立より私立の方が評価が高いというアンケート調査結果がでています。

平成29年3月東京都教育委員会「都立高校に関する都民意識調査」

平成28年3月公益財団法人東京都私学財団「都民の私学に対する意識調査」


本校でも、学期ごとに生徒に「授業満足度アンケート」を実施。ICTを活用した教育の取り組みが、優れた合格実績と学びのプロセスを含んだ高い満足度に結びついたと考えています。「授業満足度アンケート」の結果はこちらからご覧いただけます。

また、高校3年間を振り返って成長したことなど、高校3年生の2名がプレゼン発表してくれました!プレゼン内容については、次のブログでご紹介します。ぜひご覧ください!

「学校で学ぶ理由」を考え 自分の未来や仕事に活かそう!

ごきげんよう。

今日は中学受験生向けの「学校説明会・個別相談会」「授業体験」が行われました。
その内容についてお届けします。
※高等学校向け説明会の様子はこちら

※説明会では中高一貫4年生(高校1年生)による発表もあり、中学課程についてお話してくれました。その内容については<こちら>!


■ 先端ICT教育を支える、建学の精神

瀧野川女子学園は先端ICT教育で注目を集めていますが、そもそもは「女性が望むような人生を手に入れることができる学校を作りたい」という創立者の思いから、生まれた学校です。

創立者は教員出身で5人の子育て中だった37歳の主婦。まるでベンチャー企業のように、自宅の2階を開放し、大正15年(1926年)に女性のための学校を設立しました。


創立当時から説かれてきた「生計を立てるための学問や技芸はもちろん大切ですが、それ以上に大切なのは精神の鍛錬です。心を磨きなさい」と言う精神を受け継ぎ、最先端のテクノロジーを取り入れた教育をしているのが、現在の瀧野川女子学園です。

創立者の思いや歴史、建学の精神・校訓についてはこちら


■ 学ぶ目的を知り、将来について考える

ところで、そもそも学校で学ぶ目的とは何でしょうか?

例えばその目的の一つには「良い人生を手に入れるために、必要なことを学ぶため」ということが挙げられると思います。

ではその「良い」とは何かーー私たちは「自分も周りのみんなも一緒に、豊かに幸せに暮らせること」「自分が全力を注げる仕事で、みんなと力を合わせて、周りを幸せをにすること」ではないかと考えています。
そして、そのためには「心を磨き、好きなことや得意なことを見つけ、仕事に結びつけること」や「自分のやりたいことやできることを、世の中で求められていることと結びつけること」が大切になると考えています。

これからの世の中はどんどん変わります。世の中が変われば、生活も変わります。みんなが欲しいものも変わります。そして、仕事も変わっていきます。そうした世の中においては、新しい物・事を生み出せるようになるということが、とても強い力になります。



■ “ 思いを形にする力 ” を身につける


瀧野川女子学園ではその力を身につけるために、創造性起業家精神を養います。

創造性と起業家精神を育む「創造性教育」についてはこちら

<創造性>と<起業家精神>は一言で表すとすれば、“思いを形にする力” です。これは誰でもトレーニングをすれば身につけることができ、そのためには “好きなことに取り組む” ことが重要です。

なぜ好きなことなのかと言うと、好きなことなら集中して取り組むことができるからです。集中して取り組むとどうなるかーーどんどん上達していくんです。そのため、私たちは「好きなことに思いっきり挑戦しよう」と生徒たちに呼びかけています。


また、好きなことに思いっきり取り組むことで個性を伸ばすだけでなく、瀧野川女子学園では独自に設置している「創造性教育」の授業では、様々なステップを踏み、デザイン思考を学び、思いを形にする手段を身につけていきます。

1年生「理想の街を創ろう」
手を動かし、自分たちの思いや考えを模型(形)にします


2年生「大道芸ロボットを創ろう」

観客を喜ばせるロボットを、自分たちでプログラミングから行い、制作します

3年生「中学課程修了研究」

自分が本当に面白い・すごいと思うことについて、一年間徹底的に研究し、発表します


中学修了研究の発表動画①はこちら

中学修了研究の発表動画②はこちら



4年生「商品企画コンペティション」
自分の「欲しい」と世の中の「欲しい」を繋げ、近未来の夢の商品を考え、学内コンペに挑みます
商品企画コンペティションの発表動画はこちら

5年生「事業化実習」
これまで学んできたことを生かし、仲間と共に個性と力を合わせて仕事を創りだします。具体的には模擬会社を設立し、商品を自分たちで製作。学園祭(あかつき祭)や修学旅行先のハワイ大学でのチャリティーバザーで販売します

事業化実習の商品製作についての動画はこちら

ハワイ大学でのチャリティーバザーの様子はこちら

6年生「自分の人生を創ろう」
自分が好きで成し遂げたいこと、自分のできること、そして世の中が自分に求めていることーーこの3つを満たすことができれば、より実り多く豊かな人生を手に入れることができます


■ 創造性を育む多様な校外学習


創造性を育むために、瀧野川女子学園では様々な校外学習も行っています。

【校外学習については<創造性教育について>と<学校行事について>をご覧ください】


1年生ではクリスマスの頃に「パスポートのいらない英国」として知られるブリティッシュヒルズへ語学研修へ。

ブリティッシュヒルズ語学研修の動画はこちら


2年生では奄美大島へ冒険旅行に出かけ、日本の豊かな自然の恵みや、島での生活・文化を体験し、様々なアクティビティにも挑戦します。


3年生では伊勢歴史旅行私たちが代々受け継いできたものについて、五感で触れます。


4年生では新緑が美しい頃に再びブリティッシュヒルズへ語学研修へ。これまでの英語学習の成果を試します。


5年生ではハワイ諸島修学旅行へ。インターネットや博物館からはわからない多様な自然や文化を体感します。

ハワイ諸島修学旅行についての動画はこちら


■ 創造性教育を支える先端ICT教育


なぜこのような教育が可能になったかと言うと、それは2010年から教育改革の一つとして「先端ICTによる教育」に取り組んできたからです。


新世代の教育、先端ICTについてはこちら


2010年よりICT化に取り組み、2016年には全生徒・教員が一人一台iPad ProとApple Pencilを使い始め、2019年には全普通教室に大型モニターを配置し「黒板の無い教室」に変え、全教科・全授業がクラウドベースで行われています。

現在ではさらに進化し、対面授業でありながらクラウドベースで、一人ひとりリアルタイムにコーチングを行っています。


【現在行っている「第7世代」の教育ICTについてはこちら



■ 前年比4倍の合格実績


創造性教育と、こうした先進的なICT技術による授業が相まって、瀧野川女子学園の生徒たちはメキメキと力をつけ、大学入試改革元年と呼ばれた2021年度(昨年度)の大学入試では、総合型選抜で4倍、学校推薦型入試で2倍の合格実績を残しました。(共に前年比)



進路指導と合格実績についてはこちら

今年度(2022年度)も11月上旬の時点で、国立大学を始め多くの大学より合格通知が届き、次々に進路を決めています。


瀧野川女子学園が取り組んできた教育が今、大きく花開きはじめています。



■ 「毎日留学」の英語教育


英語教育についても、“いかに使えるようになるか” を大切に授業を行っています。


【英語教育については国際教育について書かれたこちらブログをご覧ください】


教員は日本人教員4名に対し、ネイティブ教員が7名。そのうち5名が単独で英語の授業を行える免許を所持しています。日本人教員によるわかりやすい授業で英語の仕組み・使い方を学び、学んだことをネイティブ教員による授業で使ってみるーーそうしたことを繰り返し、最終的にはネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を受けます。


オールイングリッシュの授業については<こちら(その1)>と<こちら(その2)>】


到達の目安としては、中学課程修了で<CEFR A2(英検準2級)>高校課程修了で<CEFR B2(英検準1級)>を目標にしています。



■ 伝統の礼法・茶道・華道


また国際社会の現代だからこそ、日本について知り、自信を持って振る舞えるようになるために、礼法(弓馬術礼法小笠原流)・茶道(江戸千家)・華道(古流松藤会・副総司上席)について、毎週流派の先生を招き、みんなで学びます。


礼法・茶道・華道についてはこちら



このような内容について説明が行われた後に実施された地歴公民科・地理の授業体験では、受験生のみなさんだけでなく保護者の方々も思わず身を乗り出してしまうほど、瀧野川流の先端ICTに興味深々のご様子でした。


受験生が書き込んだ回答に、
リアルタイムに、先生が一人ひとり丸をつけていきます

授業体験についてはこちらもご覧ください


次回は本日(11/27(土))に行われた中学受験生向け学校説明会にて「中学課程について」お話してくれた一貫4年生の発表内容についてお届けします。お楽しみに!

2021/11/25

本気で英語を学ぶなら「瀧野川女子学園」で!

ごきげんよう。

みなさん、英語の勉強、頑張っていますか?

言うまでもありませんが、国際社会の現代においては、英語力を身につけ “ツールとして使える” ことがとても大切です。

実際、現在の大学入試では英語の筆記試験を廃止して、英検試験や検定試験の導入が進んでいます。

つまり、知識の量よりも、4技能「話す・聞く・書く・読む」思考力・判断力・表現力が求められるようになったのです。

瀧野川女子学園では、これまで以上に「国際社会で活躍・貢献できるための実践的な英語力」を身につけるため、令和3年度より、ネイティブ教員の授業をさらに増やしオールイングリッシュ>の高度な授業を行っています。

オールイングリッシュ】の授業については<こちら(その1)>と<こちら(その2)



使う教材は「PROGRESS IN ENGLISH」日常生活の中で思うことや感じていることを伝える表現が豊富で、英語で「話す」「書く」「考える」力をつけるのに最適な教材です。 こちらをメイン教材に、「話す」「書く」「考える」力を養うことを中心に据え、7名のネイティブ教員が主体となった、4名の日本人教員とのチームによる段階に応じた指導で、国際社会でも活躍できる、生きた英語力を身につけます。

カリキュラム】については<こちら


また「現地で英語を学んでみたい!」と言う意欲のある生徒のために、瀧野川女子学園では姉妹校、アメリカ・オレゴン州ポートランドにある「私立Portland Christian Schools」での1年間の正規留学数週間の語学研修を用意しています。(その他にも全員参加の「パスポートのいらない英国」『British Hills』への語学研修、希望者にはカナダ語学研修など、豊富なカリキュラム!)


姉妹校への正規留学の大きなメリットの1つは、「単位互換制度」です。 留学中に取得した単位は、卒業のための単位として認められるため、帰国後、次の学年に進級することが可能です。

サポート体制もしっかりと組まれており、安心した留学生活が送れます。何より、全て英語で行われる授業は刺激的で、自己研磨の日々です。加えて授業の中心はディスカッションやプレゼンテーション。この留学生活を通して、語学力だけでなく思考力も磨かれます。

留学報告】については<こちら

ちなみに、正規留学については、東京都の支援を受けられる制度もあります。
条件は「都内の私立学校に在籍し」、「在籍校の推薦を受ける者」です。都内在住の方はもちろん、都内在住でない場合も対象となります。


ポイントをあげただけでも、英語教育についてこれだけの環境と制度が整っています。

瀧野川女子学園で、一緒に英語を学んでみませんか?

【在校生インタビューvol.8】Bさん(中高一貫特進選抜・高3)

嬉しい報告がたくさん職員室に届き始めた11月初旬。 ※11月15日現在の合格速報についてはこちらをご覧ください!


今日は昭和女子大学に進学が決定した、中高一貫特進選抜クラスのBさんに、進学先についてや、受験準備についてお話を聞きました。11月初旬に合格!



★合格が決まった、率直な感想


広報:ごきげんよう。まずは合格が決まった、今の気持ちを聞かせてください。


Bさん:はい。やっぱり素直に、結果を見た時は嬉しかったです。



★進路選択・進学先の大学について


※瀧野川女子学園の進路指導についてはこちら! 

 ブログでも詳しくご紹介しています。(こちらをご覧ください)


広報:進路について、どういう方向に行こうかなとか考え出したのはいつ頃ですか?


Bさん:大体高校2年生くらいから考え始めていたんですけど、なかなか志望校を絞れなくて・・・(ここを受験すると)確定させたのは高校3年生になってからでした。


広報:そうだったんですね。その中でも、進学を決めた昭和女子大学 人間社会学部・現代教養学科を受験しようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか。


Bさん:はい。そもそも社会学部っていうのを目指したのは、やっぱり、“いろんなことを幅広く学べる”からでした。正直あまり明確に「将来こうしたい」というのを決められなかったので、いろいろ学べるのは魅力的だったんです。なので社会学系に進みたいと思いました。


広報:現代教養学科、幅広そうですね。


Bさん:はい。基本的にはメディア系と多文化系、あとは社会問題とかについて学びます。その中でも興味があるのはメディア系です。大学生活を送る中で変わるかもしれませんが、将来もそういうのを考えています。


広報:メディア系に興味が沸いたきっかけってあったりしますか?


Bさん:瀧野川で過ごして、情報の授業とかでCM制作をしたり、少し違うかもしれないですけどプレゼンテーションをしたりとか。そういう “発信していく” っていう作業をした、そういう機会が多かったことがきっかけですね。




★大学受験「総合型選抜」の準備について


広報:いつ頃から総合型選抜の準備を始めたんですか?


Bさん:夏休みに入ってから一次試験の書類を準備し始めて、そのあと9月になったあたりから二次試験の小論文と面接の練習をしていました。


広報:面接は想定していた質問とは違うことが当然聞かれたりするわけだから、緊張したんじゃないですか? どんなことを聞かれたのか、聞いてもいいですか?


Bさん:大学の教授が面接官で、やっぱり現代教養学科は時事問題とかを扱う学科でもあるのでニュースで報じられているようなことだったり、あとは大学に入ってから学びたいことについて聞かれました。


広報:Bさんは何て答えたんですか?


Bさん:大学の授業以外に課外活動としてプロジェクトの活動があるんですけど、それに興味があると答えました。


広報:どんなプロジェクトがあるんですか?


Bさん:いろいろあるんです。企業と一緒に商品開発をしたり、地域活性について考えるものもあります。



★中学受験・高校受験を控える受験生にメッセージ


広報:では最後に、これから入試を迎える中学受験生・高校受験生にメッセージをお願いします。


Bさん:やっぱり、「気になったこと」「やりたいこと」には、挑戦していくのがいいと思います。早めにそれに向き合うと、いい結果が出せると思います。


広報:ありがとうございました!



落ち着いた様子で、言葉を選びながら答えてくれたBさん。進学先が決まった今は、ほんの少し、気持ちを休めているそうです。


さぁ、次回はどんなお話が聞けるでしょうか? お楽しみに!


2021/11/24

「あかつき祭大賞」トロフィーがチアダンス部に贈られました!

ごきげんよう。

本日、9月に行われた学園祭「あかつき祭2021」(公式特設ブログはこちら)にて最高賞の「あかつき祭大賞」を受賞したチアダンス部に、トロフィーが授与されました!



プレゼンターの副校長先生からは、

「みなさんの思いが詰まった、そしてそれが見ている人に伝わった、素晴らしいパフォーマンスでした。月並みですが、本当に感動しました。おめでとうございます」

と言葉がかけられました。

大賞受賞おめでとうございます!

ちなみに、今年のチアダンス部の公演テーマは「自分らしさを探す隠された時間」。
特別なものが自分にあるのかと迷いながら進む中で、「踊ることが好き! 踊ることに夢中になれる!」という自分の個性に気づく、というストーリーでした。

高校3年生が全ての構想を考え、部員が振り付けなどをした創作ダンスもあります。
今までとは一味違うチアダンス部のパフォーマンスを、改めて是非ご覧ください!

動画はこちらからご覧ください。

新生徒会役員が決まりました!

ごきげんよう。

3学期から新しい生徒会が始動します!
その役員を決めるため、先週末に生徒会立候補者立会演説会が行われました。立会演説では、「学校生活をより良くしたい!」という立候補者の強い気持ちが伝わってきました。

中学生徒会立会演説会

高校生徒会立会演説会

高校生徒会長立候補者からは、「現状維持ではなく、みんなが楽しいと思えることに挑戦するため、向上心を持って取り組んでいきます。」とありました。
副会長、書記、会計、議長の立候補者からも、それぞれの役職で果たす公約について掲げられ、「みんなが楽しめる学校へ」という思いが伝えられました。

中には、「今年度の生徒会の取り組みを見て興味を持った」という立候補者もいて、みんなのために取り組む姿は、ちゃんと伝わっているということが、現生徒会役員にとっても嬉しいことだったと思います。

演説が全て終わると、それぞれのiPadから投票を行います。その投票結果をもって、新生徒会役員が決まりました!

次期生徒会役員も、生徒たちの代表という自覚を持って、在校生だけでなく、受験生にとっての憧れになれるよう、頑張ってもらいたいと思います!

【箏曲部】お琴・古曲の魅力を伝えたい!

ごきげんよう。

瀧野川女子学園のクラブコーチ紹介、今回は箏曲部・千葉先生にお話を伺いました!
「箏(そう)」とはつまり「琴(こと)」のこと。日本の伝統楽器です。指にはめた琴爪(ことづめ)(ピック)で弦を弾き、音を出します。

それでは、千葉先生へのインタビュー、「秋のうた」の練習風景とともにお伝えします!

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◆ご経歴を教えてください。

千葉先生:新潟県出身で、小学生の頃にお琴を習い始めました。お稽古に行けばお菓子もいただけましたしね(笑)休み休みではありますが、続けてきました。本格的に取り組み出したのは、結婚して子育てが終わってから、東京の髙尾美蓉先生に師事しお名前(美久蓉)をいただいてからです。

広報:そもそも、お琴を始めたきっかけはなんだったんでしょうか。

千葉先生:小さい頃から体が弱く、内気でしたので、親の勧めが大きかったですね。多分、見栄っ張りだったんじゃないでしょうか(笑)田舎で、周りにお琴を習っている人なんていませんでしたから。

広報:不勉強で申し訳ありません、お琴にも“流派”はあるのでしょうか。

千葉先生:ありますよ。私が習い、教えているのは「山田流」です。お琴の時の名前は「千葉美久蓉」です。


◆瀧野川女子学園での指導歴について教えてください。

千葉先生:私の先生、髙尾先生が瀧野川女子学園で長年指導されていたこともあり、その流れで来ることになりました。それはもう、自然とですね(笑)平成11年(1999年)頃からになります。

広報:20年以上もご指導されているんですね。

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◆指導内容について教えてください。

千葉先生:基本的なことから始めます。どんな曲をお稽古するかも、その時の生徒さんたちの様子を見て決めていますね。みんなで同じ曲をお稽古しています。高箏連の大会にも、出場する時には部員全員で出てきました。

広報:そうなんですね。

千葉先生:曲は、生徒が提案してくれる今時の新しい曲も弾いたりしますけど、私はずっと「古曲」をやってきたので、譜面を起こすのも大変ですね(笑)でも生徒さんたちは、やっぱり新しい曲好きですよね。この間のあかつき祭で披露した「千本桜」や「炎(ほむら)」なんかは、よく見つけてきたなぁ、って思いましたね。(あかつき祭での演奏についてはこちら

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◆今後の箏曲部について

千葉先生:私はずっと「古曲」をやってきたので、やっぱりそれを教えたいですね。「歌物(うたもの)」なんかも、このご時世ではなかなか声も出せませんから難しいことかもしれませんが、できれば伝えたいです。

広報:“歌物”と申しますと、歌いながら……?

千葉先生:そうです。歌を歌いながら、お琴を弾くんです。すごく難しいんですよ。特に山田流はこの歌物が多いですからね。やっぱり本当は(そのお稽古をしたいですね)。

広報:習得するのにどのくらいかかるんでしょうか?

千葉先生:通常の曲のお稽古を1としたら、歌物はその4〜5倍。一曲仕上げるのに1年かかることもあります。私たちが習ってきたような曲も、若い人たちに教えていきたいですね。

広報:お琴の魅力、もっと多くの人に伝わってほしいです。千葉先生、ありがとうございました!


次回はどんな部活の先生が登場するでしょうか? お楽しみに!

【華道部コーチ紹介】

2021/11/22

瀧野川女子学園は「新しいことに思いっきり挑戦できる場所」

ごきげんよう。

11月20日に行われた高校受験生向け「学校説明会&個別相談会」では、
すでに進路が決定している、進学コースの高校3年生・2名が(11月初旬に志望校に合格!
『瀧野川女子学園での生活』と題して自身の学園生活を振り返り、プレゼンテーションをしてくれました。

※学校説明会の内容についてはこちら

二人は進路・進学先についてもお話ししてくれましたので、ぜひ最後までお読みください。

※11月15日現在、最新の2022年度大学合格実績についてはこちらでご紹介しています。


 進学コース・Cさん 

◆瀧野川女子学園での高校生活について

ごきげんよう。
本日は、私の瀧野川女子学園での高校生活についてプレゼンしていきたいと思います。

まず、私にとって「瀧野川女子学園」とは、自分を成長させれる環境を整えてくれる場所だと感じています。瀧野川女子学園ではいろいろな経験ができることから、様々な分野で自分自身を成長させることができます。私は、そんな瀧野川女子学園で「物事に対して臨機応変に対応する力」を身につけることができました。

◆創造性教育について

特に【創造性教育】では、生徒主体で商品の製作から販売まで行うので、楽しかったこと、苦しかったこと、しんどかったこと、全部を体験することができました。

試作品と、試行錯誤を加えた完成品の変化についてもお話してくれました

創造性教育を通して、「計画的に行動する力」や「自分たちで考える力」が発達しました。
さらに、苦戦した時やつまずいた時は、社員全員(クラスメイト)と協力して対応できたことにより、今までにない達成感を味わうこともできました。

Cさんのチーム(会社)「BGI」のIR報告動画

◆受験生のみなさんに伝えたいこと

受験生のみなさんに伝えたいことは、瀧野川女子学園では「自分の好きなことを見つけられる」「自分の好きなことを追求できる」ということです。

今、特に好きなことや夢中になれることが見つかっていなくても、瀧野川女子学園ではいろいろな経験ができるので、きっと自分の好きなことが見つけられると思います。もうすでに夢中になれることがある人は、それをもっともっと伸ばしていけます。それが自分の将来につながっていくとしたら、これからの未来がますます明るくなってきませんか?

以上で、私が過ごした瀧野川女子学園での高校生活についてのプレゼンテーションを終わります。

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 進学コース・Dさん 

◆学校生活について

ごきげんよう。これから、私の学校生活についてご紹介します。
まず、私にとって瀧野川女子学園とは、「新たなことに挑戦できる場所」です。それには2つの理由があります。

◆部活動について

1つ目は部活動です。私は3年間、書道部に所属していました。書道部は、展覧会に向けた作品づくりと、あかつき祭(学園祭)でパフォーマンスを行います。(書道部の活動について、書道部のブログはこちら

私は習い事での書道しか知らず、“パフォーマンス”というものを知りませんでした。瀧野川女子学園に入学してからパフォーマンスを知り、その迫力や、一致団結して取り組む姿に魅力を感じ、「挑戦したい!」と思うようになりました。

実際に行なってみると、周りの部員との実力の差に、悩みを抱えるようになりました。ですが、負けず嫌いな性格のため、必死で練習をし、努力してきました。その甲斐あって、あかつき祭(学園祭)では、観客のみなさまや先生方から「感動した」とお褒めの言葉をいただくことができました。

※書道部のあかつき祭でのパフォーマンスについてはこちら


◆ゼミについて

2つ目は「ゼミ」です。
ゼミでは将来に役立つものや、自分の興味があるものを履修することができます。より専門性の高いことや、大学入試に対応した内容を学ぶことができます。

※カリキュラムについて詳しくはこちら、ゼミの講座についてはこちら

実際、(私が履修していた)保育のゼミでは、子どもの成長や発達に合わせて総合的に学び、年齢に合わせたおもちゃづくりや絵本づくりを学びます。これにより私は、将来の夢である「保育士」について必要な知識を、高校生のうちから身につけることができました。

ゼミにはたくさんの講座があるので、みなさんも興味のあることが学べると思います。楽しみにしていてください。


◆瀧野川女子学園で身につけたこと

瀧野川女子学園で身につけたことは「リーダーシップ(主体性)」です。
私はもともと引っ込み思案な性格で、人前に出ることに苦手意識を持っていました。ですが、この学園で、部活動や委員会活動を通じて人前に立つことが増えていき、そして自主的に行動することもできるようになりました。自信も持てるようになりました。

◆受験生のみなさんに伝えたいこと

入試間近となり、緊張や焦りを感じることが増え、大変な時期だと思います。ですが、受験に向けて蓄えてきた “自分の力” を信じて、頑張ってください。そして、体調には気をつけてください。本番で力を発揮できるように祈っています。

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2人はすでに大学入試を終え、志望校への進学が決定しています。
※総合型選抜や自己推薦入試で11月初旬に合格!

Cさんは「社会福祉について学び、将来は養護教諭として学校に勤務したい」と聖徳大学(心理・福祉学部 社会福祉学科)へ進学。
Dさんは「保育士を目指し」て、東洋大学(ライフデザイン学部 生活支援学科子ども支援学専攻)に進学します。


2人は所属している「進学コース」について、「毎日楽しく生活しています」「好きなことに思いっきり取り組める環境が整っています」と笑顔でお話してくれました。

各コースについて、詳しくは下記をご覧ください。
進学コースについてはこちら
特進コースについてはこちら
特進選抜クラスについてはこちら


また、進路指導についても、
コースに関係なく説明会が開催されたり指導してもらえるので、不安はありませんでした。安心して取り組めました
(志望理由書や面接対策はもちろん)グループディスカッションについても先生からアドバイスをもらいました。おかげで本番では焦らず、自分の意見を話すことができました
と自身の体験をお話ししてくれました。

進路指導について詳しくはこちら


生徒のみなさんがやりたいことを見つけ、それに全力で取り組み、未来を想像(創造)できるような教育を、これからも目指して参ります。